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  <title>紋谷のソコヂカラ</title>
  <updated>2008-07-08T16:37:19+09:00</updated>
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    <title>もんやヶ村の平和…</title>
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      <name>Monya-United</name>
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    <updated>2010-07-14T12:45:00+09:00</updated>
    <published>2010-07-14T13:07:19+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>この村では…男たちは狩りにでかけ　女たちは畑仕事をして留守を守る。村の平和は受け継がれてきた掟と　村人自身による自浄努力でなりたっている。貧しいながらも慎ましく平和な村。そこに悪童が生まれる。　祟り神の差し向けた悪魔の子。成長するとともにしたい放題。　畑を荒らし、人の家に盗みに入り、火をつける。喧嘩をしては村人を脅し、しまいには徒党を組んで、村を自分のものにしようと企む。「ぐふぁぐふぁ！！この村は俺たちのもんじゃ。　金目のモノと女どもを差し出せえ！！」「悪童！オマエという奴は！　　育ててもらった恩を忘れたか！」「恩だと？　　ぐふぁぐふぁ！！そんなものかけらもないわ！　がたがた言うとたたっ切るぞ！」ズバッ！！　～きゃ～あああ　あなた～　オギャぁ　オギャぁ～もう勘弁ならんと村人も黙ってはいない。おらが村を守らんと悪童どもに戦いを挑む。…　さてこの村の平和は　どうなるのか　乞うご期待！！この村でのこんな出来事は　人間の体では毎日起っている。骨髄でつくられる赤血球は、血液中に流れ出て、肺で受け取った酸素を体内に運び　不要となった二酸化炭素を運び出す　生活の基本を司る女たち。他にも、血管壁に傷がついたり出血した時に、傷口をふさぎ止血してくれる娘もいて、これが血小板。かたや男たちは、体内に侵入した細菌や異物（癌細胞）に対抗し病気の進行を抑制する。そして、この血球ファミリーの結束とやる気が　体を悪童から守っている。だから健康な体は、毎日この悪童たちとの戦いに勝利している。もんやヶ村の平和を診ていただいた。場所は原宿竹下通りど真ん中にある原宿クリニック。２週間前に血液と尿を差し出していて、今日はその結果を伺いにきた。まず、驚いたのは僕の血液データが一冊のファイルで、３０ページにもわたり詳細に分析されていることでです。しかも、イラスト図解入り。　アルファベットと数字のデータ報告に慣れている僕にはまことに新鮮で、しかもよく分かる。たとえば　「今回のあなたの赤血球」のページでは　正常～扁平～奇形～いが状など血球の形がイラスト化されていて、もんやの赤血球は「楕円」のところにチェックがされている。大　中　小　とある血球の大きさは　小。染色性（トリパンブルーという染色液に浸す　→　中味がスカスカだと染色できない　→機能を果たしていない　→逆に濃すぎると→これも障害で脳卒中のような症状を起こす）は正色素性　なのだそうで、そういうことが一目で分かる。白血球にもさまざまな種類があることがわかり、自分の白血球はどの型のタイプが多いか、一目瞭然。異型リンパや骨髄球、後骨髄球などはそれ自体がたとえ１％でも存在すると　大変なことらしく幸いにしてなかった。血球のみならず肝臓機能、肝炎ウイルスの検査結果　　腎臓に関する血液検査　脂質の代謝や　もちろん腫瘍マーカーまで、どうしてここまで必要かと言えば　答えは簡単　…　「そもそも、もんやヶ村は悪童に立ち向かう　“基礎能力”があるか？」ここを診てもらっているのであります。血球ファミリーの体力があるか否かはもちろん、　血液の量の調節や解毒、代謝機能まで管轄する　肝臓さま（村の長老）の状態、体内の老廃物をろ過し尿をつくる腎臓さま（おばあたち）の状態　…悪童どもを蹴散らすにはこういう村全体の機能が正常であることが重要なのです。ちなみに、もんやの村の長老は「しわしわ型」だそうで　おばあたちは「くたびれモード」と診断されました。体液のバランスは悪くない→芯は丈夫　　糖尿病などの疑いもなければ　脂質も善玉→　血液もよく巡り、ゴミ捨て能力も高いということも分かり、村としては十分に基礎能力があるということが分かりました。これは以前から疑問でした「癌マーカーは相当に高いのに、　自覚症状がまだ出ていないのは…なぜ？」という疑問にも応えてくれていて、代謝や体力、血球や栄養、肝機能や腎機能など、そもそもの基本的な体の機能が、もんやは強くできている　そうなのです。ありがとう　母さん　なのです。組織学的な悪性度は癌の進行には関係ないということです。よかった。　ここで挫折するようなら　つまり守る価値のない村もしくは、そもそも「悪童に滅ぼされる宿命を持った村」ということにもなりかねない。そして、いよいよ本丸…リンパ球。もんやの免疫機能は、どれくらいの「やる気があるのか？」という話しです。リンパ球と一口にいっても、細胞それぞれの役割はさまざまで、たとえばＢ細胞（抗体兵器）は病原体の侵入を防いだり病原体を破壊する助けをしたりするのですが、その成分をもっと詳しく見れば、「粘膜を感染から防御する局所免疫のＡ君」もいれば、「防衛ラインを補体すＣ４君」なんてのもいて、相対的な彼らの量や質が重要であったり、攻めを司るＴ細胞にしても、「癌を見分ける力を持つ“スーパーＴ”」の数が重要であったり、病原体や不要細胞をバクバク食べるＮＫ（ナチュラルキラー）細胞がどれだけ活性しているかが重要であったり　と　かなり複雑です。結論だけ言うともんやのＮＫ細胞はけっこうある　→　戦う戦力はある　しかし、Ｔリンパ球が少ないため「見分けるチカラ」が弱いのだそうであります。まあ、平たく言えば、中途半端に見分けている　雑！　やる気がない！　…そういうこと。いくら、そもそもの村の機能が健全で　悪童軍団を退治できる村の若い衆も揃っているのに　「悪童が来たぞ！！」「そこにいるぞ！！」という見張りが怠けているかなり平たく言うと　これがもんやの村の実情なのです。…ということで、もんやの村では長老の家で毎晩　話し合いが続きました。「どうすんべ」「見張り役ったって、悪童のやつら、　見た目はオレ達とかわんね…　いつの間にか近くにいるんだわ」「若い衆も　相手が分かんないから疲れてきてるべ」「そうだべそうだべ」「いっそ、誰か助っ人を呼んでみちゃどうだろ」「そいつはいい考えだべ　そうすべそうすべ」ということで、新しい免疫療法を始めることになりました。今回の主目的は　「自分のリンパ球のやる気や能力を活性させるために　他人のリンパ球を注入する」ということです。自身のリンパ球を取り出し、そこに抗体を認識させ、体内に戻すという免疫療法に関しては、以前、お話したと思いますが、今回は、他人のリンパ球に「僕の癌を認識させるマーカーをつけて」体内に入れるというやり方になると思います。順番としては、そもそもそんなに多くないもんやのリンパの数をまず増やす　→　そこでの状態を見て　→　マーカーをつけたあらたなリンパ球を送り込むという段取りです。自身のリンパ球を信用していないわけではないのですが、そもそも、もんやの癌は、僕自身が持つ「抗がん免疫力（監視機能）…　特に癌細胞を殺傷するリンパ球など」に打ち勝ち、ここまで増殖しているわけですから、僕自身になんらかの問題（キラー活性を抑制あるいは妨害する因子）があるとすれば、いったん体内から出し、教育して、また体内に戻しても　まあなんというか、いじめられっこのトラウマは消えないというか、負け犬は負け犬というか　そういうところは否めないわけで　…　であるならば　せめて、よいお手本を身近に置いてみましょうという風にも言えるわけなのです。ただ、思うに　結局は　僕自身が日々つくりだしているリンパ　そのリンパの機能が活性している状態が続かないと　この治療も短期の回復をみました…で終わってしまいます。「勝ったのはおれたちではない…村人だ」と　助っ人にいわせるくらいでないと　意味はないのだと思います。まあ　とりあえず　たのむぞ三船　よろしく志村さん　という感じで　せっぱつまりながらも　他力本願ながらも　おらが村を立て直したい気持ちです。また随時　ご報告させてください。◆◆◆私信潔おにいちゃん　ありがとうございます。　前提条件は悪くないようなので、あとは体内の勝負　気持ちでのエールを送りながら臨みます。経過をみまして落ち着きましたら伺わせてください。　楽しく呑みたいです。　もんや &#13;
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    <content type="text">この村では…男たちは狩りにでかけ　女たちは畑仕事をして留守を守る。村の平和は受け継がれてきた掟と　村人自身による自浄努力でなりたっている。貧しいながらも慎ましく平和な村。そこに悪童が生まれる。　祟り神の差し向けた悪魔の子。成長するとともにしたい放題。　畑を荒らし、人の家に盗みに入り、火をつける。喧嘩をしては村人を脅し、しまいには徒党を組んで、村を自分のものにしようと企む。「ぐふぁぐふぁ！！この村は俺たちのもんじゃ。　金目のモノと女どもを差し出せえ！！」「悪童！オマエという奴は！　　育ててもらった恩を忘れたか！」「恩だと？　　ぐふぁぐふぁ！！そんなものかけらもないわ！　がたがた言うとたたっ切るぞ！」ズバッ！！　～きゃ～あああ　あなた～　オギャぁ　オギャぁ～もう勘弁ならんと村人も黙ってはいない。おらが村を守らんと悪童どもに戦いを挑む。…　さてこの村の平和は　どうなるのか　乞うご期待！！この村でのこんな出来事は　人間の体では毎日起っている。骨髄でつくられる赤血球は、血液中に流れ出て、肺で受け取った酸素を体内に運び　不要となった二酸化炭素を運び出す　生活の基本を司る女たち。他にも、血管壁に傷がついたり出血した時に、傷口をふさぎ止血してくれる娘もいて、これが血小板。かたや男たちは、体内に侵入した細菌や異物（癌細胞）に対抗し病気の進行を抑制する。そして、この血球ファミリーの結束とやる気が　体を悪童から守っている。だから健康な体は、毎日この悪童たちとの戦いに勝利している。もんやヶ村の平和を診ていただいた。場所は原宿竹下通りど真ん中にある原宿クリニック。２週間前に血液と尿を差し出していて、今日はその結果を伺いにきた。まず、驚いたのは僕の血液データが一冊のファイルで、３０ページにもわたり詳細に分析されていることでです。しかも、イラスト図解入り。　アルファベットと数字のデータ報告に慣れている僕にはまことに新鮮で、しかもよく分かる。たとえば　「今回のあなたの赤血球」のページでは　正常～扁平～奇形～いが状など血球の形がイラスト化されていて、もんやの赤血球は「楕円」のところにチェックがされている。大　中　小　とある血球の大きさは　小。染色性（トリパンブルーという染色液に浸す　→　中味がスカスカだと染色できない　→機能を果たしていない　→逆に濃すぎると→これも障害で脳卒中のような症状を起こす）は正色素性　なのだそうで、そういうことが一目で分かる。白血球にもさまざまな種類があることがわかり、自分の白血球はどの型のタイプが多いか、一目瞭然。異型リンパや骨髄球、後骨髄球などはそれ自体がたとえ１％でも存在すると　大変なことらしく幸いにしてなかった。血球のみならず肝臓機能、肝炎ウイルスの検査結果　　腎臓に関する血液検査　脂質の代謝や　もちろん腫瘍マーカーまで、どうしてここまで必要かと言えば　答えは簡単　…　「そもそも、もんやヶ村は悪童に立ち向かう　“基礎能力”があるか？」ここを診てもらっているのであります。血球ファミリーの体力があるか否かはもちろん、　血液の量の調節や解毒、代謝機能まで管轄する　肝臓さま（村の長老）の状態、体内の老廃物をろ過し尿をつくる腎臓さま（おばあたち）の状態　…悪童どもを蹴散らすにはこういう村全体の機能が正常であることが重要なのです。ちなみに、もんやの村の長老は「しわしわ型」だそうで　おばあたちは「くたびれモード」と診断されました。体液のバランスは悪くない→芯は丈夫　　糖尿病などの疑いもなければ　脂質も善玉→　血液もよく巡り、ゴミ捨て能力も高いということも分かり、村としては十分に基礎能力があるということが分かりました。これは以前から疑問でした「癌マーカーは相当に高いのに、　自覚症状がまだ出ていないのは…なぜ？」という疑問にも応えてくれていて、代謝や体力、血球や栄養、肝機能や腎機能など、そもそもの基本的な体の機能が、もんやは強くできている　そうなのです。ありがとう　母さん　なのです。組織学的な悪性度は癌の進行には関係ないということです。よかった。　ここで挫折するようなら　つまり守る価値のない村もしくは、そもそも「悪童に滅ぼされる宿命を持った村」ということにもなりかねない。そして、いよいよ本丸…リンパ球。もんやの免疫機能は、どれくらいの「やる気があるのか？」という話しです。リンパ球と一口にいっても、細胞それぞれの役割はさまざまで、たとえばＢ細胞（抗体兵器）は病原体の侵入を防いだり病原体を破壊する助けをしたりするのですが、その成分をもっと詳しく見れば、「粘膜を感染から防御する局所免疫のＡ君」もいれば、「防衛ラインを補体すＣ４君」なんてのもいて、相対的な彼らの量や質が重要であったり、攻めを司るＴ細胞にしても、「癌を見分ける力を持つ“スーパーＴ”」の数が重要であったり、病原体や不要細胞をバクバク食べるＮＫ（ナチュラルキラー）細胞がどれだけ活性しているかが重要であったり　と　かなり複雑です。結論だけ言うともんやのＮＫ細胞はけっこうある　→　戦う戦力はある　しかし、Ｔリンパ球が少ないため「見分けるチカラ」が弱いのだそうであります。まあ、平たく言えば、中途半端に見分けている　雑！　やる気がない！　…そういうこと。いくら、そもそもの村の機能が健全で　悪童軍団を退治できる村の若い衆も揃っているのに　「悪童が来たぞ！！」「そこにいるぞ！！」という見張りが怠けているかなり平たく言うと　これがもんやの村の実情なのです。…ということで、もんやの村では長老の家で毎晩　話し合いが続きました。「どうすんべ」「見張り役ったって、悪童のやつら、　見た目はオレ達とかわんね…　いつの間にか近くにいるんだわ」「若い衆も　相手が分かんないから疲れてきてるべ」「そうだべそうだべ」「いっそ、誰か助っ人を呼んでみちゃどうだろ」「そいつはいい考えだべ　そうすべそうすべ」ということで、新しい免疫療法を始めることになりました。今回の主目的は　「自分のリンパ球のやる気や能力を活性させるために　他人のリンパ球を注入する」ということです。自身のリンパ球を取り出し、そこに抗体を認識させ、体内に戻すという免疫療法に関しては、以前、お話したと思いますが、今回は、他人のリンパ球に「僕の癌を認識させるマーカーをつけて」体内に入れるというやり方になると思います。順番としては、そもそもそんなに多くないもんやのリンパの数をまず増やす　→　そこでの状態を見て　→　マーカーをつけたあらたなリンパ球を送り込むという段取りです。自身のリンパ球を信用していないわけではないのですが、そもそも、もんやの癌は、僕自身が持つ「抗がん免疫力（監視機能）…　特に癌細胞を殺傷するリンパ球など」に打ち勝ち、ここまで増殖しているわけですから、僕自身になんらかの問題（キラー活性を抑制あるいは妨害する因子）があるとすれば、いったん体内から出し、教育して、また体内に戻しても　まあなんというか、いじめられっこのトラウマは消えないというか、負け犬は負け犬というか　そういうところは否めないわけで　…　であるならば　せめて、よいお手本を身近に置いてみましょうという風にも言えるわけなのです。ただ、思うに　結局は　僕自身が日々つくりだしているリンパ　そのリンパの機能が活性している状態が続かないと　この治療も短期の回復をみました…で終わってしまいます。「勝ったのはおれたちではない…村人だ」と　助っ人にいわせるくらいでないと　意味はないのだと思います。まあ　とりあえず　たのむぞ三船　よろしく志村さん　という感じで　せっぱつまりながらも　他力本願ながらも　おらが村を立て直したい気持ちです。また随時　ご報告させてください。◆◆◆私信潔おにいちゃん　ありがとうございます。　前提条件は悪くないようなので、あとは体内の勝負　気持ちでのエールを送りながら臨みます。経過をみまして落ち着きましたら伺わせてください。　楽しく呑みたいです。　もんや &#13;
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/115</id>
    <title>ご報告を　ふたつ</title>
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      <name>Monya-United</name>
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    <updated>2010-06-29T01:05:00+09:00</updated>
    <published>2010-06-29T01:13:56+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>まず、検査結果のご報告です。今回、主治医と確認したいと思っていたことは以下の３点①昨年１年間でAFP値（腫瘍マーカー）200→1200まで上昇、その後、年末の治療で6000まで下がった（…しか下がらなかったが適切か）　昨年の上昇の度合いからみると　半年で、2,30000 くらいにはなっていると思われるが、僕自身が感じる症状に大きなものはみられない。なぜか？　肺の腫瘍の進行度合いもあわせて、そのあたりの因果関係を伺いたい。②抗がん剤に関して　同様にＮＩ（先進治療）を投与する手にこだわらず、　思い切ってはじめのクスリに戻してみるという選択はないのか？明確なロジックはないが、そけい部の腫瘍に変化がないのは　やはり悪玉（癌マーカーの数値をあげるもと）は肺の腫瘍と思われる、そちらに効くということを考えれば　薬を戻すという選択も有効なのでは？③「同種免疫療法（ミニ移植）」」という考えの　免疫療法を聴いた、エビデンスも出てきているらしい　このあたりの情報はご存じか？→主治医のお応え①　ただいま現在のAFP値　１，５０００　肺の腫瘍は3→4cm　新たにもうひとつ小さいものが増えた確かに　AFP値は高くなっているものの　腫瘍は肺全体からみればまだ小さい、今の段階で体の異常を感じるほどではないのだと思われる。数値にリンクして大きくなるとはいえ、そのリンクの度合いはさまざま、　少しの腫瘍で大きく悪さをするものもあれば、そうでないものもある、今後はなんともいえないが、現段階では症状を引き起こすことに直接関係していないということに思う。②　なんともいえない。もんやさんの場合は、もう現状の医学では「未知の領域」まで来ていますから、なににしろ絶対はない。③　知らない。チャレンジしてみるのはよいことなのでは。このような感じでした。病気の進行は、ある意味予想の範囲で、それに対する対処方法は　僕が決めるしかない。　ということです。③に関しては　専門の先生にお話を聴けることになり、さっそく行ってまいります。その上で新しい免疫療法が受けられるようならトライしてみるつもりです。その後、抗がん剤（どのクスリにするかは未定です）を投与しようかと思っています。ということで、相変わらず、よい話をお聞かせできずにすいません。　主治医をして未知の領域…でどう抗うか　考えながら進みます。もうひとつご報告2008年　前年からの治療を経て、いったん完治したものの、またもや再発した病気と闘う　もんやを「応援」という形で　このサイトを立ち上げていただきました。その後の治療が先進医療の領域になること併せて「免疫療法」を受けるという選択を　ご理解いただき、そこへの資金の援助を募らせていただくという　主旨でありました。　まことに身勝手なお願いにも関わらず　半年間で３００万円に近いご支援を頂戴し、１年間の治療に役立たせていただくことができました。　ほんとうにありがとうございました。　その半年は、実際無収入でありましたので、皆様のご支援なくしては、満足な治療は望むことができず　いまこうして生きているのもみなさんのおかげと心から思っています。　ありがとうございました。僕自身、治療を受けながら　感じていたことは　「元気でいることをブログを通じてメッセージする」なにより「完治を勝ち得て、早くご報告したい」ここだけでした。　やはり、ご支援いただいた気持ちに応えるのは　「治りました」このひとこと　そして復活し恩返しすること　と信じていました。しかし、現状はさきほど書きましたように　完治するでもなく　すぐ死ぬわけでもなく　…　誤解を恐れずに言えば、中途半端な期間が続いています。その都度の、検査結果に一喜一憂しながら　気がつけば　２０１０年夏です。治療自体も「完治」から「延命」にシフトし、続けて抗がん剤を投与するという方法ではなくなり、体内に入れたクスリの効果が切れれば、日常生活も順調に出来るようになり、仕事もポツポツと始めることができ、みなさんに会う機会も格段に増えています。そうした状況にも関わらず　相変わらずサイト上で「ご支援募ります」という文言が記されているのは　おかしいことです。これまた、誤解を恐れずに言うなら　この文言がある以上、みなさんと本音で語れない自分がいます。「　あんたは病人なんだから　」と　見られることはよいのです　その上でご心配いただくことも、うれしい話、でも、日常生活を普通に行い　仕事も出来ているのに　このご支援の文言は　おかしい。なんだか、いつまでも甘えているようでもあり、現実と乖離してもいます。とっとと　元気印を打ち出したいのに　「治ってないので　報告もできない」　このねじれをこの際に直したい。お礼をのべさせていただいた上で　外させていただきたいと思い　あえてご報告する次第です。サイト上、発起人のみなさまの直接のメッセージの中にも　「ご支援をお願いする」文言がございますが、こちらは、その気持を僕が忘れないという意味で、原文ママ　残させていただきます　ご容赦ください。　本来は、こういう話は　僕本人の口からではなく　事務局発信の事柄なのでしょうが、　「僕個人に対するご支援」へのお礼とご報告ですから僕自身で言うことにします。　なにを大げさな…と思われる方もいらっしゃると思いますが、ひとつのけじめとして　ご容赦ください。また、このご報告がいまさらになりましたのは、特に他意はなく　もんやの怠慢です。重ねてごめんなさい。「ご支援ありがとうございました」　この気持ちは　これからもずっと持っています。…こんな風に書きますと　「もんやは生きることを諦めたのか？」と思われてしまう…僅かに、そんな誤解を受ける気もしますので、そうではないということを最後に。サイトが立ち上がり　現在までの過程で　支援していただいた友人がふたり　ひとりは病気で　もうひとりは交通事故で　他界しました。交通事故で亡くなったのは、僕の古い友人の息子さん　まだ中学生です。　２年前に会ったときに、「もんやのおじちゃん　はい　がんばって」と五百円玉　一枚　手渡されました。また、お父様　お母様を亡くされた方もいらっしゃいます。　ご本人が「癌を告知された」という方も僕が知る限りでおふたりいらっしゃいます。聞き及んでいるだけで、これだけですから、実際はもっといろいろな事件が…僕が中途半端に生きている最中に　ご支援いただいた方の身の上に　いろいろなことが起っているのだと思いますそういう風に思いをはせますと　自分自身に「甘えてるんじゃない！」　と更に活をいれなければと思うのです。別に、実際、甘えているわけでもないのですが…　どちらかと言えば　「もんやは　もう元気」としてしまおう　です。背中にのぼりをたて、そののぼりには「もんや　よろず相談　受付けます　なんでもご用命を」と　ご支援いただいた全員に、押し売りしたい気分なのです。だから　生きることを諦めているわけではありません。　ある人に言われました　「人生　ななめに　まっすぐ　生きるのだ」　病気のせいでの中途半端は、ある意味幸せなこと、よいではないか　中途半端の中にしか　感じられないことも多いと思っています。</summary>
    <content type="text">まず、検査結果のご報告です。今回、主治医と確認したいと思っていたことは以下の３点①昨年１年間でAFP値（腫瘍マーカー）200→1200まで上昇、その後、年末の治療で6000まで下がった（…しか下がらなかったが適切か）　昨年の上昇の度合いからみると　半年で、2,30000 くらいにはなっていると思われるが、僕自身が感じる症状に大きなものはみられない。なぜか？　肺の腫瘍の進行度合いもあわせて、そのあたりの因果関係を伺いたい。②抗がん剤に関して　同様にＮＩ（先進治療）を投与する手にこだわらず、　思い切ってはじめのクスリに戻してみるという選択はないのか？明確なロジックはないが、そけい部の腫瘍に変化がないのは　やはり悪玉（癌マーカーの数値をあげるもと）は肺の腫瘍と思われる、そちらに効くということを考えれば　薬を戻すという選択も有効なのでは？③「同種免疫療法（ミニ移植）」」という考えの　免疫療法を聴いた、エビデンスも出てきているらしい　このあたりの情報はご存じか？→主治医のお応え①　ただいま現在のAFP値　１，５０００　肺の腫瘍は3→4cm　新たにもうひとつ小さいものが増えた確かに　AFP値は高くなっているものの　腫瘍は肺全体からみればまだ小さい、今の段階で体の異常を感じるほどではないのだと思われる。数値にリンクして大きくなるとはいえ、そのリンクの度合いはさまざま、　少しの腫瘍で大きく悪さをするものもあれば、そうでないものもある、今後はなんともいえないが、現段階では症状を引き起こすことに直接関係していないということに思う。②　なんともいえない。もんやさんの場合は、もう現状の医学では「未知の領域」まで来ていますから、なににしろ絶対はない。③　知らない。チャレンジしてみるのはよいことなのでは。このような感じでした。病気の進行は、ある意味予想の範囲で、それに対する対処方法は　僕が決めるしかない。　ということです。③に関しては　専門の先生にお話を聴けることになり、さっそく行ってまいります。その上で新しい免疫療法が受けられるようならトライしてみるつもりです。その後、抗がん剤（どのクスリにするかは未定です）を投与しようかと思っています。ということで、相変わらず、よい話をお聞かせできずにすいません。　主治医をして未知の領域…でどう抗うか　考えながら進みます。もうひとつご報告2008年　前年からの治療を経て、いったん完治したものの、またもや再発した病気と闘う　もんやを「応援」という形で　このサイトを立ち上げていただきました。その後の治療が先進医療の領域になること併せて「免疫療法」を受けるという選択を　ご理解いただき、そこへの資金の援助を募らせていただくという　主旨でありました。　まことに身勝手なお願いにも関わらず　半年間で３００万円に近いご支援を頂戴し、１年間の治療に役立たせていただくことができました。　ほんとうにありがとうございました。　その半年は、実際無収入でありましたので、皆様のご支援なくしては、満足な治療は望むことができず　いまこうして生きているのもみなさんのおかげと心から思っています。　ありがとうございました。僕自身、治療を受けながら　感じていたことは　「元気でいることをブログを通じてメッセージする」なにより「完治を勝ち得て、早くご報告したい」ここだけでした。　やはり、ご支援いただいた気持ちに応えるのは　「治りました」このひとこと　そして復活し恩返しすること　と信じていました。しかし、現状はさきほど書きましたように　完治するでもなく　すぐ死ぬわけでもなく　…　誤解を恐れずに言えば、中途半端な期間が続いています。その都度の、検査結果に一喜一憂しながら　気がつけば　２０１０年夏です。治療自体も「完治」から「延命」にシフトし、続けて抗がん剤を投与するという方法ではなくなり、体内に入れたクスリの効果が切れれば、日常生活も順調に出来るようになり、仕事もポツポツと始めることができ、みなさんに会う機会も格段に増えています。そうした状況にも関わらず　相変わらずサイト上で「ご支援募ります」という文言が記されているのは　おかしいことです。これまた、誤解を恐れずに言うなら　この文言がある以上、みなさんと本音で語れない自分がいます。「　あんたは病人なんだから　」と　見られることはよいのです　その上でご心配いただくことも、うれしい話、でも、日常生活を普通に行い　仕事も出来ているのに　このご支援の文言は　おかしい。なんだか、いつまでも甘えているようでもあり、現実と乖離してもいます。とっとと　元気印を打ち出したいのに　「治ってないので　報告もできない」　このねじれをこの際に直したい。お礼をのべさせていただいた上で　外させていただきたいと思い　あえてご報告する次第です。サイト上、発起人のみなさまの直接のメッセージの中にも　「ご支援をお願いする」文言がございますが、こちらは、その気持を僕が忘れないという意味で、原文ママ　残させていただきます　ご容赦ください。　本来は、こういう話は　僕本人の口からではなく　事務局発信の事柄なのでしょうが、　「僕個人に対するご支援」へのお礼とご報告ですから僕自身で言うことにします。　なにを大げさな…と思われる方もいらっしゃると思いますが、ひとつのけじめとして　ご容赦ください。また、このご報告がいまさらになりましたのは、特に他意はなく　もんやの怠慢です。重ねてごめんなさい。「ご支援ありがとうございました」　この気持ちは　これからもずっと持っています。…こんな風に書きますと　「もんやは生きることを諦めたのか？」と思われてしまう…僅かに、そんな誤解を受ける気もしますので、そうではないということを最後に。サイトが立ち上がり　現在までの過程で　支援していただいた友人がふたり　ひとりは病気で　もうひとりは交通事故で　他界しました。交通事故で亡くなったのは、僕の古い友人の息子さん　まだ中学生です。　２年前に会ったときに、「もんやのおじちゃん　はい　がんばって」と五百円玉　一枚　手渡されました。また、お父様　お母様を亡くされた方もいらっしゃいます。　ご本人が「癌を告知された」という方も僕が知る限りでおふたりいらっしゃいます。聞き及んでいるだけで、これだけですから、実際はもっといろいろな事件が…僕が中途半端に生きている最中に　ご支援いただいた方の身の上に　いろいろなことが起っているのだと思いますそういう風に思いをはせますと　自分自身に「甘えてるんじゃない！」　と更に活をいれなければと思うのです。別に、実際、甘えているわけでもないのですが…　どちらかと言えば　「もんやは　もう元気」としてしまおう　です。背中にのぼりをたて、そののぼりには「もんや　よろず相談　受付けます　なんでもご用命を」と　ご支援いただいた全員に、押し売りしたい気分なのです。だから　生きることを諦めているわけではありません。　ある人に言われました　「人生　ななめに　まっすぐ　生きるのだ」　病気のせいでの中途半端は、ある意味幸せなこと、よいではないか　中途半端の中にしか　感じられないことも多いと思っています。</content>
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/114</id>
    <title>包丁　お研ぎします</title>
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      <name>Monya-United</name>
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    <updated>2010-06-13T11:18:00+09:00</updated>
    <published>2010-06-13T11:32:55+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>ある日、ポストに１枚の紙が入っていた…包丁　お研ぎします移動営業スタイルらしく、明日の土曜日にうちの目の前の公園の脇に一日中　停まっているようだ。では、と早速、翌日行ってみた。ちなみに、僕は包丁は、ぺティーナイフ１本ですべてを賄う男であります。銀座のお店でも　愛用のぺティーちゃん１本しか使っていなかった。オープンの際に　ヨーロッパのどこかのメーカーの　たいそうな包丁セットを頂いたが、触りもしなかった。魚をさばくのも　肉を切るのも　野菜の皮も剥くのも、ぺティーちゃん。そうなると、いちいち洗ったりすのが面倒では…と思われそうですが、それでも、コンパクトなぺティーちゃん、なんのことはなしです。なにより、小さいということは使い勝手がよいということで、大は小を…ではなくこと包丁に限れば絶対に小が大に勝ります。　お試しあれ。そうして、ぺティーちゃんを始終酷使しているので、当然、切れ味は落ちる。たまに電動の包丁研ぎ機で磨いていた。お店を閉じ、家でのつつましやかな料理の際も、持ち帰ったぺティーちゃんしか使っていない。しかし、使う頻度や量もさることながら、自分への料理に、いちいち切れ味を気にしないので、もう３年くらい、研ぐこともなかった。よし、これはよい機会だ。移動式のバンには、電動の研ぎマシンが３台設置してあり、モノによってマシンを変えているようである。いかにも、包丁をうまく研いでくれそうな、人のよさそうなおっさん。「案内の紙が入っていたので…」というと、「はい。こういうスタイルが効率がよいんで」という。　前日に撒いて、翌日、営業。間を置かないというところも狙いなのだろう。聞くと、1日３０本くらい磨くそうである。ちなみに僕のぺティーちゃんは　５００円也　出刃や刺身包丁で１０００円ていどの単価です。◆◆◆１時間で出来るというので、待つ間　このブログを書いている。◆◆◆僕の住んでいる住宅街には、季節ごとにいろいろな行商（行商は古いですね　販売車ですか）がやってくる。冬は灯油の販売車。　去年までは２社が競合している様子でしたが、今年からもう１社新規に参入してきた。古株をAB、新規をCとしよう。Aが面白いことをはじめた、灯油を入れるポリをレンタルするのだ、タダで。寒い日などは特にですが、手持ちのポリでは心もとないそんな気分になることがあり、そんな時に、「もうひとつ入れておきますか？…ポリは無料でお貸ししますよ」　という。そうしてそのポリには大きなシールが貼ってある。　A社のロゴのシールだ。ここがミソでありまして、A社のシールを張ったポリをBC社の販売車に差し出すことは、はばかられ…必然、シールの貼ってないポリと併せて、A社の販売車を待つことになるのだが、灯油がなくなりそうであれば、いちいち待っていられないのも事実で、そこを見越して、新規C社は、Ａ社の巡回の時間の前にやってくる作戦に出た。A社のシールが張ったポリが家の前に並んでいるのを、見つけては、根こそぎさらってゆくのであります。　もう他社のシールが貼ってあろうがお構いなしに。これに気付いたA社の販売員（なかなか愛想のよいアンちゃん）は、「くそー仁義もヘッタくれもないなあ！！」と嘆いていた。「ポリの色をなんというか もっとサイケにしてみれば　」と提案してみた。そんなこと言う前に　僕も仁義を守りA社の販売車だけを待てばよいのだろうが、残念ながら寒さは仁義に勝るのであります。「レインボーカラーとかさ、C社もさ、  本音では、こ狡いことしているなあ…  て良心の呵責があるんだと思うよ。  そこに訴えるんだよ   あまりあからさまに、A社専用とかアピールするもの品がないじゃん。   …でも、ポリがさ、どこにもないレインボーカラーならさ。   灯油いれながら…考えると思うよ。   あっ…オレい狡い奴だ…て。」「…なるほど　かえって社長と相談してみます」さて、今年の冬にはどうなっているか？　楽しみであります。ほかにもこの季節には　さお竹屋や来たり、年中うろうろ（失礼）しているのが　廃品回収者　ほかに　パン屋さんやお豆腐屋さん、新鮮野菜の販売車もときたまやってくる。銀座に通っていたころは、氷屋さんや魚屋さんなんて販売車がいつも決まった時間に決まったところに停まっていた。７、８丁目あたりの風物といえば、お餅の焼いた匂いと風鈴の音ですね。呑んだ後、あの醤油の焦げた匂いはいけない。なんともそそられるタイミングで刺激がやってくる。おもわず立ち止まり　買おうかどうしようか　立ち止ませる。　匂いというものはすごい。風鈴と言えば、“季”は、夏の梅雨のあとの夕方が…定刻でありましょう。少し遅くなり、夜のネオンにキラキラとした風鈴というのも風情があるなあ…というのは銀座で知った。僕は銀座の風鈴売りのおじさんとは顔見知りで、浅草のなに屋さんから仕入れてるだの、もうこの道３０年だの、風鈴の種類と音の違い　よい音色の風鈴の見分け方なんてことを　なんとなく聞いていた。そう思って聴き比べると　たしかに違って聞こえるから大したものだ。そうやって、家に持ち帰って　ベランダに吊るしてみたりすると、なんだかぜんぜん風情のない音だったりするのが不思議だ。これはたとえばバリの風鈴。竹とココナッツでできた優しい音のする…あれです。これも、ただいま現在　脇のベランダで　カラコロカラコロ鳴っているのですが、どうもバリの風情とは程遠い。はっきり言って、ただうるさいだけであります。温泉宿の朝飯　お味噌汁があまりに美味しいので「この味噌はどこで買えるのですが？」と聞くと「売店にありますよ」となり、買って帰って　自宅でつくると美味くない…そういうことと同じなのでしょう。音と言えば　僕はよい声の持ち主がうらやましい。ほんと、声の良い人はそれだけで３割は得をしていると思う。仕事でもプライベートでも　良い声の持ち主はそれだけで魅力が増す。同じ企画書でも　声の良い人にプレゼンされると　なんだかよい企画に思えてくる。友人のコピーライターＡさんは、まことに渋くよい声の持ち主。彼が、飲み屋のカウンターで友人と呑んでいたら　近くの女性に声をかけられ　そんな縁で結婚された。後日、奥さんに聞くと「喋っている声があまりに素敵で、   わたしの方から声をかけたんです」　と言っていた。うらやましい。女性もよい声の持ち主は、男のほうから寄ってくる。多少の性格やみてくれなどは　そのうち慣れたり飽きたりするものだが、声は衰えない。僕のように単純な男は特に声に弱い。ごくたまに…ああ！…その声はやばいと思わせる女性がいるので、注意して生きなければならないと思う。◆◆　１時間たちました　◆◆◆女性の声について　…もう少し　念入りに　しつこく書いてみたいのですが…　時間切れです。「出来てますよ」…と、人のよさそうなおじさんぺティーちゃんが復活しました。こうなると、無性に…なにかを切ってみたくなる。よし、ダイエーに行こう。※季節のせいで、ほんわかな話題が続きました。もうすぐ「恐怖の検査」がありますので、次回はCTと血液検査の結果、併せて主治医との話しをご報告させてください。　梅雨に入ります　ご自愛を。</summary>
    <content type="text">ある日、ポストに１枚の紙が入っていた…包丁　お研ぎします移動営業スタイルらしく、明日の土曜日にうちの目の前の公園の脇に一日中　停まっているようだ。では、と早速、翌日行ってみた。ちなみに、僕は包丁は、ぺティーナイフ１本ですべてを賄う男であります。銀座のお店でも　愛用のぺティーちゃん１本しか使っていなかった。オープンの際に　ヨーロッパのどこかのメーカーの　たいそうな包丁セットを頂いたが、触りもしなかった。魚をさばくのも　肉を切るのも　野菜の皮も剥くのも、ぺティーちゃん。そうなると、いちいち洗ったりすのが面倒では…と思われそうですが、それでも、コンパクトなぺティーちゃん、なんのことはなしです。なにより、小さいということは使い勝手がよいということで、大は小を…ではなくこと包丁に限れば絶対に小が大に勝ります。　お試しあれ。そうして、ぺティーちゃんを始終酷使しているので、当然、切れ味は落ちる。たまに電動の包丁研ぎ機で磨いていた。お店を閉じ、家でのつつましやかな料理の際も、持ち帰ったぺティーちゃんしか使っていない。しかし、使う頻度や量もさることながら、自分への料理に、いちいち切れ味を気にしないので、もう３年くらい、研ぐこともなかった。よし、これはよい機会だ。移動式のバンには、電動の研ぎマシンが３台設置してあり、モノによってマシンを変えているようである。いかにも、包丁をうまく研いでくれそうな、人のよさそうなおっさん。「案内の紙が入っていたので…」というと、「はい。こういうスタイルが効率がよいんで」という。　前日に撒いて、翌日、営業。間を置かないというところも狙いなのだろう。聞くと、1日３０本くらい磨くそうである。ちなみに僕のぺティーちゃんは　５００円也　出刃や刺身包丁で１０００円ていどの単価です。◆◆◆１時間で出来るというので、待つ間　このブログを書いている。◆◆◆僕の住んでいる住宅街には、季節ごとにいろいろな行商（行商は古いですね　販売車ですか）がやってくる。冬は灯油の販売車。　去年までは２社が競合している様子でしたが、今年からもう１社新規に参入してきた。古株をAB、新規をCとしよう。Aが面白いことをはじめた、灯油を入れるポリをレンタルするのだ、タダで。寒い日などは特にですが、手持ちのポリでは心もとないそんな気分になることがあり、そんな時に、「もうひとつ入れておきますか？…ポリは無料でお貸ししますよ」　という。そうしてそのポリには大きなシールが貼ってある。　A社のロゴのシールだ。ここがミソでありまして、A社のシールを張ったポリをBC社の販売車に差し出すことは、はばかられ…必然、シールの貼ってないポリと併せて、A社の販売車を待つことになるのだが、灯油がなくなりそうであれば、いちいち待っていられないのも事実で、そこを見越して、新規C社は、Ａ社の巡回の時間の前にやってくる作戦に出た。A社のシールが張ったポリが家の前に並んでいるのを、見つけては、根こそぎさらってゆくのであります。　もう他社のシールが貼ってあろうがお構いなしに。これに気付いたA社の販売員（なかなか愛想のよいアンちゃん）は、「くそー仁義もヘッタくれもないなあ！！」と嘆いていた。「ポリの色をなんというか もっとサイケにしてみれば　」と提案してみた。そんなこと言う前に　僕も仁義を守りA社の販売車だけを待てばよいのだろうが、残念ながら寒さは仁義に勝るのであります。「レインボーカラーとかさ、C社もさ、  本音では、こ狡いことしているなあ…  て良心の呵責があるんだと思うよ。  そこに訴えるんだよ   あまりあからさまに、A社専用とかアピールするもの品がないじゃん。   …でも、ポリがさ、どこにもないレインボーカラーならさ。   灯油いれながら…考えると思うよ。   あっ…オレい狡い奴だ…て。」「…なるほど　かえって社長と相談してみます」さて、今年の冬にはどうなっているか？　楽しみであります。ほかにもこの季節には　さお竹屋や来たり、年中うろうろ（失礼）しているのが　廃品回収者　ほかに　パン屋さんやお豆腐屋さん、新鮮野菜の販売車もときたまやってくる。銀座に通っていたころは、氷屋さんや魚屋さんなんて販売車がいつも決まった時間に決まったところに停まっていた。７、８丁目あたりの風物といえば、お餅の焼いた匂いと風鈴の音ですね。呑んだ後、あの醤油の焦げた匂いはいけない。なんともそそられるタイミングで刺激がやってくる。おもわず立ち止まり　買おうかどうしようか　立ち止ませる。　匂いというものはすごい。風鈴と言えば、“季”は、夏の梅雨のあとの夕方が…定刻でありましょう。少し遅くなり、夜のネオンにキラキラとした風鈴というのも風情があるなあ…というのは銀座で知った。僕は銀座の風鈴売りのおじさんとは顔見知りで、浅草のなに屋さんから仕入れてるだの、もうこの道３０年だの、風鈴の種類と音の違い　よい音色の風鈴の見分け方なんてことを　なんとなく聞いていた。そう思って聴き比べると　たしかに違って聞こえるから大したものだ。そうやって、家に持ち帰って　ベランダに吊るしてみたりすると、なんだかぜんぜん風情のない音だったりするのが不思議だ。これはたとえばバリの風鈴。竹とココナッツでできた優しい音のする…あれです。これも、ただいま現在　脇のベランダで　カラコロカラコロ鳴っているのですが、どうもバリの風情とは程遠い。はっきり言って、ただうるさいだけであります。温泉宿の朝飯　お味噌汁があまりに美味しいので「この味噌はどこで買えるのですが？」と聞くと「売店にありますよ」となり、買って帰って　自宅でつくると美味くない…そういうことと同じなのでしょう。音と言えば　僕はよい声の持ち主がうらやましい。ほんと、声の良い人はそれだけで３割は得をしていると思う。仕事でもプライベートでも　良い声の持ち主はそれだけで魅力が増す。同じ企画書でも　声の良い人にプレゼンされると　なんだかよい企画に思えてくる。友人のコピーライターＡさんは、まことに渋くよい声の持ち主。彼が、飲み屋のカウンターで友人と呑んでいたら　近くの女性に声をかけられ　そんな縁で結婚された。後日、奥さんに聞くと「喋っている声があまりに素敵で、   わたしの方から声をかけたんです」　と言っていた。うらやましい。女性もよい声の持ち主は、男のほうから寄ってくる。多少の性格やみてくれなどは　そのうち慣れたり飽きたりするものだが、声は衰えない。僕のように単純な男は特に声に弱い。ごくたまに…ああ！…その声はやばいと思わせる女性がいるので、注意して生きなければならないと思う。◆◆　１時間たちました　◆◆◆女性の声について　…もう少し　念入りに　しつこく書いてみたいのですが…　時間切れです。「出来てますよ」…と、人のよさそうなおじさんぺティーちゃんが復活しました。こうなると、無性に…なにかを切ってみたくなる。よし、ダイエーに行こう。※季節のせいで、ほんわかな話題が続きました。もうすぐ「恐怖の検査」がありますので、次回はCTと血液検査の結果、併せて主治医との話しをご報告させてください。　梅雨に入ります　ご自愛を。</content>
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/113</id>
    <title>天気の良い日は、銭湯に行くのだ</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=113"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-06-05T01:11:00+09:00</updated>
    <published>2010-06-05T01:34:15+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>自宅の小さな風呂にばかり浸かっていると、人間がせせこましくなってくる。通勤でせせこましく、職場でせせこましく、女房とも…せせこましい月曜日の会議室はせせこましく、金曜日のメールの内容もせせこましい…たまに早く帰れば　子供との会話はせせこましく、テレビのニュースやコマーシャルもせせこましいことこの上ない。ついでに言うと、サッカーＷ杯　日本代表のＦＷの動きはせせこましく、参院選に向けた　政治家の権謀術数とそれを揶揄する、みのもんたも、せせこましい。普通に生きていても、なんだか、知らないうちにまとわりついてくる、こういう世の中の“せせこましさ”を洗い流したいそういう人は、銭湯に行くのであります。「下町じゃないんだから…ウチの近所には銭湯ないんだよね」そういう人は、電車に乗って　車に乗って　自転車にまたがり…それでも行くのです　銭湯に。探せばあります。　「天然温泉　極楽湯　噂の岩盤浴とアロママッサージ　7つのお湯があなたを癒します！　  湯あがりは　お休み処　極楽へ！　冷えたビールと海山の幸があなたを極楽にいざないます」こういう所ではダメです。結局、せせこましくなってしまう。「おい！　たまには銭湯でも行くか？」「えっ！？　子供たちは…？」「ほっとけ　留守番させときゃいいんだよ」「…でも、明日のお弁当の準備が…」「うるさい！　行くぞ！」こういう男にあなたはなりたい？　ワタシはなりたい。そして、別れるのです　…番台で　そう　しばしのお別れ…チラッ「…じゃあな　…外で待ってるからな」「…はい」…たいがいにして　絶対に　風呂は男が早くあがるもの。「お～い　でるぞ！！」「お～い　出るからな！！」「………はぁ～い」♪横丁の風呂屋　♪いっしょにでようねって言ったのに　そうそうカタカタ　鳴るんです。湯あがりは浴衣　うなじにかかるほつれ髪…くう～これですこれ。銭湯は初夏が最高です。なんだか冬のイメージに思えますが、それは　神田川　一間の下宿　苦学生　段ボールのみかん箱   太宰治　ニーチェの時代の話し、カタカタ鳴りすぎの時代。変わらぬ良さは　初夏の銭湯です。もちろん　ひとりでも　最高です。平日は無理でも　週末の早め（この早めが大切）の時刻に家を出る。商店街をそぞろに歩く　…えっ？　商店街がない？？　…ダメだなあ…引っ越してください。えっ…引っ越せない　…仕方ないなあ　…じゃ　商店街まで車で　はい！探して！「陽が長くなったなあ～」　これ決まり文句。　ひとりそぞろで口に出る。銭湯は、商店街の外れにあります。そういうもんです。看板はでかい　もちろん漢字かひらがなの屋号。げた箱につっかけ（サンダルも可）を放り込み　ガチャ…下足板。たてつけの悪い　引き戸を開けると　番台から　いらっしゃ～い番台には　若者は似合いません　とくに女性はＮＧ。おっちゃんか　おばちゃん　出来ればひなびた（失礼）おばあちゃんだったりすると最高です。「！…よ…！よんひゃく…ごじゅうえん！？」そうなんです。最近の銭湯代は　４５０円が相場。僕が上京した頃は、１８０円でした。　こうなると毎日、気軽にはこれないですね…もう。月に１度の贅沢の感ありです。気を取り直して、早い時間の銭湯は　じいさんがちらりほらり、この「ちらりほらりのじいさんばかり」の風情がなんともよいのです。壁の向こうの女湯は　ところ変わってばあさんばかり…？見たことないのでわかりません。湯殿の床はくすんだタイル張り　天井は高く　湯船の奥の壁は　全面にペンキ絵…絵柄は富士山か遠州灘に三保の松…　風呂おけは黄色の…赤い文字で“ケロリン”そのまま湯船に向かってはいけません。じいさんに怒られます。ここでは主役はじいさんです。マナーを守る。まずは、軽く体を流してから…　一呼吸…おもむろに静かに湯船に…このとき前は隠すこと　これ大切　どんなに自慢の品物でも　ここは隠すこと。そうしないとじいさんに怒られます。　ワシも若いころは…ずいぶんと…なにがなにして…早いお湯はたいがいにして熱い…　がまんです。　心で泣いて顔はどこまでも笑顔です。がまんです。　涼しい顔です　…とここまできて　はじめて　じいさんたちは　この若僧（じいさんから見ればたいがい若僧）を認めてくれます。出たらゆっくりと体を洗います。　学生時代は、ここでパンツなんか洗ったりしてました。が、そういうことはもうしません。体の洗石を流したら、もう一度湯船に　タオルは頭の上。歌のひとつも唄いたくなったら、どうしましょう？それは上級者です。　できれば都都逸（どどいつ）が定番です。「…はあ～　あじさいわあ～　馬鹿な　花だよお～♪　根のない　棒に絡みつくぅ～♪」こういうやつです。ちなみにこれは　あじさいを女性にたとえているのですね。　まったく女というやつは、仕方のない…どうして、根のない棒（根性も男気もない男）に惚れてしまうんだろうか。という唄です。　「人の手前は薄茶と見せて　心濃茶の…四畳半」　「国のお方と知らずにいたが　唄で気付いた…安来節」なんて感じはわかりやすいですね。寅さんの常套句の「信州信濃の新蕎麦よりも　わたしゃあなたの…そばが好き」これも都都逸。　庶民のユーモア　七・七・七・五の定型詩です。この七・七　からの始まりのリズムが僕は好きです。２１文字かけて枕を作り　最後の５文字で落とす　ここんとこのユーモアが修練された感じが好きです。さて、唄い終わったら　とっとと退散です。おっと…長居はいけねえや　そいつはどうも粋じゃねえから。銭湯からでたら出来れば屋台で一杯　と行きたいものです。もちろん冷で…　。</summary>
    <content type="text">自宅の小さな風呂にばかり浸かっていると、人間がせせこましくなってくる。通勤でせせこましく、職場でせせこましく、女房とも…せせこましい月曜日の会議室はせせこましく、金曜日のメールの内容もせせこましい…たまに早く帰れば　子供との会話はせせこましく、テレビのニュースやコマーシャルもせせこましいことこの上ない。ついでに言うと、サッカーＷ杯　日本代表のＦＷの動きはせせこましく、参院選に向けた　政治家の権謀術数とそれを揶揄する、みのもんたも、せせこましい。普通に生きていても、なんだか、知らないうちにまとわりついてくる、こういう世の中の“せせこましさ”を洗い流したいそういう人は、銭湯に行くのであります。「下町じゃないんだから…ウチの近所には銭湯ないんだよね」そういう人は、電車に乗って　車に乗って　自転車にまたがり…それでも行くのです　銭湯に。探せばあります。　「天然温泉　極楽湯　噂の岩盤浴とアロママッサージ　7つのお湯があなたを癒します！　  湯あがりは　お休み処　極楽へ！　冷えたビールと海山の幸があなたを極楽にいざないます」こういう所ではダメです。結局、せせこましくなってしまう。「おい！　たまには銭湯でも行くか？」「えっ！？　子供たちは…？」「ほっとけ　留守番させときゃいいんだよ」「…でも、明日のお弁当の準備が…」「うるさい！　行くぞ！」こういう男にあなたはなりたい？　ワタシはなりたい。そして、別れるのです　…番台で　そう　しばしのお別れ…チラッ「…じゃあな　…外で待ってるからな」「…はい」…たいがいにして　絶対に　風呂は男が早くあがるもの。「お～い　でるぞ！！」「お～い　出るからな！！」「………はぁ～い」♪横丁の風呂屋　♪いっしょにでようねって言ったのに　そうそうカタカタ　鳴るんです。湯あがりは浴衣　うなじにかかるほつれ髪…くう～これですこれ。銭湯は初夏が最高です。なんだか冬のイメージに思えますが、それは　神田川　一間の下宿　苦学生　段ボールのみかん箱   太宰治　ニーチェの時代の話し、カタカタ鳴りすぎの時代。変わらぬ良さは　初夏の銭湯です。もちろん　ひとりでも　最高です。平日は無理でも　週末の早め（この早めが大切）の時刻に家を出る。商店街をそぞろに歩く　…えっ？　商店街がない？？　…ダメだなあ…引っ越してください。えっ…引っ越せない　…仕方ないなあ　…じゃ　商店街まで車で　はい！探して！「陽が長くなったなあ～」　これ決まり文句。　ひとりそぞろで口に出る。銭湯は、商店街の外れにあります。そういうもんです。看板はでかい　もちろん漢字かひらがなの屋号。げた箱につっかけ（サンダルも可）を放り込み　ガチャ…下足板。たてつけの悪い　引き戸を開けると　番台から　いらっしゃ～い番台には　若者は似合いません　とくに女性はＮＧ。おっちゃんか　おばちゃん　出来ればひなびた（失礼）おばあちゃんだったりすると最高です。「！…よ…！よんひゃく…ごじゅうえん！？」そうなんです。最近の銭湯代は　４５０円が相場。僕が上京した頃は、１８０円でした。　こうなると毎日、気軽にはこれないですね…もう。月に１度の贅沢の感ありです。気を取り直して、早い時間の銭湯は　じいさんがちらりほらり、この「ちらりほらりのじいさんばかり」の風情がなんともよいのです。壁の向こうの女湯は　ところ変わってばあさんばかり…？見たことないのでわかりません。湯殿の床はくすんだタイル張り　天井は高く　湯船の奥の壁は　全面にペンキ絵…絵柄は富士山か遠州灘に三保の松…　風呂おけは黄色の…赤い文字で“ケロリン”そのまま湯船に向かってはいけません。じいさんに怒られます。ここでは主役はじいさんです。マナーを守る。まずは、軽く体を流してから…　一呼吸…おもむろに静かに湯船に…このとき前は隠すこと　これ大切　どんなに自慢の品物でも　ここは隠すこと。そうしないとじいさんに怒られます。　ワシも若いころは…ずいぶんと…なにがなにして…早いお湯はたいがいにして熱い…　がまんです。　心で泣いて顔はどこまでも笑顔です。がまんです。　涼しい顔です　…とここまできて　はじめて　じいさんたちは　この若僧（じいさんから見ればたいがい若僧）を認めてくれます。出たらゆっくりと体を洗います。　学生時代は、ここでパンツなんか洗ったりしてました。が、そういうことはもうしません。体の洗石を流したら、もう一度湯船に　タオルは頭の上。歌のひとつも唄いたくなったら、どうしましょう？それは上級者です。　できれば都都逸（どどいつ）が定番です。「…はあ～　あじさいわあ～　馬鹿な　花だよお～♪　根のない　棒に絡みつくぅ～♪」こういうやつです。ちなみにこれは　あじさいを女性にたとえているのですね。　まったく女というやつは、仕方のない…どうして、根のない棒（根性も男気もない男）に惚れてしまうんだろうか。という唄です。　「人の手前は薄茶と見せて　心濃茶の…四畳半」　「国のお方と知らずにいたが　唄で気付いた…安来節」なんて感じはわかりやすいですね。寅さんの常套句の「信州信濃の新蕎麦よりも　わたしゃあなたの…そばが好き」これも都都逸。　庶民のユーモア　七・七・七・五の定型詩です。この七・七　からの始まりのリズムが僕は好きです。２１文字かけて枕を作り　最後の５文字で落とす　ここんとこのユーモアが修練された感じが好きです。さて、唄い終わったら　とっとと退散です。おっと…長居はいけねえや　そいつはどうも粋じゃねえから。銭湯からでたら出来れば屋台で一杯　と行きたいものです。もちろん冷で…　。</content>
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/112</id>
    <title>「　♪　」</title>
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      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-05-26T22:52:00+09:00</updated>
    <published>2010-05-26T23:05:08+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>そういえば唐突に思い出したことがあります。カラオケで、「彼氏がよく歌っていた　思い出の歌ってなに？」と聞くと…かならず出てくるのが　♪Ｂ's 、　♪ＧＬＡＹ、　♪ミスチル　で、　♪サザン　必ずこの４チームのいずれかが、出てきます。嘘だと思ったら、会社の同僚や後輩の女性に聞いてみてください。奥さんや彼女でもなんでも、聞いてみてください。「…？…これだけの面子当たり前なのでは？」…そう考えるのは普通？僕は、「みんなおんなじ思い出かい！？」と突っ込みたくなるのです。だって、女子たちは聴いていたんです　うれしそうに　♪　…絶え間なく注ぐ　愛の名わあああ～　みんなこのフレーズを熱唱されていたと言うことです。…ついでに「　ここんところ…キーがさあ…高いんだよなあ～」なんてことも、同じように、言われているってことなのです。いいですか？　思い出なんです。　その思い出が、みんな一緒かい！？はい、ご一緒に…　「みんな一緒かぁ～い！？」この4チームの歌を、その思い出をくれた彼氏が、唄うのはもちろんよいのです。むしろ、当たり前です。でも、思い出の歌は？…と聞かれ、思い出す歌手や曲が、他人とおんなじじゃ　それは悲しい。「♪あずさ2号　ハモリで歌ってくれるのヨ」　とか、「〆は…兄弟船　かならずナノ…（遠い目）」　とか、まあ、最近の曲は思い出になりにくいので、古くて上等となりますが…「ブルーハーツ…こいつは外せねえって」　とか、「デビルマンからエバまで、アニソンメドレーが好きな人だったわ」　とか、まあ、なんでもよいのですが、とにかく個性というものが欲しいわけなのです。なんか、間接的に、世の中の男はつまらない　と感じてしまう。◆◆◆近場しか車を運転しなくなったボクが、夏が近づき…最近　車の中でのお気に入り♪は、　KISSのベスト盤です。「♪　I Was Made For Loving You 」辺りはもう　ギターが、クインクイン唸って、それはもう最高です。昨日も、この曲を大声で唄っていたら　信号待ちで停まり　歩道のおばあちゃんが…イケないものを見てしまったような目で　ボクを見ていました……上等です。しかし、カラオケ向きではありません。もう1枚は　「モンパチ（Mongol 800）の  ♪MESSAGE 」SISTE RKAYAが、♪花とか ♪恋しくてとか、 ♪島唄とか、沖縄の楽曲をカバーしていて、そのアルバムを聴いたとき、レゲエとしては物足りないアレンジだなあ…と思ったのですが、1曲目の「♪小さな恋の歌」は妙に印象に残り、これは、よい歌だ…と改めて思い。レコード屋を探したのですが無くて、これはアマゾンか…と思っていましたら、友達がプレゼントしてくれました。サビはもちろんですが　サビ前の上げてゆくアレンジと　  Ｂメロの　♪夢ならばさめないで～の　そこんところは　「うひょおお」な感じです。うひょおお　は　うひょおおです。◆◆◆「そういえば　おれも　十八番は　Ｂ'sかサザンかなあ」とお嘆きの　お兄さん。「♪つるのおと」　「♪つるのうた」　こいつを聴いてみてください。そう、つるの剛士…侮ってはいけません。 「未来予想図Ⅱ」「ラブ・イズ・オーヴァー」「レイニーブルー」…そうそう。こういう曲をお兄さんが熱唱してはじめて　思い出になるのです。「そういえば　わたしのオトコもおんなじだわ」とお嘆きのお姉さん。まだまだ遅くはありません。　つるの剛士のアルバムを早速プレゼントです。さて、そういうもんやは　カラオケではなにを唄うのだ？「　♪もう恋なんてしない…ですが　なにか？」</summary>
    <content type="text">そういえば唐突に思い出したことがあります。カラオケで、「彼氏がよく歌っていた　思い出の歌ってなに？」と聞くと…かならず出てくるのが　♪Ｂ's 、　♪ＧＬＡＹ、　♪ミスチル　で、　♪サザン　必ずこの４チームのいずれかが、出てきます。嘘だと思ったら、会社の同僚や後輩の女性に聞いてみてください。奥さんや彼女でもなんでも、聞いてみてください。「…？…これだけの面子当たり前なのでは？」…そう考えるのは普通？僕は、「みんなおんなじ思い出かい！？」と突っ込みたくなるのです。だって、女子たちは聴いていたんです　うれしそうに　♪　…絶え間なく注ぐ　愛の名わあああ～　みんなこのフレーズを熱唱されていたと言うことです。…ついでに「　ここんところ…キーがさあ…高いんだよなあ～」なんてことも、同じように、言われているってことなのです。いいですか？　思い出なんです。　その思い出が、みんな一緒かい！？はい、ご一緒に…　「みんな一緒かぁ～い！？」この4チームの歌を、その思い出をくれた彼氏が、唄うのはもちろんよいのです。むしろ、当たり前です。でも、思い出の歌は？…と聞かれ、思い出す歌手や曲が、他人とおんなじじゃ　それは悲しい。「♪あずさ2号　ハモリで歌ってくれるのヨ」　とか、「〆は…兄弟船　かならずナノ…（遠い目）」　とか、まあ、最近の曲は思い出になりにくいので、古くて上等となりますが…「ブルーハーツ…こいつは外せねえって」　とか、「デビルマンからエバまで、アニソンメドレーが好きな人だったわ」　とか、まあ、なんでもよいのですが、とにかく個性というものが欲しいわけなのです。なんか、間接的に、世の中の男はつまらない　と感じてしまう。◆◆◆近場しか車を運転しなくなったボクが、夏が近づき…最近　車の中でのお気に入り♪は、　KISSのベスト盤です。「♪　I Was Made For Loving You 」辺りはもう　ギターが、クインクイン唸って、それはもう最高です。昨日も、この曲を大声で唄っていたら　信号待ちで停まり　歩道のおばあちゃんが…イケないものを見てしまったような目で　ボクを見ていました……上等です。しかし、カラオケ向きではありません。もう1枚は　「モンパチ（Mongol 800）の  ♪MESSAGE 」SISTE RKAYAが、♪花とか ♪恋しくてとか、 ♪島唄とか、沖縄の楽曲をカバーしていて、そのアルバムを聴いたとき、レゲエとしては物足りないアレンジだなあ…と思ったのですが、1曲目の「♪小さな恋の歌」は妙に印象に残り、これは、よい歌だ…と改めて思い。レコード屋を探したのですが無くて、これはアマゾンか…と思っていましたら、友達がプレゼントしてくれました。サビはもちろんですが　サビ前の上げてゆくアレンジと　  Ｂメロの　♪夢ならばさめないで～の　そこんところは　「うひょおお」な感じです。うひょおお　は　うひょおおです。◆◆◆「そういえば　おれも　十八番は　Ｂ'sかサザンかなあ」とお嘆きの　お兄さん。「♪つるのおと」　「♪つるのうた」　こいつを聴いてみてください。そう、つるの剛士…侮ってはいけません。 「未来予想図Ⅱ」「ラブ・イズ・オーヴァー」「レイニーブルー」…そうそう。こういう曲をお兄さんが熱唱してはじめて　思い出になるのです。「そういえば　わたしのオトコもおんなじだわ」とお嘆きのお姉さん。まだまだ遅くはありません。　つるの剛士のアルバムを早速プレゼントです。さて、そういうもんやは　カラオケではなにを唄うのだ？「　♪もう恋なんてしない…ですが　なにか？」</content>
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/111</id>
    <title>僕は頭が悪い…</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=111"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-05-12T17:32:00+09:00</updated>
    <published>2010-05-12T17:49:26+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>頭が悪いというのは、お馬鹿さんということです。経験で見聞きしたことは多くあっても、それを自分の言葉にして語るという作業がなかなかうまくできない。無駄な修飾を出来る限り、そぎ落とし、物事の理を多面的な角度から、スパッと言い切りたい。言い切りたいのにできない。だからお馬鹿さん。「たとえば…」は僕の口癖ですが、これなどは、お馬鹿さんの常套句…なにかを喋り、相手が理解していないかもしれないと、なにかほかの例にたとえて、違う言い方で同じ中身を何度も繰り返す。くどくて、長い…結局、ずれてしまう。僕としては、なんとか理解してほしいものごとは、相手の“知”の部分にいかにコミットするかにかかっていると思い、なんとか言語調整をして、共通理解にしたい訳なのですが、ほんとうに頭のよい人は、そんな作業はしないで、簡潔に誰にでもわかるように噛み砕き、どんな物事も説明してしまう　ソウイウヒトニワタシハナリタイのですが…普段、他人に対して、なにか一見、“徳”になるようなことを喋っても、それは「いつか、どこかで、誰かが」もうすでに言っていたことで、それを聞いていた僕が、いつの間にかそれをちゃっかり自分の“意見”のようなことにしてしまっている。ボクの言葉は誰かのモノマネ。ほんとうに自分の「思想」として発信できていないと、いつも感じています。これは、ほんとうに考えるべき時に、ちゃんと考えてきていなかったせいだと自覚していて、普段、新しい情報に触れると、その“本質について”自分の言葉で考え、口にするように…努力はしているのですが、なかなか切れ味するどく…とはいかない。　何度、考えても同じところをぐるぐる回っていたり、本質より“我（が）”が勝ってしまい、それ以上思考が先に進まないということがいつもなのです。◆◆◆昨年から今年にかけてベストセラーになった新書の数々は、こういう僕の頭の悪さを補ってくれる貴重なアイテム。最近のお気に入りは、 「日本辺境論」内田樹：新潮新書これはとても面白い本です。“辺境論”などというタイトルを見ると、ああ、そういう島国モノね…などとイメージしてしまいますが、その“そういう…”ってところを、そのままにしないで、「なんなんじゃ？」とページをめくり始めるともう、止まりません。「日本人は自分でルールを作っていない。   誰かがつくったルールに乗るのが大好き…なぜか？」「知識人を自認している方々も、なにか起こると…   ○○の国ではどうしたこうした…とすぐ諸外国を例に   善し悪しを論じる…どうして？」「水戸黄門はただの爺いなのに、狐たち（助さん格さん）が、   騒ぐ立てると虎に見えてきてしまう。   場違いに態度がデカイただの爺いが、前の副将軍であるかなんて、   誰も分からないのに、悪者は虎のイメージにひれ伏してしまう   …なぜなのでしょう？」難しい本質をわかりやすく教えてくれる…こういう本こそ“良書”と呼ばれてよいのでしょう。第一次世界大戦に勝利したこと、そしてその後の我が国の立ち居振る舞い…国際人ではない日本人　このくだりと、日本の小説（特に日本人が大好きな琴線に触れる文学）は英語をはじめ、諸外国で翻訳化されていない…というくだりが特に好き…というか個人的に勉強になりました。知の巨人…養老猛司さんは、この本についてこんなことを語っておられます。「自分で骨組みまで考える人は非常に少ないのです。   骨組みはどこか他所にお願いして、   その内側で細かいことをやる人がほとんどです。   これは文系も理系も同じ。むしろ理系のほうが   文系より酷いかもしれません。   大きな枠組みを考える人が少ない。&amp;lt;中略&amp;gt;　   内田さんは日本、日本人について   大きな枠組みを作って考えている。   しかもこんなに真面目なテーマを扱いながら   笑えるところがあるのは珍しいでしょう。」そうそう「自分で骨組みを考えたい」これが僕のお馬鹿さんからの脱却です。しかし、道のりは果てしなく遠い、気がします。蛇足ではありますが、「日本辺境論」は昨年１５００冊ほど出版された「新書」の中でいちばん読まれている本だそうです。未読の方は、ぜひ。ちなみに、今年、いまのところ面白かった新書は「不幸な国の幸福論」加賀乙彦：集英社新書 「人間の器量」福田和也：新潮新書器量をあげることも、僕自身の重要なテーマではありますが(笑）、これも言っているそばから道のりは遠い…と感じさせてもらいました。</summary>
    <content type="text">頭が悪いというのは、お馬鹿さんということです。経験で見聞きしたことは多くあっても、それを自分の言葉にして語るという作業がなかなかうまくできない。無駄な修飾を出来る限り、そぎ落とし、物事の理を多面的な角度から、スパッと言い切りたい。言い切りたいのにできない。だからお馬鹿さん。「たとえば…」は僕の口癖ですが、これなどは、お馬鹿さんの常套句…なにかを喋り、相手が理解していないかもしれないと、なにかほかの例にたとえて、違う言い方で同じ中身を何度も繰り返す。くどくて、長い…結局、ずれてしまう。僕としては、なんとか理解してほしいものごとは、相手の“知”の部分にいかにコミットするかにかかっていると思い、なんとか言語調整をして、共通理解にしたい訳なのですが、ほんとうに頭のよい人は、そんな作業はしないで、簡潔に誰にでもわかるように噛み砕き、どんな物事も説明してしまう　ソウイウヒトニワタシハナリタイのですが…普段、他人に対して、なにか一見、“徳”になるようなことを喋っても、それは「いつか、どこかで、誰かが」もうすでに言っていたことで、それを聞いていた僕が、いつの間にかそれをちゃっかり自分の“意見”のようなことにしてしまっている。ボクの言葉は誰かのモノマネ。ほんとうに自分の「思想」として発信できていないと、いつも感じています。これは、ほんとうに考えるべき時に、ちゃんと考えてきていなかったせいだと自覚していて、普段、新しい情報に触れると、その“本質について”自分の言葉で考え、口にするように…努力はしているのですが、なかなか切れ味するどく…とはいかない。　何度、考えても同じところをぐるぐる回っていたり、本質より“我（が）”が勝ってしまい、それ以上思考が先に進まないということがいつもなのです。◆◆◆昨年から今年にかけてベストセラーになった新書の数々は、こういう僕の頭の悪さを補ってくれる貴重なアイテム。最近のお気に入りは、 「日本辺境論」内田樹：新潮新書これはとても面白い本です。“辺境論”などというタイトルを見ると、ああ、そういう島国モノね…などとイメージしてしまいますが、その“そういう…”ってところを、そのままにしないで、「なんなんじゃ？」とページをめくり始めるともう、止まりません。「日本人は自分でルールを作っていない。   誰かがつくったルールに乗るのが大好き…なぜか？」「知識人を自認している方々も、なにか起こると…   ○○の国ではどうしたこうした…とすぐ諸外国を例に   善し悪しを論じる…どうして？」「水戸黄門はただの爺いなのに、狐たち（助さん格さん）が、   騒ぐ立てると虎に見えてきてしまう。   場違いに態度がデカイただの爺いが、前の副将軍であるかなんて、   誰も分からないのに、悪者は虎のイメージにひれ伏してしまう   …なぜなのでしょう？」難しい本質をわかりやすく教えてくれる…こういう本こそ“良書”と呼ばれてよいのでしょう。第一次世界大戦に勝利したこと、そしてその後の我が国の立ち居振る舞い…国際人ではない日本人　このくだりと、日本の小説（特に日本人が大好きな琴線に触れる文学）は英語をはじめ、諸外国で翻訳化されていない…というくだりが特に好き…というか個人的に勉強になりました。知の巨人…養老猛司さんは、この本についてこんなことを語っておられます。「自分で骨組みまで考える人は非常に少ないのです。   骨組みはどこか他所にお願いして、   その内側で細かいことをやる人がほとんどです。   これは文系も理系も同じ。むしろ理系のほうが   文系より酷いかもしれません。   大きな枠組みを考える人が少ない。&amp;lt;中略&amp;gt;　   内田さんは日本、日本人について   大きな枠組みを作って考えている。   しかもこんなに真面目なテーマを扱いながら   笑えるところがあるのは珍しいでしょう。」そうそう「自分で骨組みを考えたい」これが僕のお馬鹿さんからの脱却です。しかし、道のりは果てしなく遠い、気がします。蛇足ではありますが、「日本辺境論」は昨年１５００冊ほど出版された「新書」の中でいちばん読まれている本だそうです。未読の方は、ぜひ。ちなみに、今年、いまのところ面白かった新書は「不幸な国の幸福論」加賀乙彦：集英社新書 「人間の器量」福田和也：新潮新書器量をあげることも、僕自身の重要なテーマではありますが(笑）、これも言っているそばから道のりは遠い…と感じさせてもらいました。</content>
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/110</id>
    <title>おい　あんちゃん！元気か？</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=110"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-04-24T20:33:00+09:00</updated>
    <published>2010-04-24T20:35:27+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary> 「おい　あんちゃん！元気か？」 &#13;
     &#13;
    おっさんに、突然話しかけられた。&#13;
     &#13;
    小田原からの上り…東海道線の車中、座るや否や、弁当を食い始め、終わるや否やカップ酒を片手に新聞を読み始め、&#13;
    「春一番ですねえ～♪」と鼻唄を唄い出した　おっさんにであります。&#13;
     &#13;
    「おっ！！　ガッツポーズ！　いいねえ　格好いいねえ！！」&#13;
     &#13;
    「おっ！！　かんどりしのぶ　いいねえ！！　しのぶぅ～あめ～♪」&#13;
     &#13;
    スポーツ新聞の記事をみながらの大きなひとりごとを連発している。時折、僕の方をちらちら見ているような気配、もちろん知らん顔をしていた。&#13;
     &#13;
    こういうおっさんは、さびしがり屋で、話に乗ろうものなら、際限がなく、面倒くさくなるのがオチなので、もちろん知らん顔をしていた。&#13;
     &#13;
    「普天間ねえ～なんだかなあ～時の流れに身を任せぇ～♪」&#13;
     &#13;
    「事業…しわけ…申し訳けねえ～なんてな」&#13;
     &#13;
    事態は、エスカレートする方向のようだ。&#13;
     &#13;
    このまま放置して、この浪花節ギャグを我慢するか…決断が迫られている。&#13;
    …と、おもむろに、キタ！！&#13;
     &#13;
    「おい！あんちゃん　元気か？」&#13;
     &#13;
    仕方ない。&#13;
     &#13;
    「元気そうにみえますか？」&#13;
     &#13;
    「見えるねえ～見える　人生悩みなし！って感じだ　うほっうほっ」&#13;
     &#13;
    「どのあたりが？」&#13;
     &#13;
    「どのあたりもこのあたりも…うほっうほっ…」&#13;
     &#13;
    この、うほっうほっは、会話の間、ずっと続くのですが、面倒くさいので省く。&#13;
     &#13;
    「アイルランドのかざんばいってのは、あれかい、そんなにすごいのかい？」&#13;
     &#13;
    「アイス！…ランドのですね。飛行機のエンジンの中に入ると大変らしいですよ」&#13;
     &#13;
    「ふーん。アイルランドから、こっちにゃ来ないのかい？」&#13;
     &#13;
    「アイス！…ランドは、遠いですからね　日本じゃ、中国から黄色い砂が来るくらいですかね」&#13;
     &#13;
    「…でもなあ　空港の人が　あれだろ　帰れねえ外国人とかに毛布貸したり、どっかタダで連れてったりしてんだろ。えらいねえ…おれは感激したよ」&#13;
     &#13;
    「ほかの国じゃ、なかなかしないでしょうね。ああいう日本人らしいところ、僕も好きです」&#13;
     &#13;
    「ふーん。でさあ、沖縄のアメリカの基地は、どうなんだい？　」&#13;
     &#13;
    「どうというのは？」&#13;
     &#13;
    「だから　結局、どうするのさ」&#13;
     &#13;
    「どう？…と言われても」&#13;
     &#13;
    「なんか解決策はあるのかい？　あんちゃんならどうする？」&#13;
     &#13;
    「僕が、決めていいんですか？」&#13;
     &#13;
    「いい　いい　任せる　」&#13;
     &#13;
    「…そうですね。…全国、すべての地方自治体に公募するんですよ。」&#13;
     &#13;
    「こうぼ？」&#13;
     &#13;
    「ええ。土地を提供したら、毎年１００億円の特別助成金かなんか出すからって」&#13;
     &#13;
    「…で、くるかえ？」&#13;
     &#13;
    「グアムがよいなら、もう北海道の僻地でも、東北の寒村でも　瀬戸内の無人島でも　なんでも同じでしょ。財政の赤字や過疎に悩む自治体なら手をあげるんじゃないかと」&#13;
     &#13;
    「ふーん。でも、１００億はたけえなあ～」&#13;
     &#13;
    「５０億くらいでもいいんですが、大切なことは、政権が変わっても未来永劫、基地がある限り、助成金は保障ってお墨付きがないといけないですね。」&#13;
     &#13;
    「法律で決めるんかい？」&#13;
     &#13;
    「法律は出来ても、変えられちゃうから、簡単に反古にできないやり方で…&#13;
    そこまでしたら、おらが村に基地を…って、殺到しますよきっと」&#13;
     &#13;
    「ふーん。間に合うんかいそれで？」&#13;
     &#13;
    「頭下げりゃいいんですよ。ごめんなさいって、…で仕切り直し。&#13;
    頭下げてうまく治まれば、5年したら笑い話しです」&#13;
     &#13;
    「ふーん　あんちゃんも呑むかい？」&#13;
     &#13;
    「いえいえ　ぼくは結構です」&#13;
     &#13;
    「その荷物はなにがはいってるんだい？」&#13;
     &#13;
    「母ちゃんのつくった　筍の煮物とふきの佃煮と…」&#13;
     &#13;
    「おっ！いいねえ」&#13;
     &#13;
    「食べますか？」&#13;
     &#13;
    「いいの？」&#13;
     &#13;
    賢明なる読者のみなさんは、&#13;
    こういう盛り上がりを僕が好きでやっているのでは…と誤解していませんね。別段、気にならないって程度なんです。僕の場合。&#13;
     &#13;
    「うまいねえ～」&#13;
     &#13;
    「ありがとうございます」&#13;
     &#13;
    「んで、どこの生まれ？……しずおかねえ～…母の日に…&#13;
    ふーん　親孝行だねえ」&#13;
     &#13;
    「ぜんぜんです。親不孝を絵に描いて、ハサミで切り取って、張り合わせて、空気入れて膨らましたような人間です」&#13;
     &#13;
    「なんじゃいそりゃ　ヘンなこというねえ」&#13;
     &#13;
    賢明なる読者のみなさんは、オマエ、もうすでに楽しんでいるだろう、と誤解しているようですが、確かに、このあたりは少し楽しんでます。&#13;
     &#13;
    「あんちゃん嫁さんは？」&#13;
     &#13;
    「いえ、残念ながら　おじさん、お子さんは…？」&#13;
     &#13;
    「いるよ。いま中国で働いてる、あの…ほれ小さい島のほう」&#13;
     &#13;
    「台湾ですか」&#13;
     &#13;
    「そうそう」&#13;
     &#13;
    「遊びには？」&#13;
     &#13;
    「いかねえ………めんどうだもん」&#13;
     &#13;
    ここは、少し考えて…答えた感じのおっさん。台湾近いですよ…とか振ってみたが、反応は鈍い。少し、中国の話しをする。&#13;
    &#13;
    「おれ、最近、胸が痛くてさ、腰もなあ～こう重い感じで、手も痺れるんだよなあ～。あんちゃん、健康そうでいいなあ」&#13;
     &#13;
    「そうですか。そう見えますか。」&#13;
     &#13;
    「癌とか言われたらどうしよう？」&#13;
     &#13;
    「心配ですか？」&#13;
     &#13;
    「こわいねえ～癌なんて言われたら、死んじゃうよオレ。あんちゃんも、今は元気だからいいけど、そのうちこわくなるよ」&#13;
     &#13;
    「そいういうもんですか？」&#13;
     &#13;
    「そういうもんだよ。だんだん歳をとると、こわくなる」&#13;
     &#13;
    病気の話に付き合うのは、慣れている。どうということもない。&#13;
     &#13;
    「藤沢過ぎましたね」&#13;
     &#13;
    「あんちゃんどこで降りるの？」&#13;
     &#13;
    「戸塚です」&#13;
     &#13;
    「うほっうほっ…同じじゃん…んじゃあさ…どこかでいっぱい行くか？」&#13;
     &#13;
    「まだ…昼ですよ」&#13;
     &#13;
    「昼からがいいんじゃないの」&#13;
     &#13;
    …このあと、戸塚で降りたおっさんと僕…さてどうしたのか？&#13;
     &#13;
    それはまたのお話し。&#13;
    ◆◆◆&#13;
    今年も、少しすると「ツール・ド・フランス」がはじまります。&#13;
     &#13;
    僕にはサッカーＷ杯より楽しみです。&#13;
     &#13;
    近藤史恵さんの新作「エデン」（新潮社）…かなり面白いです。&#13;
    &#13;
     &#13;
    複雑で奥深いサイクルロードレースの世界がよくわかりますし、主人公の“男”に胸を打たれます。&#13;
     &#13;
    決して、長くない小説です。前作の「サクリファイス」と併せ、ぜひ読んでみてください。きっと、観たくなりますツール。&#13;
     &#13;
    帰省の折、母から「１Ｑ８４…って小説、話題らしいけど読んでみたい」と言われたので、うーん…と思いながらも、贈ることにする。&#13;
     &#13;
    昭和ひとけた生まれの母は、チャレンジャーだ(笑）&#13;
     &#13;
    さあ、みなさん。もうすぐ母の日。お忘れなく。</summary>
    <content type="text"> 「おい　あんちゃん！元気か？」 &#13;
     &#13;
    おっさんに、突然話しかけられた。&#13;
     &#13;
    小田原からの上り…東海道線の車中、座るや否や、弁当を食い始め、終わるや否やカップ酒を片手に新聞を読み始め、&#13;
    「春一番ですねえ～♪」と鼻唄を唄い出した　おっさんにであります。&#13;
     &#13;
    「おっ！！　ガッツポーズ！　いいねえ　格好いいねえ！！」&#13;
     &#13;
    「おっ！！　かんどりしのぶ　いいねえ！！　しのぶぅ～あめ～♪」&#13;
     &#13;
    スポーツ新聞の記事をみながらの大きなひとりごとを連発している。時折、僕の方をちらちら見ているような気配、もちろん知らん顔をしていた。&#13;
     &#13;
    こういうおっさんは、さびしがり屋で、話に乗ろうものなら、際限がなく、面倒くさくなるのがオチなので、もちろん知らん顔をしていた。&#13;
     &#13;
    「普天間ねえ～なんだかなあ～時の流れに身を任せぇ～♪」&#13;
     &#13;
    「事業…しわけ…申し訳けねえ～なんてな」&#13;
     &#13;
    事態は、エスカレートする方向のようだ。&#13;
     &#13;
    このまま放置して、この浪花節ギャグを我慢するか…決断が迫られている。&#13;
    …と、おもむろに、キタ！！&#13;
     &#13;
    「おい！あんちゃん　元気か？」&#13;
     &#13;
    仕方ない。&#13;
     &#13;
    「元気そうにみえますか？」&#13;
     &#13;
    「見えるねえ～見える　人生悩みなし！って感じだ　うほっうほっ」&#13;
     &#13;
    「どのあたりが？」&#13;
     &#13;
    「どのあたりもこのあたりも…うほっうほっ…」&#13;
     &#13;
    この、うほっうほっは、会話の間、ずっと続くのですが、面倒くさいので省く。&#13;
     &#13;
    「アイルランドのかざんばいってのは、あれかい、そんなにすごいのかい？」&#13;
     &#13;
    「アイス！…ランドのですね。飛行機のエンジンの中に入ると大変らしいですよ」&#13;
     &#13;
    「ふーん。アイルランドから、こっちにゃ来ないのかい？」&#13;
     &#13;
    「アイス！…ランドは、遠いですからね　日本じゃ、中国から黄色い砂が来るくらいですかね」&#13;
     &#13;
    「…でもなあ　空港の人が　あれだろ　帰れねえ外国人とかに毛布貸したり、どっかタダで連れてったりしてんだろ。えらいねえ…おれは感激したよ」&#13;
     &#13;
    「ほかの国じゃ、なかなかしないでしょうね。ああいう日本人らしいところ、僕も好きです」&#13;
     &#13;
    「ふーん。でさあ、沖縄のアメリカの基地は、どうなんだい？　」&#13;
     &#13;
    「どうというのは？」&#13;
     &#13;
    「だから　結局、どうするのさ」&#13;
     &#13;
    「どう？…と言われても」&#13;
     &#13;
    「なんか解決策はあるのかい？　あんちゃんならどうする？」&#13;
     &#13;
    「僕が、決めていいんですか？」&#13;
     &#13;
    「いい　いい　任せる　」&#13;
     &#13;
    「…そうですね。…全国、すべての地方自治体に公募するんですよ。」&#13;
     &#13;
    「こうぼ？」&#13;
     &#13;
    「ええ。土地を提供したら、毎年１００億円の特別助成金かなんか出すからって」&#13;
     &#13;
    「…で、くるかえ？」&#13;
     &#13;
    「グアムがよいなら、もう北海道の僻地でも、東北の寒村でも　瀬戸内の無人島でも　なんでも同じでしょ。財政の赤字や過疎に悩む自治体なら手をあげるんじゃないかと」&#13;
     &#13;
    「ふーん。でも、１００億はたけえなあ～」&#13;
     &#13;
    「５０億くらいでもいいんですが、大切なことは、政権が変わっても未来永劫、基地がある限り、助成金は保障ってお墨付きがないといけないですね。」&#13;
     &#13;
    「法律で決めるんかい？」&#13;
     &#13;
    「法律は出来ても、変えられちゃうから、簡単に反古にできないやり方で…&#13;
    そこまでしたら、おらが村に基地を…って、殺到しますよきっと」&#13;
     &#13;
    「ふーん。間に合うんかいそれで？」&#13;
     &#13;
    「頭下げりゃいいんですよ。ごめんなさいって、…で仕切り直し。&#13;
    頭下げてうまく治まれば、5年したら笑い話しです」&#13;
     &#13;
    「ふーん　あんちゃんも呑むかい？」&#13;
     &#13;
    「いえいえ　ぼくは結構です」&#13;
     &#13;
    「その荷物はなにがはいってるんだい？」&#13;
     &#13;
    「母ちゃんのつくった　筍の煮物とふきの佃煮と…」&#13;
     &#13;
    「おっ！いいねえ」&#13;
     &#13;
    「食べますか？」&#13;
     &#13;
    「いいの？」&#13;
     &#13;
    賢明なる読者のみなさんは、&#13;
    こういう盛り上がりを僕が好きでやっているのでは…と誤解していませんね。別段、気にならないって程度なんです。僕の場合。&#13;
     &#13;
    「うまいねえ～」&#13;
     &#13;
    「ありがとうございます」&#13;
     &#13;
    「んで、どこの生まれ？……しずおかねえ～…母の日に…&#13;
    ふーん　親孝行だねえ」&#13;
     &#13;
    「ぜんぜんです。親不孝を絵に描いて、ハサミで切り取って、張り合わせて、空気入れて膨らましたような人間です」&#13;
     &#13;
    「なんじゃいそりゃ　ヘンなこというねえ」&#13;
     &#13;
    賢明なる読者のみなさんは、オマエ、もうすでに楽しんでいるだろう、と誤解しているようですが、確かに、このあたりは少し楽しんでます。&#13;
     &#13;
    「あんちゃん嫁さんは？」&#13;
     &#13;
    「いえ、残念ながら　おじさん、お子さんは…？」&#13;
     &#13;
    「いるよ。いま中国で働いてる、あの…ほれ小さい島のほう」&#13;
     &#13;
    「台湾ですか」&#13;
     &#13;
    「そうそう」&#13;
     &#13;
    「遊びには？」&#13;
     &#13;
    「いかねえ………めんどうだもん」&#13;
     &#13;
    ここは、少し考えて…答えた感じのおっさん。台湾近いですよ…とか振ってみたが、反応は鈍い。少し、中国の話しをする。&#13;
    &#13;
    「おれ、最近、胸が痛くてさ、腰もなあ～こう重い感じで、手も痺れるんだよなあ～。あんちゃん、健康そうでいいなあ」&#13;
     &#13;
    「そうですか。そう見えますか。」&#13;
     &#13;
    「癌とか言われたらどうしよう？」&#13;
     &#13;
    「心配ですか？」&#13;
     &#13;
    「こわいねえ～癌なんて言われたら、死んじゃうよオレ。あんちゃんも、今は元気だからいいけど、そのうちこわくなるよ」&#13;
     &#13;
    「そいういうもんですか？」&#13;
     &#13;
    「そういうもんだよ。だんだん歳をとると、こわくなる」&#13;
     &#13;
    病気の話に付き合うのは、慣れている。どうということもない。&#13;
     &#13;
    「藤沢過ぎましたね」&#13;
     &#13;
    「あんちゃんどこで降りるの？」&#13;
     &#13;
    「戸塚です」&#13;
     &#13;
    「うほっうほっ…同じじゃん…んじゃあさ…どこかでいっぱい行くか？」&#13;
     &#13;
    「まだ…昼ですよ」&#13;
     &#13;
    「昼からがいいんじゃないの」&#13;
     &#13;
    …このあと、戸塚で降りたおっさんと僕…さてどうしたのか？&#13;
     &#13;
    それはまたのお話し。&#13;
    ◆◆◆&#13;
    今年も、少しすると「ツール・ド・フランス」がはじまります。&#13;
     &#13;
    僕にはサッカーＷ杯より楽しみです。&#13;
     &#13;
    近藤史恵さんの新作「エデン」（新潮社）…かなり面白いです。&#13;
    &#13;
     &#13;
    複雑で奥深いサイクルロードレースの世界がよくわかりますし、主人公の“男”に胸を打たれます。&#13;
     &#13;
    決して、長くない小説です。前作の「サクリファイス」と併せ、ぜひ読んでみてください。きっと、観たくなりますツール。&#13;
     &#13;
    帰省の折、母から「１Ｑ８４…って小説、話題らしいけど読んでみたい」と言われたので、うーん…と思いながらも、贈ることにする。&#13;
     &#13;
    昭和ひとけた生まれの母は、チャレンジャーだ(笑）&#13;
     &#13;
    さあ、みなさん。もうすぐ母の日。お忘れなく。</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/109</id>
    <title>女優　Ｔ</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=109"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-04-11T21:26:00+09:00</updated>
    <published>2010-04-11T21:51:49+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>中国で３億人が観たと言われている映画「非誠勿擾」。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
この映画の影響で、網走や釧路、阿寒湖、屈斜路湖、&#13;
&#13;
など道東を中心にロケが行なわれた場所は、&#13;
&#13;
中国人のみなさんであふれかえっているらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
公開された翌年2009年に、中国での日本への観光目的の&#13;
&#13;
旅行者へのビザ発給のうち、実に２５％は北海道への旅行目的。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
外国人の宿泊者の総数でみれば、北海道も他県同様作対比は&#13;
&#13;
落ち込んだものの、中国、香港、台湾からの旅行者は、&#13;
&#13;
１１０万人で、全体の80%を越え、&#13;
&#13;
中国人に限れば昨年対比で、&#13;
&#13;
7割も増えたという。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中でもこの映画の主演女優スー・チーが&#13;
&#13;
台湾人ということもあり、&#13;
&#13;
台湾からの旅行者は激増らしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
これは中国本土でも話題になっていることらしく、&#13;
&#13;
広東省の書記で、来年の共産党大会で&#13;
&#13;
中央の要職へ登用が確実と言われる&#13;
&#13;
実力者汪さんも、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「北海道のように工業化進んでいる場所にも関わらず&#13;
&#13;
   自然環境が保護されているところに、嫉妬を感じる。&#13;
&#13;
   広東省は、経済成長優先の施策が環境破壊を&#13;
&#13;
   もたらしていることに憂慮したい」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
なんてことまで言っている。&#13;
&#13;
　&#13;
&#13;
僕は観ていないが、この映画は恋愛映画である　&#13;
&#13;
題名の訳は…「本気でお付き合いできる方を望む」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中国の婚活の広告でよくみかけるフレーズらしく、&#13;
&#13;
映画はラブコメというが、３億人というのはなんともすごい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
今後は、300万人まで膨れ上がることが&#13;
&#13;
予想されているらしいが、そうなると&#13;
&#13;
映画を観た人の１％が北海道を訪れることになる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
確か、小泉内閣の時の「観光立国」宣言時は、&#13;
&#13;
外国人旅行者は500万人、現在は800万人くらいだから、&#13;
&#13;
このうちの300万人が中国人となると&#13;
&#13;
これはちょっと怖い気もする。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中国での個人旅行者へのビザ解禁と相まってはいるものの、&#13;
&#13;
やはりまだまだ中国は、エンタメのコンテンツが&#13;
&#13;
不足しているのだなあとも思う。&#13;
&#13;
多様化しすぎた日本で、&#13;
&#13;
人口の３割が熱中するコンテンツはありえない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
また、北海道では、中国語を話せる、&#13;
&#13;
正式な観光ガイドとなると数十人しかいないらしく、&#13;
&#13;
就職難に憂う諸氏は、とっとと中国語を勉強すべきであります。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕は&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「プー　タン」　（痛くありません）　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「クウ～イィ」（だいじょうぶ）　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「ニー　ツゥーダ　フェイシェン　ハォ」（あなた上手です）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
と　中国人マッサージ相手に鍛えた中国語が役にたつと　&#13;
&#13;
手ぐすねをひいている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
わが故郷　静岡が　この北海道の成功を黙って見過ごすわけは&#13;
&#13;
なかろうと思っていたら　案の定、中国へのロケ地誘致を始めた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
駿河湾と富士山　大井川鉄道…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
静岡ならではの観光地をぜひロケ場所にと　&#13;
&#13;
売り込みをはじめ、このたび　映画ではなく&#13;
&#13;
ドラマのロケが行われ先月、中国で公開されらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
デューダーダーショウショクキ　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
漢字は面倒くさいので省くが、こういうタイトルです。&#13;
&#13;
これまた恋愛ものらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ロケは静岡県観光スタッフの全面協力で行われ、&#13;
&#13;
ドラマ公開に併せて、ツアーも企画されて、&#13;
&#13;
中国の旅行会社に売り込んだらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ビデオやパンフの映像は、富士山や駿河湾や&#13;
&#13;
ＳＬをモチーフに制作されていて、&#13;
&#13;
なかに静岡茶も多くアピールされていた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
また、実際にドラマの映像を拝見したが　&#13;
&#13;
…主演の男女が愛を語る場所が　&#13;
&#13;
お茶畑というシーンがあった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「来年もここに来て、いっしょに“茶摘みショーを観ようね”」&#13;
&#13;
とか言っているのである。&#13;
&#13;
（ほんとうに言っている）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
うーん。気持ちは分かる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中国人もお茶好きだし、　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このドラマがヒットすれば、&#13;
&#13;
「烏龍茶　既古　新時代　静岡茶」&#13;
&#13;
（謝…でたらめです）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
とかブームを望む気持ちもわかる。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
しかし考えて欲しい　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
牧ノ原や掛川あたりの　&#13;
&#13;
お茶畑のそこかしこが中国人だらけになってしまう画を。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
築地のそれ以上におかしい。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
網走の能取岬や美幌町の美幌岬とは違うのです。&#13;
&#13;
山間のだんだん畑…そもそも茶摘みができないじゃないか。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
静岡空港の体たらく　&#13;
&#13;
上海便の活況狙いと　&#13;
&#13;
同県人として気持ちは痛いほどわかります&#13;
&#13;
…しかし　なんでもありはいけないだら。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このドラマのせいで、静岡県人の若い男女は　&#13;
&#13;
茶畑で愛を語る　&#13;
&#13;
などと中国のみなさんに、&#13;
&#13;
間違って認識されたらどうするんだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
恋愛ドラマは主役の俳優次第　&#13;
&#13;
とくにそうです。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そういう意味ではこの映画の中国人女優は&#13;
&#13;
いまひとつ魅力に欠ける。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まあ、中国で放映されるドラマですから　&#13;
&#13;
よいのですが、出来れば替えて欲しかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
これが韓国ドラマであるなら　&#13;
&#13;
…僕にはイチオシの女優がいる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
名前は「キム・テヒ」　&#13;
&#13;
…そう　彼女の話しがしたかった。(笑）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほんとうは教えたくないのですが、&#13;
&#13;
民放地上波のゴールデンで　&#13;
&#13;
日本人俳優のふき替えのオーディションまで行って&#13;
&#13;
放映される韓国ドラマ「アイリス」が、&#13;
&#13;
もうあと少し&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…4月21日からスタートしてしまう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そうなると主演している&#13;
&#13;
（イ・ビョンホンの相手役）彼女の魅力は、&#13;
&#13;
周知の事実となり、&#13;
&#13;
ブームが起こることは必然の成り行きとなるので、&#13;
&#13;
先に言っておきます。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
プロフィールなどはおいおい分かることなので省きますが、&#13;
&#13;
彼女が仮に中国人で先の映画やドラマなどに主演していたら、&#13;
&#13;
3億どころではなく軽く倍の6億人の中国人が&#13;
&#13;
ブラウン管に釘付けになり、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
完全なる「君の名は現象」を引き起こし、&#13;
&#13;
ひいては、胡錦濤国家主席が、党大会で彼女の経済効果について&#13;
&#13;
コメントを述べる&#13;
&#13;
…という事件に発展するでしょうし、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
北海道の観光収入はバブルに沸き返り、&#13;
&#13;
長い冬の時代を吹き飛ばし、&#13;
&#13;
静岡の茶畑がお茶摘みショーをニイハォの掛け声で&#13;
&#13;
…ウエルカム　&#13;
&#13;
…もう何でも来い　&#13;
&#13;
であるのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほんとうは教えたくなかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
たぶん日本人成人男子のほとんどは、&#13;
&#13;
いまどきテレビドラマなんて観ないよ…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
でしょうし、仮に観ているとしても、&#13;
&#13;
「韓国ドラマ？…興味なし　&#13;
&#13;
　あれは　おばさまの娯楽」&#13;
&#13;
というイメージなのでしょう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このアイリスも主演のイ・ビョンホン様的な&#13;
&#13;
ファンがいちばんのコアなのでしょうが、&#13;
&#13;
チョン・ジュノ　&#13;
&#13;
キム・スンウというイケメンファンも&#13;
&#13;
相当数いると思われ　&#13;
&#13;
視聴率の座布団は見込まれるのでしょうし、&#13;
&#13;
前回も書きましたが、日本の民放ドラマの凋落は久しく&#13;
&#13;
…ここに本来の&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「おもしろいドラマの王道である韓国モノ」&#13;
&#13;
をもってこざる負えないというのは、&#13;
&#13;
情けなくも必然なのかもしれません。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それにしても、日本を模倣することからはじまった&#13;
&#13;
韓国の映画・テレビ業界　その対場を逆転&#13;
&#13;
（映画界ではすでに前からですが）させ、&#13;
&#13;
ついに逆輸入解禁か…&#13;
&#13;
と思うのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ドラマの軸は、&#13;
&#13;
「韓半島に起こりうる戦争を阻止しようと&#13;
&#13;
   活躍する国家機関&#13;
&#13;
   …そこに活躍するスパイたち」　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
映画では取り上げられた題材ですが、&#13;
&#13;
より多くの国民が観るテレビドラマで&#13;
&#13;
放映されるのは韓国でも新しいことです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
すごく簡単に言うと、恋愛ストーリィーは&#13;
&#13;
韓国の王道ですが、軸にはもっと骨太のテーマを…&#13;
&#13;
と韓国テレビ界の気構えが滲んでいる作品でもあるのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…なんてことは　刺身のツマなる話し、&#13;
&#13;
本題は、アイリスがどうこうではないのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ここに主演し、ビョンホン、ジュノのイケメンを&#13;
&#13;
その魅力でたちまちに籠絡してなお…彼女じゃ仕方ないわネ…と&#13;
&#13;
韓流大好きおばさんまであきらめさせてしまうだろう…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それほどに圧倒的な魅力をもつ女優　&#13;
&#13;
キムテヒの存在です。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このドラマ、女優ではキム・ソヨンも登場します、&#13;
&#13;
そうとうに素敵な女性です　&#13;
&#13;
しかし、テヒにはかなわない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まだ、放映されてもいないのに　&#13;
&#13;
そこまでいうか？　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…はい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
みなさんが暇ではないように　&#13;
&#13;
ぼくもこれでなにかとひまではないのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
テレビドラマなど、よほどのものではない限り、&#13;
&#13;
気にすることもありません。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…よほどのことなのです。テヒは(笑）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
テヒは、実はモデル　&#13;
&#13;
ＣＭがメインでデビューしました。&#13;
&#13;
実は主演の映画やドラマは多くはありません。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ソウル大学出身という高学歴女優という肩書を除けば、&#13;
&#13;
「天国の階段」の準主役で認知されたといってもいい存在です。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕が彼女の魅力に引き込まれたのは&#13;
&#13;
「ラブストーリィー・ハーバード」というドラマからです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
映画の「中天」も観てはいるのですが&#13;
&#13;
彼女の印象はそれほどでもありませんでした。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ハーバード…は　&#13;
&#13;
ハーバードなのに　&#13;
&#13;
ボストン舞台は全体の半分、&#13;
&#13;
残りは韓国が舞台です(笑）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ロースクールに学ぶ留学生二人　&#13;
&#13;
キム・レオン（まっすぐで単純なイケメン）　&#13;
&#13;
とインジョンジン（知的でクールなイケメン）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このドラマではこのイケンメン2人が、&#13;
&#13;
テヒの犠牲(笑）となります。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
テヒは、医学を学び、人道支援のボランティアを&#13;
&#13;
熱心に行う苦学生役、早々に恋を落ちた二人からの&#13;
&#13;
求愛を袖にしてゆきながら展開します。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
恋愛とは別に、弁護士志望の若者ふたりは、&#13;
&#13;
大学で仕事で…とお互いが競い合い、その過程では&#13;
&#13;
人種差別や環境問題など法廷での裁判シーンなども多く、&#13;
&#13;
これだけ観ていてもなかなかにおもしろいドラマです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それでも、一番の魅力は、中心にテヒがいること。&#13;
&#13;
ここでの彼女が、いちばん彼女らしいので、&#13;
&#13;
アイリスがどこまで彼女の魅力を引き出す&#13;
&#13;
作りになっているかは不安でもあります。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まことに綺麗で　&#13;
&#13;
なんとも可愛くて　&#13;
&#13;
こわいくいらいまっすぐで　&#13;
&#13;
ただ一生懸命で　&#13;
&#13;
時に小悪魔　　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
これが彼女の魅力です。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
その意味では、複雑な魅力ともいえ、&#13;
&#13;
韓国より、&#13;
&#13;
日本人の方に受ける素養がある気もします。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほんとうは教えたくなかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほんとうに忙しい方は、&#13;
&#13;
アイリス放映の木曜は家に帰らないでください。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
もし間違ってテレビのチャンネルを合せてしまうと、&#13;
&#13;
テヒの魅力から、抜けられなくなります。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
これが僕からのささやかなる助言です。&#13;
&#13;
奥さんや母上と同居の男性は、&#13;
&#13;
いまのうちに&#13;
&#13;
「あのさあ　韓国ドラマとか興味ないよね？」と&#13;
&#13;
確認しておくことをお勧めします。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
しかし、そうやってささやかな抵抗をしたとしても、&#13;
&#13;
テヒが第二次韓流ブームの火付け役になり、&#13;
&#13;
ＳＰＡあたりが&#13;
&#13;
「男がハマる韓国ドラマ　&#13;
&#13;
　僕たちは宣言する　&#13;
&#13;
　もう、おばさんだけのものじゃない！」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
というような特集を組むのです。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
きっと。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ああ～教えたくなかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
</summary>
    <content type="text">中国で３億人が観たと言われている映画「非誠勿擾」。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
この映画の影響で、網走や釧路、阿寒湖、屈斜路湖、&#13;
&#13;
など道東を中心にロケが行なわれた場所は、&#13;
&#13;
中国人のみなさんであふれかえっているらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
公開された翌年2009年に、中国での日本への観光目的の&#13;
&#13;
旅行者へのビザ発給のうち、実に２５％は北海道への旅行目的。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
外国人の宿泊者の総数でみれば、北海道も他県同様作対比は&#13;
&#13;
落ち込んだものの、中国、香港、台湾からの旅行者は、&#13;
&#13;
１１０万人で、全体の80%を越え、&#13;
&#13;
中国人に限れば昨年対比で、&#13;
&#13;
7割も増えたという。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中でもこの映画の主演女優スー・チーが&#13;
&#13;
台湾人ということもあり、&#13;
&#13;
台湾からの旅行者は激増らしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
これは中国本土でも話題になっていることらしく、&#13;
&#13;
広東省の書記で、来年の共産党大会で&#13;
&#13;
中央の要職へ登用が確実と言われる&#13;
&#13;
実力者汪さんも、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「北海道のように工業化進んでいる場所にも関わらず&#13;
&#13;
   自然環境が保護されているところに、嫉妬を感じる。&#13;
&#13;
   広東省は、経済成長優先の施策が環境破壊を&#13;
&#13;
   もたらしていることに憂慮したい」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
なんてことまで言っている。&#13;
&#13;
　&#13;
&#13;
僕は観ていないが、この映画は恋愛映画である　&#13;
&#13;
題名の訳は…「本気でお付き合いできる方を望む」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中国の婚活の広告でよくみかけるフレーズらしく、&#13;
&#13;
映画はラブコメというが、３億人というのはなんともすごい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
今後は、300万人まで膨れ上がることが&#13;
&#13;
予想されているらしいが、そうなると&#13;
&#13;
映画を観た人の１％が北海道を訪れることになる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
確か、小泉内閣の時の「観光立国」宣言時は、&#13;
&#13;
外国人旅行者は500万人、現在は800万人くらいだから、&#13;
&#13;
このうちの300万人が中国人となると&#13;
&#13;
これはちょっと怖い気もする。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中国での個人旅行者へのビザ解禁と相まってはいるものの、&#13;
&#13;
やはりまだまだ中国は、エンタメのコンテンツが&#13;
&#13;
不足しているのだなあとも思う。&#13;
&#13;
多様化しすぎた日本で、&#13;
&#13;
人口の３割が熱中するコンテンツはありえない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
また、北海道では、中国語を話せる、&#13;
&#13;
正式な観光ガイドとなると数十人しかいないらしく、&#13;
&#13;
就職難に憂う諸氏は、とっとと中国語を勉強すべきであります。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕は&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「プー　タン」　（痛くありません）　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「クウ～イィ」（だいじょうぶ）　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「ニー　ツゥーダ　フェイシェン　ハォ」（あなた上手です）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
と　中国人マッサージ相手に鍛えた中国語が役にたつと　&#13;
&#13;
手ぐすねをひいている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
わが故郷　静岡が　この北海道の成功を黙って見過ごすわけは&#13;
&#13;
なかろうと思っていたら　案の定、中国へのロケ地誘致を始めた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
駿河湾と富士山　大井川鉄道…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
静岡ならではの観光地をぜひロケ場所にと　&#13;
&#13;
売り込みをはじめ、このたび　映画ではなく&#13;
&#13;
ドラマのロケが行われ先月、中国で公開されらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
デューダーダーショウショクキ　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
漢字は面倒くさいので省くが、こういうタイトルです。&#13;
&#13;
これまた恋愛ものらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ロケは静岡県観光スタッフの全面協力で行われ、&#13;
&#13;
ドラマ公開に併せて、ツアーも企画されて、&#13;
&#13;
中国の旅行会社に売り込んだらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ビデオやパンフの映像は、富士山や駿河湾や&#13;
&#13;
ＳＬをモチーフに制作されていて、&#13;
&#13;
なかに静岡茶も多くアピールされていた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
また、実際にドラマの映像を拝見したが　&#13;
&#13;
…主演の男女が愛を語る場所が　&#13;
&#13;
お茶畑というシーンがあった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「来年もここに来て、いっしょに“茶摘みショーを観ようね”」&#13;
&#13;
とか言っているのである。&#13;
&#13;
（ほんとうに言っている）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
うーん。気持ちは分かる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中国人もお茶好きだし、　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このドラマがヒットすれば、&#13;
&#13;
「烏龍茶　既古　新時代　静岡茶」&#13;
&#13;
（謝…でたらめです）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
とかブームを望む気持ちもわかる。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
しかし考えて欲しい　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
牧ノ原や掛川あたりの　&#13;
&#13;
お茶畑のそこかしこが中国人だらけになってしまう画を。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
築地のそれ以上におかしい。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
網走の能取岬や美幌町の美幌岬とは違うのです。&#13;
&#13;
山間のだんだん畑…そもそも茶摘みができないじゃないか。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
静岡空港の体たらく　&#13;
&#13;
上海便の活況狙いと　&#13;
&#13;
同県人として気持ちは痛いほどわかります&#13;
&#13;
…しかし　なんでもありはいけないだら。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このドラマのせいで、静岡県人の若い男女は　&#13;
&#13;
茶畑で愛を語る　&#13;
&#13;
などと中国のみなさんに、&#13;
&#13;
間違って認識されたらどうするんだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
恋愛ドラマは主役の俳優次第　&#13;
&#13;
とくにそうです。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そういう意味ではこの映画の中国人女優は&#13;
&#13;
いまひとつ魅力に欠ける。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まあ、中国で放映されるドラマですから　&#13;
&#13;
よいのですが、出来れば替えて欲しかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
これが韓国ドラマであるなら　&#13;
&#13;
…僕にはイチオシの女優がいる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
名前は「キム・テヒ」　&#13;
&#13;
…そう　彼女の話しがしたかった。(笑）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほんとうは教えたくないのですが、&#13;
&#13;
民放地上波のゴールデンで　&#13;
&#13;
日本人俳優のふき替えのオーディションまで行って&#13;
&#13;
放映される韓国ドラマ「アイリス」が、&#13;
&#13;
もうあと少し&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…4月21日からスタートしてしまう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そうなると主演している&#13;
&#13;
（イ・ビョンホンの相手役）彼女の魅力は、&#13;
&#13;
周知の事実となり、&#13;
&#13;
ブームが起こることは必然の成り行きとなるので、&#13;
&#13;
先に言っておきます。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
プロフィールなどはおいおい分かることなので省きますが、&#13;
&#13;
彼女が仮に中国人で先の映画やドラマなどに主演していたら、&#13;
&#13;
3億どころではなく軽く倍の6億人の中国人が&#13;
&#13;
ブラウン管に釘付けになり、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
完全なる「君の名は現象」を引き起こし、&#13;
&#13;
ひいては、胡錦濤国家主席が、党大会で彼女の経済効果について&#13;
&#13;
コメントを述べる&#13;
&#13;
…という事件に発展するでしょうし、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
北海道の観光収入はバブルに沸き返り、&#13;
&#13;
長い冬の時代を吹き飛ばし、&#13;
&#13;
静岡の茶畑がお茶摘みショーをニイハォの掛け声で&#13;
&#13;
…ウエルカム　&#13;
&#13;
…もう何でも来い　&#13;
&#13;
であるのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほんとうは教えたくなかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
たぶん日本人成人男子のほとんどは、&#13;
&#13;
いまどきテレビドラマなんて観ないよ…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
でしょうし、仮に観ているとしても、&#13;
&#13;
「韓国ドラマ？…興味なし　&#13;
&#13;
　あれは　おばさまの娯楽」&#13;
&#13;
というイメージなのでしょう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このアイリスも主演のイ・ビョンホン様的な&#13;
&#13;
ファンがいちばんのコアなのでしょうが、&#13;
&#13;
チョン・ジュノ　&#13;
&#13;
キム・スンウというイケメンファンも&#13;
&#13;
相当数いると思われ　&#13;
&#13;
視聴率の座布団は見込まれるのでしょうし、&#13;
&#13;
前回も書きましたが、日本の民放ドラマの凋落は久しく&#13;
&#13;
…ここに本来の&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「おもしろいドラマの王道である韓国モノ」&#13;
&#13;
をもってこざる負えないというのは、&#13;
&#13;
情けなくも必然なのかもしれません。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それにしても、日本を模倣することからはじまった&#13;
&#13;
韓国の映画・テレビ業界　その対場を逆転&#13;
&#13;
（映画界ではすでに前からですが）させ、&#13;
&#13;
ついに逆輸入解禁か…&#13;
&#13;
と思うのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ドラマの軸は、&#13;
&#13;
「韓半島に起こりうる戦争を阻止しようと&#13;
&#13;
   活躍する国家機関&#13;
&#13;
   …そこに活躍するスパイたち」　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
映画では取り上げられた題材ですが、&#13;
&#13;
より多くの国民が観るテレビドラマで&#13;
&#13;
放映されるのは韓国でも新しいことです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
すごく簡単に言うと、恋愛ストーリィーは&#13;
&#13;
韓国の王道ですが、軸にはもっと骨太のテーマを…&#13;
&#13;
と韓国テレビ界の気構えが滲んでいる作品でもあるのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…なんてことは　刺身のツマなる話し、&#13;
&#13;
本題は、アイリスがどうこうではないのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ここに主演し、ビョンホン、ジュノのイケメンを&#13;
&#13;
その魅力でたちまちに籠絡してなお…彼女じゃ仕方ないわネ…と&#13;
&#13;
韓流大好きおばさんまであきらめさせてしまうだろう…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それほどに圧倒的な魅力をもつ女優　&#13;
&#13;
キムテヒの存在です。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このドラマ、女優ではキム・ソヨンも登場します、&#13;
&#13;
そうとうに素敵な女性です　&#13;
&#13;
しかし、テヒにはかなわない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まだ、放映されてもいないのに　&#13;
&#13;
そこまでいうか？　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…はい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
みなさんが暇ではないように　&#13;
&#13;
ぼくもこれでなにかとひまではないのです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
テレビドラマなど、よほどのものではない限り、&#13;
&#13;
気にすることもありません。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…よほどのことなのです。テヒは(笑）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
テヒは、実はモデル　&#13;
&#13;
ＣＭがメインでデビューしました。&#13;
&#13;
実は主演の映画やドラマは多くはありません。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ソウル大学出身という高学歴女優という肩書を除けば、&#13;
&#13;
「天国の階段」の準主役で認知されたといってもいい存在です。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕が彼女の魅力に引き込まれたのは&#13;
&#13;
「ラブストーリィー・ハーバード」というドラマからです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
映画の「中天」も観てはいるのですが&#13;
&#13;
彼女の印象はそれほどでもありませんでした。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ハーバード…は　&#13;
&#13;
ハーバードなのに　&#13;
&#13;
ボストン舞台は全体の半分、&#13;
&#13;
残りは韓国が舞台です(笑）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ロースクールに学ぶ留学生二人　&#13;
&#13;
キム・レオン（まっすぐで単純なイケメン）　&#13;
&#13;
とインジョンジン（知的でクールなイケメン）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このドラマではこのイケンメン2人が、&#13;
&#13;
テヒの犠牲(笑）となります。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
テヒは、医学を学び、人道支援のボランティアを&#13;
&#13;
熱心に行う苦学生役、早々に恋を落ちた二人からの&#13;
&#13;
求愛を袖にしてゆきながら展開します。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
恋愛とは別に、弁護士志望の若者ふたりは、&#13;
&#13;
大学で仕事で…とお互いが競い合い、その過程では&#13;
&#13;
人種差別や環境問題など法廷での裁判シーンなども多く、&#13;
&#13;
これだけ観ていてもなかなかにおもしろいドラマです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それでも、一番の魅力は、中心にテヒがいること。&#13;
&#13;
ここでの彼女が、いちばん彼女らしいので、&#13;
&#13;
アイリスがどこまで彼女の魅力を引き出す&#13;
&#13;
作りになっているかは不安でもあります。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まことに綺麗で　&#13;
&#13;
なんとも可愛くて　&#13;
&#13;
こわいくいらいまっすぐで　&#13;
&#13;
ただ一生懸命で　&#13;
&#13;
時に小悪魔　　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
これが彼女の魅力です。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
その意味では、複雑な魅力ともいえ、&#13;
&#13;
韓国より、&#13;
&#13;
日本人の方に受ける素養がある気もします。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほんとうは教えたくなかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほんとうに忙しい方は、&#13;
&#13;
アイリス放映の木曜は家に帰らないでください。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
もし間違ってテレビのチャンネルを合せてしまうと、&#13;
&#13;
テヒの魅力から、抜けられなくなります。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
これが僕からのささやかなる助言です。&#13;
&#13;
奥さんや母上と同居の男性は、&#13;
&#13;
いまのうちに&#13;
&#13;
「あのさあ　韓国ドラマとか興味ないよね？」と&#13;
&#13;
確認しておくことをお勧めします。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
しかし、そうやってささやかな抵抗をしたとしても、&#13;
&#13;
テヒが第二次韓流ブームの火付け役になり、&#13;
&#13;
ＳＰＡあたりが&#13;
&#13;
「男がハマる韓国ドラマ　&#13;
&#13;
　僕たちは宣言する　&#13;
&#13;
　もう、おばさんだけのものじゃない！」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
というような特集を組むのです。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
きっと。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ああ～教えたくなかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/108</id>
    <title>俳優Ｔ</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=108"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-03-28T21:43:00+09:00</updated>
    <published>2010-03-28T22:08:03+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>スポンサーがＣＭ出稿を手控え、&#13;
 &#13;
お金がなく、手間暇かけない、&#13;
 &#13;
結果、つまらないものが出来上がり、&#13;
 &#13;
視聴率はどんどん落ち、余計にスポンサーは、&#13;
 &#13;
お金を出さない。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
どこから始まるのかはしれないが、&#13;
 &#13;
この負の連鎖、スパイラルは下にむかって、&#13;
 &#13;
どんどん加速して、&#13;
 &#13;
もうどうしようもないところまできている。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
漢字をはじめとするお勉強モノ　&#13;
 &#13;
グルメランキング　&#13;
 &#13;
綺麗になりましょ　&#13;
 &#13;
政治経済批&#13;
 &#13;
判モノ　などが、&#13;
 &#13;
バラェティーやお笑いとひっついて、&#13;
 &#13;
低予算、スタジオものが跋扈し、&#13;
 &#13;
ひな壇なしの画面を観ないことはない。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
どんなに真面目な話でも、最後がひな壇での&#13;
 &#13;
コメントになるため、出演している芸人さんや&#13;
 &#13;
なんだか芸能人の、人となりだけは、&#13;
 &#13;
詳しくなるものの、&#13;
 &#13;
肝心のテーマはあまり印象には残らない。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
テレビが人を馬鹿にする…&#13;
 &#13;
こう言われたのは何十年も前ですが、&#13;
 &#13;
最近は表面的な知識が身に着く？という利点は&#13;
 &#13;
置いておいて、すべてがインスタントで進行し、&#13;
 &#13;
その意味で「残らないもの」を&#13;
 &#13;
生み出す温床になっている。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…と、ここまでは、周知の事実。&#13;
 &#13;
いまさら僕が偉そうに&#13;
 &#13;
言うほどのことでもないのですが、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この現象に関して、僕が少し気になることは、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「テレビの前で家族が揃い、一家の団らんをする」&#13;
 &#13;
という生活文化が、いまどうなっているのか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ということです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そもそも、テレビの前で…は死語なのでしょうか？　&#13;
 &#13;
それともそんな環境（ｃｈを変えたくなるという意味）でも、&#13;
 &#13;
団らんは、ちゃんと成立しているのでしょうか？　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「いい胸ね　…　取って見せたら　…○○○○○　」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「うーん川柳かぁ？　○○○○○を当てればいいんだな…！　&#13;
 &#13;
   わかったぞ…&#13;
 &#13;
   いい胸ね　…　取って見せたら　…“いいブラね”　…どうだ」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「正解！！　すごい父さん」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「ははは、昔、ちょっとな川柳かじってたんだよ」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「へえ～」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「◇◇も、覚えるだけの勉強ばかりじゃダメだぞ、&#13;
 &#13;
  こういうユーモアを理解しなきゃな」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「は～い」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
とか、盛り上がっているのでしょうか？　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…とはいえ、娘も息子もいない僕にとっては、&#13;
 &#13;
それ以上の関心事でもなく、それ以上に勘弁して欲しいこと…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それは、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
やっぱり、ＣＭ収入が賄えない民放各局は、&#13;
 &#13;
最近の製作委員会方式の映画産業に乗り出して久しく…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
おかげで、映画製作そものもが、薄利多売化してきていて、　&#13;
 &#13;
低予算が質の低レベル化を招いているという点です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
低予算でもよいのです。&#13;
 &#13;
主役が歌手でもお笑い芸人でもよいのです。&#13;
 &#13;
監督が俳優でもよいのです。&#13;
 &#13;
もっと言えば、出演者が、&#13;
 &#13;
タイアップの番宣に出まくり…でもよいのです。　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…おもしろければ。&#13;
 &#13;
…とにかく出来上がった作品が、&#13;
 &#13;
おもしろければよいのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そうでなければ、わざわざ映画館に足を運んだり　&#13;
 &#13;
Ｔさんにレンタルしに行く意味がないのですから。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そもそもの本業のテレビドラマの質の低下が&#13;
 &#13;
先にきているのですから、そんなこと言われても…&#13;
 &#13;
というクレームがきそうですが。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それは本末転倒です。&#13;
 &#13;
よろしければ、本業回帰…&#13;
 &#13;
ここにお戻りいただきたい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
昨年良かったと思えるドラマ、&#13;
 &#13;
観たいなあ…と思わせるドラマの少ないこと少ないこと。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
最近は、個人的な事情と歳のせいで、&#13;
 &#13;
あまりテレビドラマなるものを観なくなっていますが、&#13;
 &#13;
それでも、気になるドラマをHDDに録画…&#13;
 &#13;
ということはたまにしています。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
昨年よかったのは、12cｈで春の深夜枠で放送した&#13;
 &#13;
「湯けむりスナイパー」と同じく&#13;
 &#13;
CXの深夜枠「深夜食堂」ともに原作は漫画。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
前者が温泉宿のベタロケ、&#13;
 &#13;
後者はスタジオベタ…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
出演者も、遠藤憲一、小林薫と、主役のそれぞれ以外は、&#13;
 &#13;
あまりギャラの高くない方々で、&#13;
 &#13;
そこに深夜枠の自由さが加わり、&#13;
 &#13;
作り手も楽しんでいる感じがうかがえた良作品でした。&#13;
 &#13;
（湯けむりの、でんでんさんは最高でした）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
２時間モノも松本清張ブーム＋昭和回顧ブームで、&#13;
 &#13;
数多く作られましたが、おもしろいものは少なく、&#13;
 &#13;
１０CHの「刑事一代」これが素晴らしかったくらいでした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
民放が体たらく…ここぞとばかりに&#13;
 &#13;
ＮＨＫが攻勢をしかけているのが笑えますが…&#13;
 &#13;
うれしいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それでも、最近の、「ざらつき　暗め　画面」の&#13;
 &#13;
オンパレード（ハゲタカあたりからか…）は、辟易です。&#13;
 &#13;
大河も観ていません。やはり福山＝竜馬は違和感で、&#13;
 &#13;
ほかの役者が一生懸命になればなるほど、&#13;
 &#13;
浮いて見えてしまうのがどうにも…&#13;
 &#13;
でも、ここのところは好き嫌いレベルの蛇足です。&#13;
 &#13;
はい。ごめんなさい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
一生懸命といえば、香川照之さんの　&#13;
 &#13;
出まくり状態はすごいです。&#13;
 &#13;
「坂の上の雲」&#13;
 &#13;
（これは良いドラマ　こっちを大河にして欲しかった）&#13;
 &#13;
「竜馬伝」…「ディアドクター」&#13;
 &#13;
「20世紀少年」「カイジ」「沈まぬ太陽」&#13;
 &#13;
「ゴールデンスランバー」&#13;
 &#13;
…そのすべてで存在感、すごい役者さんだなあ…と思います。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その天才香川をもってしても、&#13;
 &#13;
どうしようもなかった映画…「○○」。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それが、今回のテーマ　「俳優Ｔ」の存在。　&#13;
 &#13;
…　ここままでの、どこかで聞いたことのある話は、&#13;
 &#13;
このＴの話がしたいがための　前フリなのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
前フリ長え～　まだるっこしイ～　ふざけるなあ～　…(笑）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
◆◆◆&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
僕はこの「俳優Ｔ」が苦手です。&#13;
 &#13;
はっきりいって、サヨナラして欲しい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それはなぜかと言えば、彼（男なのです）が出演していると　&#13;
 &#13;
どんなに良い作品もよくて３割、下手すると５割　&#13;
 &#13;
つまらなくなってしまう…という効果の持ち主だからです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
映画のお初デビューは　２０年くらい前ですか…&#13;
 &#13;
あるコミックスの映画化　ちょっと変わったスポコン＋恋愛モノ　&#13;
 &#13;
高校生の主役二人は別にいて、彼は準主役。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
以来、数多くの映画に出演、&#13;
 &#13;
…９０’の岩井俊二の映画あたりがきっかけで、&#13;
 &#13;
その起用方法が確立されてしまい…なんだか、&#13;
 &#13;
アナーキーで今風の空気感の代名詞的な存在になり、&#13;
 &#13;
主役扱いがどんどん増えていった役者さんです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
もちろん、中には、映画自体の出来が&#13;
 &#13;
すばらしいものもあるのです。&#13;
 &#13;
…でも、しかし、そのほとんどは、&#13;
 &#13;
「ただのなんとなく作った、雰囲気よいだろう的な凡作」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その原因は、もう紛れもなくこの「俳優Ｔ」の存在。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
素人が演技についてとやかく言うのはなんですが、&#13;
 &#13;
台詞は棒読み　ぎこちない動き　凡庸な顔つき…そのすべてが　&#13;
 &#13;
作品自体をグレー色に包んでしまうのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
去年、ある大御所の監督が彼を起用することとなり、&#13;
 &#13;
その演技を見てこう言ったそうです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「キミ…そのままじゃ駄目だよ　もっとなんとかしようよ」　&#13;
 &#13;
…と。　&#13;
 &#13;
そうなんです&#13;
 &#13;
なんとかしてもらいたいのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
しかし、その映画も　&#13;
 &#13;
ほんとうに日本を代表する女優さんをはじめ　&#13;
 &#13;
出演者みんな芸達者なのに、彼が出ていることで…&#13;
 &#13;
駄作となっていました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
どんなに緊張感があるシーンでも、彼が演じ　&#13;
 &#13;
喋りはじめると…とたんに白けてしまう。&#13;
 &#13;
ある意味、すごい効果です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
先の天才香川さんが　アカデミー助演を獲得した映画も、　&#13;
 &#13;
お金をかけ、時間をかけ役者も揃え　&#13;
 &#13;
原作もよく撮影技術も最高で、　&#13;
 &#13;
どうやってもよい作品になるだろうという&#13;
 &#13;
下地のしっかりしたものでしたが…これまた…彼のせいで&#13;
 &#13;
…陥落　没落　都落ち…でした。　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
まことに残念です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
こうならうと、演じる方も演じる方ですが、使う方も使うほうだろ…と思うのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この映画などは、そもそも監督は彼をよく知らず、&#13;
 &#13;
その前に観た“モンゴルの大地を馬で駆け回る役の彼”を見て、&#13;
 &#13;
こういう過酷な撮影に耐えられるなら、&#13;
 &#13;
今回の僕の作品に出てもらおう…となったらしいのですが　&#13;
 &#13;
そもそも、この映画、モンゴル人役の彼は、&#13;
 &#13;
台詞をほとんど喋らない設定なのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういう安易なキャスティングが、&#13;
 &#13;
監督本人の、後の身の不幸を招くとは、&#13;
 &#13;
思いもよらなかったのでしょうが、&#13;
 &#13;
そういうことでは困ります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
別に、ひとりの役者がどうでもこうでも、&#13;
 &#13;
そんなことは、そもそもどうでもいいのではないか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ごもっとも…と言えないのです。　&#13;
 &#13;
だって、本当は良い作品を、彼のせいで台無しにしてしまわれたら、&#13;
 &#13;
他の役者さんも勘弁して欲しいはずであり、&#13;
 &#13;
観客は離れ、映画文化の質はさらに落ちてしまうのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
見過ごすわけにはゆきません。&#13;
 &#13;
頑張っている役者さん、映画を楽しみにしている観客のためにも、&#13;
 &#13;
ここは敢えて僕が言います。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「Ｔさん　引退してください」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
もしくは　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「演技をもういちど、イチから勉強してください」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
お願いします。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…しかし、悲しいかな…小さな庶民の声は届かず&#13;
 &#13;
…彼は映画に出続けている。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
サムライミがあきらめ…巡って　&#13;
 &#13;
クラウディアシファーの旦那が監督することとなった&#13;
 &#13;
「ソー」にも出演しているらしい…&#13;
 &#13;
世界が認めた　&#13;
 &#13;
…とか付けて紹介するのだけは勘弁してほしい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
とひそかに願うくらいしかできない自分がくやしい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ハリウッドが出たので　&#13;
 &#13;
最後に本年度の米国アカデミー作品賞　&#13;
 &#13;
「ハート・ロッカー」を観ました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
途中で、映画館を出たくなりました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「かつて、ヴェトナム映画がそうだったように　&#13;
 &#13;
  アメリカがイラク…アフガンから完全に撤退し&#13;
 &#13;
  …なにも解決していないというところまで時代が進み、　&#13;
 &#13;
  …生み出されたさまざまな悪夢が、歴史として&#13;
 &#13;
  国民の感情の中に消化されたのであれば、&#13;
 &#13;
  かのディアハンターや&#13;
 &#13;
  キリングフィールドのような名作が、 &#13;
 &#13;
  きっと生まれるに違いない」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
と、いかにも映画通のような小癪なコメントを送ります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
</summary>
    <content type="text">スポンサーがＣＭ出稿を手控え、&#13;
 &#13;
お金がなく、手間暇かけない、&#13;
 &#13;
結果、つまらないものが出来上がり、&#13;
 &#13;
視聴率はどんどん落ち、余計にスポンサーは、&#13;
 &#13;
お金を出さない。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
どこから始まるのかはしれないが、&#13;
 &#13;
この負の連鎖、スパイラルは下にむかって、&#13;
 &#13;
どんどん加速して、&#13;
 &#13;
もうどうしようもないところまできている。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
漢字をはじめとするお勉強モノ　&#13;
 &#13;
グルメランキング　&#13;
 &#13;
綺麗になりましょ　&#13;
 &#13;
政治経済批&#13;
 &#13;
判モノ　などが、&#13;
 &#13;
バラェティーやお笑いとひっついて、&#13;
 &#13;
低予算、スタジオものが跋扈し、&#13;
 &#13;
ひな壇なしの画面を観ないことはない。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
どんなに真面目な話でも、最後がひな壇での&#13;
 &#13;
コメントになるため、出演している芸人さんや&#13;
 &#13;
なんだか芸能人の、人となりだけは、&#13;
 &#13;
詳しくなるものの、&#13;
 &#13;
肝心のテーマはあまり印象には残らない。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
テレビが人を馬鹿にする…&#13;
 &#13;
こう言われたのは何十年も前ですが、&#13;
 &#13;
最近は表面的な知識が身に着く？という利点は&#13;
 &#13;
置いておいて、すべてがインスタントで進行し、&#13;
 &#13;
その意味で「残らないもの」を&#13;
 &#13;
生み出す温床になっている。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…と、ここまでは、周知の事実。&#13;
 &#13;
いまさら僕が偉そうに&#13;
 &#13;
言うほどのことでもないのですが、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この現象に関して、僕が少し気になることは、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「テレビの前で家族が揃い、一家の団らんをする」&#13;
 &#13;
という生活文化が、いまどうなっているのか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ということです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そもそも、テレビの前で…は死語なのでしょうか？　&#13;
 &#13;
それともそんな環境（ｃｈを変えたくなるという意味）でも、&#13;
 &#13;
団らんは、ちゃんと成立しているのでしょうか？　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「いい胸ね　…　取って見せたら　…○○○○○　」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「うーん川柳かぁ？　○○○○○を当てればいいんだな…！　&#13;
 &#13;
   わかったぞ…&#13;
 &#13;
   いい胸ね　…　取って見せたら　…“いいブラね”　…どうだ」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「正解！！　すごい父さん」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「ははは、昔、ちょっとな川柳かじってたんだよ」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「へえ～」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「◇◇も、覚えるだけの勉強ばかりじゃダメだぞ、&#13;
 &#13;
  こういうユーモアを理解しなきゃな」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「は～い」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
とか、盛り上がっているのでしょうか？　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…とはいえ、娘も息子もいない僕にとっては、&#13;
 &#13;
それ以上の関心事でもなく、それ以上に勘弁して欲しいこと…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それは、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
やっぱり、ＣＭ収入が賄えない民放各局は、&#13;
 &#13;
最近の製作委員会方式の映画産業に乗り出して久しく…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
おかげで、映画製作そものもが、薄利多売化してきていて、　&#13;
 &#13;
低予算が質の低レベル化を招いているという点です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
低予算でもよいのです。&#13;
 &#13;
主役が歌手でもお笑い芸人でもよいのです。&#13;
 &#13;
監督が俳優でもよいのです。&#13;
 &#13;
もっと言えば、出演者が、&#13;
 &#13;
タイアップの番宣に出まくり…でもよいのです。　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…おもしろければ。&#13;
 &#13;
…とにかく出来上がった作品が、&#13;
 &#13;
おもしろければよいのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そうでなければ、わざわざ映画館に足を運んだり　&#13;
 &#13;
Ｔさんにレンタルしに行く意味がないのですから。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そもそもの本業のテレビドラマの質の低下が&#13;
 &#13;
先にきているのですから、そんなこと言われても…&#13;
 &#13;
というクレームがきそうですが。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それは本末転倒です。&#13;
 &#13;
よろしければ、本業回帰…&#13;
 &#13;
ここにお戻りいただきたい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
昨年良かったと思えるドラマ、&#13;
 &#13;
観たいなあ…と思わせるドラマの少ないこと少ないこと。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
最近は、個人的な事情と歳のせいで、&#13;
 &#13;
あまりテレビドラマなるものを観なくなっていますが、&#13;
 &#13;
それでも、気になるドラマをHDDに録画…&#13;
 &#13;
ということはたまにしています。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
昨年よかったのは、12cｈで春の深夜枠で放送した&#13;
 &#13;
「湯けむりスナイパー」と同じく&#13;
 &#13;
CXの深夜枠「深夜食堂」ともに原作は漫画。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
前者が温泉宿のベタロケ、&#13;
 &#13;
後者はスタジオベタ…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
出演者も、遠藤憲一、小林薫と、主役のそれぞれ以外は、&#13;
 &#13;
あまりギャラの高くない方々で、&#13;
 &#13;
そこに深夜枠の自由さが加わり、&#13;
 &#13;
作り手も楽しんでいる感じがうかがえた良作品でした。&#13;
 &#13;
（湯けむりの、でんでんさんは最高でした）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
２時間モノも松本清張ブーム＋昭和回顧ブームで、&#13;
 &#13;
数多く作られましたが、おもしろいものは少なく、&#13;
 &#13;
１０CHの「刑事一代」これが素晴らしかったくらいでした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
民放が体たらく…ここぞとばかりに&#13;
 &#13;
ＮＨＫが攻勢をしかけているのが笑えますが…&#13;
 &#13;
うれしいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それでも、最近の、「ざらつき　暗め　画面」の&#13;
 &#13;
オンパレード（ハゲタカあたりからか…）は、辟易です。&#13;
 &#13;
大河も観ていません。やはり福山＝竜馬は違和感で、&#13;
 &#13;
ほかの役者が一生懸命になればなるほど、&#13;
 &#13;
浮いて見えてしまうのがどうにも…&#13;
 &#13;
でも、ここのところは好き嫌いレベルの蛇足です。&#13;
 &#13;
はい。ごめんなさい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
一生懸命といえば、香川照之さんの　&#13;
 &#13;
出まくり状態はすごいです。&#13;
 &#13;
「坂の上の雲」&#13;
 &#13;
（これは良いドラマ　こっちを大河にして欲しかった）&#13;
 &#13;
「竜馬伝」…「ディアドクター」&#13;
 &#13;
「20世紀少年」「カイジ」「沈まぬ太陽」&#13;
 &#13;
「ゴールデンスランバー」&#13;
 &#13;
…そのすべてで存在感、すごい役者さんだなあ…と思います。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その天才香川をもってしても、&#13;
 &#13;
どうしようもなかった映画…「○○」。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それが、今回のテーマ　「俳優Ｔ」の存在。　&#13;
 &#13;
…　ここままでの、どこかで聞いたことのある話は、&#13;
 &#13;
このＴの話がしたいがための　前フリなのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
前フリ長え～　まだるっこしイ～　ふざけるなあ～　…(笑）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
◆◆◆&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
僕はこの「俳優Ｔ」が苦手です。&#13;
 &#13;
はっきりいって、サヨナラして欲しい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それはなぜかと言えば、彼（男なのです）が出演していると　&#13;
 &#13;
どんなに良い作品もよくて３割、下手すると５割　&#13;
 &#13;
つまらなくなってしまう…という効果の持ち主だからです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
映画のお初デビューは　２０年くらい前ですか…&#13;
 &#13;
あるコミックスの映画化　ちょっと変わったスポコン＋恋愛モノ　&#13;
 &#13;
高校生の主役二人は別にいて、彼は準主役。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
以来、数多くの映画に出演、&#13;
 &#13;
…９０’の岩井俊二の映画あたりがきっかけで、&#13;
 &#13;
その起用方法が確立されてしまい…なんだか、&#13;
 &#13;
アナーキーで今風の空気感の代名詞的な存在になり、&#13;
 &#13;
主役扱いがどんどん増えていった役者さんです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
もちろん、中には、映画自体の出来が&#13;
 &#13;
すばらしいものもあるのです。&#13;
 &#13;
…でも、しかし、そのほとんどは、&#13;
 &#13;
「ただのなんとなく作った、雰囲気よいだろう的な凡作」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その原因は、もう紛れもなくこの「俳優Ｔ」の存在。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
素人が演技についてとやかく言うのはなんですが、&#13;
 &#13;
台詞は棒読み　ぎこちない動き　凡庸な顔つき…そのすべてが　&#13;
 &#13;
作品自体をグレー色に包んでしまうのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
去年、ある大御所の監督が彼を起用することとなり、&#13;
 &#13;
その演技を見てこう言ったそうです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「キミ…そのままじゃ駄目だよ　もっとなんとかしようよ」　&#13;
 &#13;
…と。　&#13;
 &#13;
そうなんです&#13;
 &#13;
なんとかしてもらいたいのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
しかし、その映画も　&#13;
 &#13;
ほんとうに日本を代表する女優さんをはじめ　&#13;
 &#13;
出演者みんな芸達者なのに、彼が出ていることで…&#13;
 &#13;
駄作となっていました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
どんなに緊張感があるシーンでも、彼が演じ　&#13;
 &#13;
喋りはじめると…とたんに白けてしまう。&#13;
 &#13;
ある意味、すごい効果です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
先の天才香川さんが　アカデミー助演を獲得した映画も、　&#13;
 &#13;
お金をかけ、時間をかけ役者も揃え　&#13;
 &#13;
原作もよく撮影技術も最高で、　&#13;
 &#13;
どうやってもよい作品になるだろうという&#13;
 &#13;
下地のしっかりしたものでしたが…これまた…彼のせいで&#13;
 &#13;
…陥落　没落　都落ち…でした。　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
まことに残念です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
こうならうと、演じる方も演じる方ですが、使う方も使うほうだろ…と思うのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この映画などは、そもそも監督は彼をよく知らず、&#13;
 &#13;
その前に観た“モンゴルの大地を馬で駆け回る役の彼”を見て、&#13;
 &#13;
こういう過酷な撮影に耐えられるなら、&#13;
 &#13;
今回の僕の作品に出てもらおう…となったらしいのですが　&#13;
 &#13;
そもそも、この映画、モンゴル人役の彼は、&#13;
 &#13;
台詞をほとんど喋らない設定なのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういう安易なキャスティングが、&#13;
 &#13;
監督本人の、後の身の不幸を招くとは、&#13;
 &#13;
思いもよらなかったのでしょうが、&#13;
 &#13;
そういうことでは困ります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
別に、ひとりの役者がどうでもこうでも、&#13;
 &#13;
そんなことは、そもそもどうでもいいのではないか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ごもっとも…と言えないのです。　&#13;
 &#13;
だって、本当は良い作品を、彼のせいで台無しにしてしまわれたら、&#13;
 &#13;
他の役者さんも勘弁して欲しいはずであり、&#13;
 &#13;
観客は離れ、映画文化の質はさらに落ちてしまうのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
見過ごすわけにはゆきません。&#13;
 &#13;
頑張っている役者さん、映画を楽しみにしている観客のためにも、&#13;
 &#13;
ここは敢えて僕が言います。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「Ｔさん　引退してください」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
もしくは　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「演技をもういちど、イチから勉強してください」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
お願いします。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…しかし、悲しいかな…小さな庶民の声は届かず&#13;
 &#13;
…彼は映画に出続けている。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
サムライミがあきらめ…巡って　&#13;
 &#13;
クラウディアシファーの旦那が監督することとなった&#13;
 &#13;
「ソー」にも出演しているらしい…&#13;
 &#13;
世界が認めた　&#13;
 &#13;
…とか付けて紹介するのだけは勘弁してほしい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
とひそかに願うくらいしかできない自分がくやしい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ハリウッドが出たので　&#13;
 &#13;
最後に本年度の米国アカデミー作品賞　&#13;
 &#13;
「ハート・ロッカー」を観ました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
途中で、映画館を出たくなりました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「かつて、ヴェトナム映画がそうだったように　&#13;
 &#13;
  アメリカがイラク…アフガンから完全に撤退し&#13;
 &#13;
  …なにも解決していないというところまで時代が進み、　&#13;
 &#13;
  …生み出されたさまざまな悪夢が、歴史として&#13;
 &#13;
  国民の感情の中に消化されたのであれば、&#13;
 &#13;
  かのディアハンターや&#13;
 &#13;
  キリングフィールドのような名作が、 &#13;
 &#13;
  きっと生まれるに違いない」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
と、いかにも映画通のような小癪なコメントを送ります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/107</id>
    <title>春と修羅</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=107"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-03-15T15:33:00+09:00</updated>
    <published>2010-03-15T15:44:15+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary> &#13;
 &#13;
どうも調子が出ない　&#13;
 &#13;
これは春のせいであります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
大きな地震が立て続けに起こったり　&#13;
 &#13;
こころ根の優しいミュージシャンが&#13;
 &#13;
不当薬物の使用で検挙されたり&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
クライアントからバグのクレームが相次いだり　&#13;
 &#13;
朝から猫がにゃあにゃあうるさいし、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
治してるんだか広げてるんだか知らないが、&#13;
 &#13;
「ここも工事中かよ！？」で、&#13;
 &#13;
ヘルメットから覗く顔は、&#13;
 &#13;
どうみてもアラブ人で、&#13;
 &#13;
「ドウシテ　ワタシ　ココニイル？」&#13;
 &#13;
って顔しているから　&#13;
 &#13;
文句も言えないし、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
強風で飛ばされた隣の家の洗濯物が、&#13;
 &#13;
僕の車の上に引っ掛かっていて、&#13;
 &#13;
それが女性の下着だったりで…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「返しにゆくもゆけないじゃないか！」&#13;
 &#13;
…だったり、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
久しぶりに電話が来たと思ったら、&#13;
 &#13;
「おれさあ…この年でさぁ、営業に逆戻りだってさ　&#13;
 &#13;
  事務のパートのおばちゃんだけのさあ&#13;
 &#13;
  …そこの所長…どうよ？」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
って、「…で　どこ？」「四国」「四国のどこ？」&#13;
 &#13;
「香川？」「香川…いいじゃん」「香川ってなにがあるの？」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…だったり。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういうこと全部が春のせいであります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
師走、年の瀬は「よし、今年も残りわずか  うんうん　&#13;
 &#13;
自分…それなりに頑張った　よしよし　来年も」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
と、どちらかと言えば、前向きに振り返り　&#13;
 &#13;
前向きに目指す　そんな風な心持ちになれるのに、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この年度末と言うのは　&#13;
 &#13;
どうも　気が乗らない　。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それなりに忙しいのは当たり前、&#13;
 &#13;
でも、どこかなんだか、どうにも上の空、&#13;
 &#13;
それでいてあせる　&#13;
 &#13;
そんな感じの時期ではないですか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
僕だけか。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この季節に起こる　&#13;
 &#13;
マイナスな出来事は、&#13;
 &#13;
ぜんぶ“春のせい”　にしてください。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
僕のせいでも　あなたのせいでも　&#13;
 &#13;
猫の発情のせいでも　アラブのせいでも　&#13;
 &#13;
現場知らない社長のせいでも　&#13;
 &#13;
ありません。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「春のせい」　なんです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
以前にも触れた気がしますが（忘れたのも春のせい）、&#13;
 &#13;
自然界は寝ているのです。&#13;
 &#13;
起きるのは、梅雨の始まりから…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
人間程度が　がちゃがちゃしても、&#13;
 &#13;
大きなメカニズムが「寝ている」ことを要求して&#13;
 &#13;
いるのですから、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
うまくゆくこともゆかない　&#13;
 &#13;
そんなことな当たり前。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
歯ぎしりしながら　&#13;
 &#13;
行ったり来たり　そういう季節。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
  四月の気層のひかりの底を &#13;
   &#13;
  唾しはぎしりゆききする &#13;
   &#13;
  おれはひとりの修羅なのだ &#13;
   &#13;
 &#13;
 &#13;
宮沢健二の心象スケッチの　&#13;
 &#13;
この一文が好きでした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
※というか序文などは難しくて、中学生の僕には理解不能&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
まわりはなんだか浮かれているけど　&#13;
 &#13;
ちょっとまて　自分の今はどうなのか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういうことを立ち止まって考える　&#13;
 &#13;
そういう時間を少しでも持つ　&#13;
 &#13;
そんな示唆　そういう季節なんだとも、&#13;
 &#13;
思う訳です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「○○を考えると　○○がベスト　○○から進めてゆこう　&#13;
 &#13;
  でも○○の部分はファジーだから　進めながら解決」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
はいはい。そうです　そんなことばかりです。　&#13;
 &#13;
それはそれで　やんなきゃならない&#13;
 &#13;
ことは　ちゃっちゃとやりましょ。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その流れの中でも　&#13;
 &#13;
まてまて「春にだまされてないか？」と　&#13;
 &#13;
もう一度　振り返る　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「おい！　春なんだから　気をつけろ」&#13;
 &#13;
「えっ？　なんですか？部長？」&#13;
 &#13;
「いいから…それでいいから。&#13;
 &#13;
　でもな…春なんだから　気をつけろよ…ニッ」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
■■■&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「９６時間」　という映画がおもしろいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
リュックべッソンが監督も役者もしないで　&#13;
 &#13;
製作と脚本に関わってる“だけのおかげ”かもしれないですが、&#13;
 &#13;
とてもおもしろいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
アクションものです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
元ＣＩＡです。　&#13;
 &#13;
最愛の娘の誘拐事件です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
東欧人の売春組織（※）　&#13;
 &#13;
相手のロンリーウォーズです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
※去年の翻訳本で大人気でした「ミレニアム」&#13;
 &#13;
の２でも題材でしたが、いま、旬なのか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
こいうと…&#13;
 &#13;
「ああ…なんとなく想像つく」&#13;
 &#13;
とか思われるでしょうが、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その、あなたが瞬間に抱いたイメージより…&#13;
 &#13;
３倍は　確実におもしろいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
主演はリーアム・ニーソン　&#13;
 &#13;
※シンドラーの所長　スターウォーズのジェダイの騎士　&#13;
 &#13;
でもこの映画での彼は　ラブアクチュアリーの妻を亡くして&#13;
 &#13;
義理の息子の小さい恋のメロディーを応援する&#13;
 &#13;
父さんのイメージが一番近いです。&#13;
 &#13;
役柄はぜんぜん違いますが。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
大箱でのロードショー大作に比べてプログラムピクチャー&#13;
 &#13;
（娯楽もの、早撮りの低予算という意味に使われますが、&#13;
 &#13;
　もともとは違います。説明すると長くなるので&#13;
 &#13;
　便宜上ここではそういう意味で使います）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
の匂いがムンムンしますが、&#13;
 &#13;
なかなかどうしてまったく飽きずに　&#13;
 &#13;
引き込む力のある展開です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ＣＧはゼロ　&#13;
 &#13;
リーアム・ニーソン体当たりです。　&#13;
 &#13;
彼でなければここまで雰囲気でなかった映画。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ハリウッドがブルースウイルス使って作ったら　&#13;
 &#13;
ぜんぜん駄目になってしまう話しであります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「２４」のシーズン１を&#13;
 &#13;
「２４０時間くらい」かけて観るより&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「９６」を１時間半くらいで観る方が　&#13;
 &#13;
　おもしろいと　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…われながらおもしろいことを言うなあ&#13;
 &#13;
…というくらいおもしろいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「春のせいってだけじゃあ　&#13;
 &#13;
　このもやもやは晴れんなあ～」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
とお嘆きの週末などございましたら　&#13;
 &#13;
ぜひ。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
</summary>
    <content type="text"> &#13;
 &#13;
どうも調子が出ない　&#13;
 &#13;
これは春のせいであります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
大きな地震が立て続けに起こったり　&#13;
 &#13;
こころ根の優しいミュージシャンが&#13;
 &#13;
不当薬物の使用で検挙されたり&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
クライアントからバグのクレームが相次いだり　&#13;
 &#13;
朝から猫がにゃあにゃあうるさいし、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
治してるんだか広げてるんだか知らないが、&#13;
 &#13;
「ここも工事中かよ！？」で、&#13;
 &#13;
ヘルメットから覗く顔は、&#13;
 &#13;
どうみてもアラブ人で、&#13;
 &#13;
「ドウシテ　ワタシ　ココニイル？」&#13;
 &#13;
って顔しているから　&#13;
 &#13;
文句も言えないし、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
強風で飛ばされた隣の家の洗濯物が、&#13;
 &#13;
僕の車の上に引っ掛かっていて、&#13;
 &#13;
それが女性の下着だったりで…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「返しにゆくもゆけないじゃないか！」&#13;
 &#13;
…だったり、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
久しぶりに電話が来たと思ったら、&#13;
 &#13;
「おれさあ…この年でさぁ、営業に逆戻りだってさ　&#13;
 &#13;
  事務のパートのおばちゃんだけのさあ&#13;
 &#13;
  …そこの所長…どうよ？」　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
って、「…で　どこ？」「四国」「四国のどこ？」&#13;
 &#13;
「香川？」「香川…いいじゃん」「香川ってなにがあるの？」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…だったり。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういうこと全部が春のせいであります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
師走、年の瀬は「よし、今年も残りわずか  うんうん　&#13;
 &#13;
自分…それなりに頑張った　よしよし　来年も」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
と、どちらかと言えば、前向きに振り返り　&#13;
 &#13;
前向きに目指す　そんな風な心持ちになれるのに、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この年度末と言うのは　&#13;
 &#13;
どうも　気が乗らない　。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
それなりに忙しいのは当たり前、&#13;
 &#13;
でも、どこかなんだか、どうにも上の空、&#13;
 &#13;
それでいてあせる　&#13;
 &#13;
そんな感じの時期ではないですか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
僕だけか。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この季節に起こる　&#13;
 &#13;
マイナスな出来事は、&#13;
 &#13;
ぜんぶ“春のせい”　にしてください。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
僕のせいでも　あなたのせいでも　&#13;
 &#13;
猫の発情のせいでも　アラブのせいでも　&#13;
 &#13;
現場知らない社長のせいでも　&#13;
 &#13;
ありません。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「春のせい」　なんです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
以前にも触れた気がしますが（忘れたのも春のせい）、&#13;
 &#13;
自然界は寝ているのです。&#13;
 &#13;
起きるのは、梅雨の始まりから…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
人間程度が　がちゃがちゃしても、&#13;
 &#13;
大きなメカニズムが「寝ている」ことを要求して&#13;
 &#13;
いるのですから、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
うまくゆくこともゆかない　&#13;
 &#13;
そんなことな当たり前。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
歯ぎしりしながら　&#13;
 &#13;
行ったり来たり　そういう季節。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
  四月の気層のひかりの底を &#13;
   &#13;
  唾しはぎしりゆききする &#13;
   &#13;
  おれはひとりの修羅なのだ &#13;
   &#13;
 &#13;
 &#13;
宮沢健二の心象スケッチの　&#13;
 &#13;
この一文が好きでした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
※というか序文などは難しくて、中学生の僕には理解不能&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
まわりはなんだか浮かれているけど　&#13;
 &#13;
ちょっとまて　自分の今はどうなのか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういうことを立ち止まって考える　&#13;
 &#13;
そういう時間を少しでも持つ　&#13;
 &#13;
そんな示唆　そういう季節なんだとも、&#13;
 &#13;
思う訳です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「○○を考えると　○○がベスト　○○から進めてゆこう　&#13;
 &#13;
  でも○○の部分はファジーだから　進めながら解決」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
はいはい。そうです　そんなことばかりです。　&#13;
 &#13;
それはそれで　やんなきゃならない&#13;
 &#13;
ことは　ちゃっちゃとやりましょ。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その流れの中でも　&#13;
 &#13;
まてまて「春にだまされてないか？」と　&#13;
 &#13;
もう一度　振り返る　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「おい！　春なんだから　気をつけろ」&#13;
 &#13;
「えっ？　なんですか？部長？」&#13;
 &#13;
「いいから…それでいいから。&#13;
 &#13;
　でもな…春なんだから　気をつけろよ…ニッ」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
■■■&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「９６時間」　という映画がおもしろいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
リュックべッソンが監督も役者もしないで　&#13;
 &#13;
製作と脚本に関わってる“だけのおかげ”かもしれないですが、&#13;
 &#13;
とてもおもしろいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
アクションものです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
元ＣＩＡです。　&#13;
 &#13;
最愛の娘の誘拐事件です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
東欧人の売春組織（※）　&#13;
 &#13;
相手のロンリーウォーズです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
※去年の翻訳本で大人気でした「ミレニアム」&#13;
 &#13;
の２でも題材でしたが、いま、旬なのか？&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
こいうと…&#13;
 &#13;
「ああ…なんとなく想像つく」&#13;
 &#13;
とか思われるでしょうが、&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その、あなたが瞬間に抱いたイメージより…&#13;
 &#13;
３倍は　確実におもしろいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
主演はリーアム・ニーソン　&#13;
 &#13;
※シンドラーの所長　スターウォーズのジェダイの騎士　&#13;
 &#13;
でもこの映画での彼は　ラブアクチュアリーの妻を亡くして&#13;
 &#13;
義理の息子の小さい恋のメロディーを応援する&#13;
 &#13;
父さんのイメージが一番近いです。&#13;
 &#13;
役柄はぜんぜん違いますが。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
大箱でのロードショー大作に比べてプログラムピクチャー&#13;
 &#13;
（娯楽もの、早撮りの低予算という意味に使われますが、&#13;
 &#13;
　もともとは違います。説明すると長くなるので&#13;
 &#13;
　便宜上ここではそういう意味で使います）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
の匂いがムンムンしますが、&#13;
 &#13;
なかなかどうしてまったく飽きずに　&#13;
 &#13;
引き込む力のある展開です。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ＣＧはゼロ　&#13;
 &#13;
リーアム・ニーソン体当たりです。　&#13;
 &#13;
彼でなければここまで雰囲気でなかった映画。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ハリウッドがブルースウイルス使って作ったら　&#13;
 &#13;
ぜんぜん駄目になってしまう話しであります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「２４」のシーズン１を&#13;
 &#13;
「２４０時間くらい」かけて観るより&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「９６」を１時間半くらいで観る方が　&#13;
 &#13;
　おもしろいと　&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…われながらおもしろいことを言うなあ&#13;
 &#13;
…というくらいおもしろいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「春のせいってだけじゃあ　&#13;
 &#13;
　このもやもやは晴れんなあ～」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
とお嘆きの週末などございましたら　&#13;
 &#13;
ぜひ。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/106</id>
    <title>紋谷塾</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=106"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-03-01T16:17:00+09:00</updated>
    <published>2010-03-01T17:12:44+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>父、母ともに学校の先生という家庭に生まれました。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
友達３０人いれば、そのうち１人は…&#13;
&#13;
「両親ともに、教師なんだよね」…&#13;
&#13;
あまり珍しくもないのでしょうが。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
昭和３０年代後半から４０年代が僕の思春期(笑）。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
田舎町のことで、どこに行っても&#13;
&#13;
「もんや先生の息子さんかぇ」と見られるから、&#13;
&#13;
どこに行っても、もんや先生の “息子さんらしく” &#13;
&#13;
していなくてはならない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…別に「ならなくてはいけない」&#13;
&#13;
わけではないのだけれど、&#13;
&#13;
本人はそういうプレッシャーを感じていた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
小学校の家庭科の授業で、担当の先生がお休みで、&#13;
&#13;
代理で母が教壇に立ったときはしんどかった。&#13;
&#13;
こういうことはあってはならないと、思った。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
町内の小学校が集まっての水泳大会、&#13;
&#13;
２００ｍのクロール競泳、スタートの飛び込み台から、&#13;
&#13;
別の小学校の代表を引率している&#13;
&#13;
父の姿を見た時は、体が硬くなった。&#13;
&#13;
結果の惨敗は…ハズかしさばかり残った。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中学の写生大会で、どうみても友の作品の方がよく描けていたが、&#13;
&#13;
僕の絵が入賞してしまった時…&#13;
&#13;
美術の先生が父と仲が良いことで、勘ぐってしまった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
高校は、町を離れた新設校…しかしここでも、&#13;
&#13;
「オマエの父さんは足が速かったんだよ」と&#13;
&#13;
陸上部の教師に言われた時は…まだ&#13;
&#13;
“らしく” あらねばならないのかと  ため息をついた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
直接、話した訳ではないが、&#13;
&#13;
学年が３つ下の弟は、“こういうこと”で、&#13;
&#13;
同級生にからかわれることがしばしばあったようで、&#13;
&#13;
将来、「教師にはならない」と&#13;
&#13;
早々に進路を決めたらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
自分に関して今にして思えば、&#13;
&#13;
思春期のこういうプレッシャーは悪いものではないし、&#13;
&#13;
プレッシャーがあったからこそ&#13;
&#13;
出来上がった僕の人格…嫌いでない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
面と向かいはしないが、&#13;
&#13;
両親はどこかで「同じ道」を求めていたと思う。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕自身も、“自分に向いているのでは？”と&#13;
&#13;
どこかで感じてもいたのですが、、&#13;
&#13;
専門分野を極めて、それを他人に教え、導く…&#13;
&#13;
ということ、特にそれが学校という職場で、&#13;
&#13;
子供たち相手…となると、&#13;
&#13;
まだ自分こそがなにものでもない子供なのに、&#13;
&#13;
「教壇という一段高い場所に立っていいものか？」&#13;
&#13;
と考えてしまった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
頭もなく、勤勉でもなかったことは言わずもがなで、&#13;
&#13;
教職課程はとったものの…結局&#13;
&#13;
「教師の道」は選ばなかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
職業＝教師ではなかったが、いくつかの職場を経て、&#13;
&#13;
けっこうな歳になり、人を管理（やな言葉なので訂正）&#13;
&#13;
…上司などと呼ばれ始めると必然、&#13;
&#13;
「他人を教え導く」ことになる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
なんだ、結局…そういうことか。　&#13;
&#13;
職業はどうでも、歳を重ねていれば、&#13;
&#13;
若輩に何かを伝えることになる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
すこし、偉そうにいえば、&#13;
&#13;
それが「先に生まれたものが唯一出来ること」&#13;
&#13;
ではないかと思う、&#13;
&#13;
そうではないと先に生まれた意味はない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
算数は教えられないが、PLとBSは説明できるし、、&#13;
&#13;
ユーラシア大陸の明確な境界線は知らないが、&#13;
&#13;
キプチャク草原の遊牧民の暮らしは説明できる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
人に聞いた話でも、米共和党の現在のスタンスは、&#13;
&#13;
なんとなくは分かる、…が、&#13;
&#13;
歴代の大統領の名前を列挙は出来ない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
憲法十五条を諳んじることは出来ないが、&#13;
&#13;
在外邦人の選挙権裁判を傍聴した話し…は、出来る。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
もっといえば、石垣島のキャバクラに集まる&#13;
&#13;
「ないちゃー娘の心情」について1000ワードにまとめろ…&#13;
&#13;
と言われれば出来る、&#13;
&#13;
…だれも言わないだろうが。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
根津にある、お花屋さんに関わって、&#13;
&#13;
もう１年半ほどになる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
もともとは、お見舞いに来てくれた同社の社長に頼まれ、&#13;
&#13;
退院したら手伝いましょうということから始まった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
お花屋さんと言うと、“お店”を想像するが、&#13;
&#13;
彼の会社は店舗経営だけでなく　&#13;
&#13;
温室で管理した観葉植物を一般の会社に&#13;
&#13;
レンタルしてメンテナンスしたり、&#13;
&#13;
植栽やガーデニングまでも行う。&#13;
&#13;
ネットで花束の注文も受ければ、&#13;
&#13;
会社の表玄関に鎮座する&#13;
&#13;
クリスマスツリーも施工する。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
創業から１０年、今までは彼(社長）が引っ張ってきたが、&#13;
&#13;
これからは新しいリーダーを育ててゆきたい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…そんな理由で頼まれ、月に２回、&#13;
&#13;
各部署から人選した１０名弱を対象に、&#13;
&#13;
会議室で塾を開いている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
塾の名は…「紋谷塾」　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ずいぶんと偉そうなのですが、&#13;
&#13;
僕が命名したのではない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
大きなポイントは&#13;
&#13;
「典型的な労働集約型、内向きな仕事のスタイルからの脱却」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
さっぱりと言いきると、&#13;
&#13;
「花と植物は育てられるが、人に対してはからっきし…」&#13;
&#13;
そんな集団に活を入れる仕事。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まことに真面目で素直でよい子たちに、&#13;
&#13;
「おい　それじゃ駄目」と叱る、&#13;
&#13;
なんだか嫌な役目ともいえる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
部署のひとつ「園芸部」などは、&#13;
&#13;
一日中配送の仕事をしている…トラックで二人…&#13;
&#13;
納品とメンテナンス…&#13;
&#13;
この日常に、なにが出来るのか？&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「制作部」はネットなどで受けた、花束の制作に明け暮れ、&#13;
&#13;
時に、納品した先へのメンテナンスに出かける…&#13;
&#13;
この日常に、何ができるのか？&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まずは、各位部署、各人の仕事の内容と会社への意識について、&#13;
&#13;
いろいろな方法でアプローチしてみた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
たとえば、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「先日、根津に越してきた、おっさん」と題し、&#13;
&#13;
道で彼と会って立ち話しとなった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
あなたはこの会社の社員として、&#13;
&#13;
そのおっさんには“どんな商売のニーズがあるのか&#13;
&#13;
”会話から引き出してみて欲しい”。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
その上で、改めて、会社の商品やサービスを提案すること。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そういうプログラム。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
おっさんには、個人の趣味にはじまり、自宅の環境、&#13;
&#13;
奥さんの仕事、自身の会社の業務内容や規模…など、&#13;
&#13;
引き出し方によっては、&#13;
&#13;
会社の商品やサービスとリンクするニーズが&#13;
&#13;
どんどん出てくるように、&#13;
&#13;
事前にプロフィールを用意してある。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
おっさんの役は僕が引き受け、&#13;
&#13;
僕は聞かれたことにしか答えない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
つまり、引き出しが甘ければ、出てくる情報は少なく、&#13;
&#13;
また、どこまでイメージできるか次第で、&#13;
&#13;
その中身は広がるという仕掛けだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ヒアリングは２人ひと組…&#13;
&#13;
部署の違う相手と組ませる。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ワークをさせ、提案はみんなの前で…共有し検証する。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ポイントは「答え探しにならないように」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「その日の新聞から、会社の事業に関係する事件をピックアップし…&#13;
&#13;
　当事者、マスコミ、自分の会社、そのへんお主婦…&#13;
&#13;
　などさまざまな視点で見たら、この記事はどう感じるか？」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
なんてこともやった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
固定のプログラムは、各人の２週間（月に２度なので）は、&#13;
&#13;
毎回、事細かにレポートさせ発表させる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
日々の仕事の中に、すべての答えはある…からそこは念入りに。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
１回の時間で、必ず宿題を課す。約束事もする。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
次回、出来ていないことには、特に注力を注ぎ、&#13;
&#13;
その原因を自覚させ、改善の手法を伝える。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
特に、部下への関わり、業務改善はもちろん　&#13;
&#13;
新たな「仕掛け」への意欲や着手につながることは&#13;
&#13;
拾っていこうという主旨で。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕自身、学生時代、造園会社でバイトしていたこともあり、&#13;
&#13;
配送の経験も少しあったり、母の影響で“花”は好きで…と&#13;
&#13;
まあ、その程度のことで、&#13;
&#13;
彼らの仕事の細かい部分(知識やスキル）…&#13;
&#13;
を直接教えることは出来ないし、&#13;
&#13;
餅やは餅や…でそのあたりは僕の範疇ではない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
１年が過ぎ、痛感していることはたくさんある。　&#13;
&#13;
もちろん反省ばかりなのですが、&#13;
&#13;
それでも彼ら彼女ら相手に真剣に関わることは、楽しい。&#13;
&#13;
僕が楽しくても、彼ら彼女らの成長になっていなければ、&#13;
&#13;
意味はないが、まあ少しは&#13;
&#13;
貢献しているのかなあ…と思う。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
へりくだっているようだが、正直な感想。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そうそう簡単に人は変わらない。&#13;
&#13;
変わることを信じなければ、&#13;
&#13;
出来ないということも真理ですが。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
今年度、はじめて新卒採用を行うことになり、&#13;
&#13;
最終の面接もいくつか担当させていただいた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
泣かせてしまうようなこともあった。　&#13;
&#13;
たとえ不採用になろうとも、&#13;
&#13;
何かお土産を持たせてあげたくて、&#13;
&#13;
真剣に対峙してしまう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
２年目を迎え、「塾生」も何人か入れ替わった。　&#13;
&#13;
あえて持ちあげることでもないが、&#13;
&#13;
社長の「進もうとする意志」が好きだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「三つ子の魂百まで」「スズメ百まで踊り忘れず」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
思えば、父や母の時代は、職業の選択は…出来なかった。&#13;
&#13;
転職なんて、ありえない考え方だった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
公務員にしては、言わずもがな。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そもそもは、教師という職業を「好きや嫌い」で&#13;
&#13;
選んでいなかったのかもしれない。&#13;
&#13;
（聞いたことがないのでわからないが）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それでも、「人に教える以上、自らが範となれ」&#13;
&#13;
という生き方であったであろうし、&#13;
&#13;
それを子供に課すのは当たり前のこと。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕や弟が、勝手に感じていたプレッシャーとは&#13;
&#13;
次元が違う話しだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
魂や踊りを明確に習った覚えはないが、&#13;
&#13;
日々の生活の中での在り方は、教わっていて、&#13;
&#13;
子供と言うのはいくつになっても、&#13;
&#13;
その教えから抜け出せぬものなのだと思う。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
歳を重ねれば「誰もが教師」&#13;
&#13;
のようなことを言ったが、&#13;
&#13;
僕の場合は、とくにそういうことが苦手ではないらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
結果は置いておいたとしても、&#13;
&#13;
好きこそ…であり、そういう性癖は、&#13;
&#13;
やはり受け継いだものとしか思えない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それでも、僕のような大人は、&#13;
&#13;
教師ではなく塾長なのでしょう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
教育委員会や指導要綱などは　&#13;
&#13;
くそくらェと嘯き、&#13;
&#13;
表面だけのパワハラな親御さんには説教をして、&#13;
&#13;
無能教師の烙印で放逐…&#13;
&#13;
そういうことになっていた気がしますから。&#13;
&#13;
&#13;
</summary>
    <content type="text">父、母ともに学校の先生という家庭に生まれました。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
友達３０人いれば、そのうち１人は…&#13;
&#13;
「両親ともに、教師なんだよね」…&#13;
&#13;
あまり珍しくもないのでしょうが。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
昭和３０年代後半から４０年代が僕の思春期(笑）。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
田舎町のことで、どこに行っても&#13;
&#13;
「もんや先生の息子さんかぇ」と見られるから、&#13;
&#13;
どこに行っても、もんや先生の “息子さんらしく” &#13;
&#13;
していなくてはならない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…別に「ならなくてはいけない」&#13;
&#13;
わけではないのだけれど、&#13;
&#13;
本人はそういうプレッシャーを感じていた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
小学校の家庭科の授業で、担当の先生がお休みで、&#13;
&#13;
代理で母が教壇に立ったときはしんどかった。&#13;
&#13;
こういうことはあってはならないと、思った。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
町内の小学校が集まっての水泳大会、&#13;
&#13;
２００ｍのクロール競泳、スタートの飛び込み台から、&#13;
&#13;
別の小学校の代表を引率している&#13;
&#13;
父の姿を見た時は、体が硬くなった。&#13;
&#13;
結果の惨敗は…ハズかしさばかり残った。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中学の写生大会で、どうみても友の作品の方がよく描けていたが、&#13;
&#13;
僕の絵が入賞してしまった時…&#13;
&#13;
美術の先生が父と仲が良いことで、勘ぐってしまった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
高校は、町を離れた新設校…しかしここでも、&#13;
&#13;
「オマエの父さんは足が速かったんだよ」と&#13;
&#13;
陸上部の教師に言われた時は…まだ&#13;
&#13;
“らしく” あらねばならないのかと  ため息をついた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
直接、話した訳ではないが、&#13;
&#13;
学年が３つ下の弟は、“こういうこと”で、&#13;
&#13;
同級生にからかわれることがしばしばあったようで、&#13;
&#13;
将来、「教師にはならない」と&#13;
&#13;
早々に進路を決めたらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
自分に関して今にして思えば、&#13;
&#13;
思春期のこういうプレッシャーは悪いものではないし、&#13;
&#13;
プレッシャーがあったからこそ&#13;
&#13;
出来上がった僕の人格…嫌いでない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
面と向かいはしないが、&#13;
&#13;
両親はどこかで「同じ道」を求めていたと思う。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕自身も、“自分に向いているのでは？”と&#13;
&#13;
どこかで感じてもいたのですが、、&#13;
&#13;
専門分野を極めて、それを他人に教え、導く…&#13;
&#13;
ということ、特にそれが学校という職場で、&#13;
&#13;
子供たち相手…となると、&#13;
&#13;
まだ自分こそがなにものでもない子供なのに、&#13;
&#13;
「教壇という一段高い場所に立っていいものか？」&#13;
&#13;
と考えてしまった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
頭もなく、勤勉でもなかったことは言わずもがなで、&#13;
&#13;
教職課程はとったものの…結局&#13;
&#13;
「教師の道」は選ばなかった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
職業＝教師ではなかったが、いくつかの職場を経て、&#13;
&#13;
けっこうな歳になり、人を管理（やな言葉なので訂正）&#13;
&#13;
…上司などと呼ばれ始めると必然、&#13;
&#13;
「他人を教え導く」ことになる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
なんだ、結局…そういうことか。　&#13;
&#13;
職業はどうでも、歳を重ねていれば、&#13;
&#13;
若輩に何かを伝えることになる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
すこし、偉そうにいえば、&#13;
&#13;
それが「先に生まれたものが唯一出来ること」&#13;
&#13;
ではないかと思う、&#13;
&#13;
そうではないと先に生まれた意味はない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
算数は教えられないが、PLとBSは説明できるし、、&#13;
&#13;
ユーラシア大陸の明確な境界線は知らないが、&#13;
&#13;
キプチャク草原の遊牧民の暮らしは説明できる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
人に聞いた話でも、米共和党の現在のスタンスは、&#13;
&#13;
なんとなくは分かる、…が、&#13;
&#13;
歴代の大統領の名前を列挙は出来ない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
憲法十五条を諳んじることは出来ないが、&#13;
&#13;
在外邦人の選挙権裁判を傍聴した話し…は、出来る。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
もっといえば、石垣島のキャバクラに集まる&#13;
&#13;
「ないちゃー娘の心情」について1000ワードにまとめろ…&#13;
&#13;
と言われれば出来る、&#13;
&#13;
…だれも言わないだろうが。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
根津にある、お花屋さんに関わって、&#13;
&#13;
もう１年半ほどになる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
もともとは、お見舞いに来てくれた同社の社長に頼まれ、&#13;
&#13;
退院したら手伝いましょうということから始まった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
お花屋さんと言うと、“お店”を想像するが、&#13;
&#13;
彼の会社は店舗経営だけでなく　&#13;
&#13;
温室で管理した観葉植物を一般の会社に&#13;
&#13;
レンタルしてメンテナンスしたり、&#13;
&#13;
植栽やガーデニングまでも行う。&#13;
&#13;
ネットで花束の注文も受ければ、&#13;
&#13;
会社の表玄関に鎮座する&#13;
&#13;
クリスマスツリーも施工する。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
創業から１０年、今までは彼(社長）が引っ張ってきたが、&#13;
&#13;
これからは新しいリーダーを育ててゆきたい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…そんな理由で頼まれ、月に２回、&#13;
&#13;
各部署から人選した１０名弱を対象に、&#13;
&#13;
会議室で塾を開いている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
塾の名は…「紋谷塾」　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ずいぶんと偉そうなのですが、&#13;
&#13;
僕が命名したのではない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
大きなポイントは&#13;
&#13;
「典型的な労働集約型、内向きな仕事のスタイルからの脱却」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
さっぱりと言いきると、&#13;
&#13;
「花と植物は育てられるが、人に対してはからっきし…」&#13;
&#13;
そんな集団に活を入れる仕事。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まことに真面目で素直でよい子たちに、&#13;
&#13;
「おい　それじゃ駄目」と叱る、&#13;
&#13;
なんだか嫌な役目ともいえる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
部署のひとつ「園芸部」などは、&#13;
&#13;
一日中配送の仕事をしている…トラックで二人…&#13;
&#13;
納品とメンテナンス…&#13;
&#13;
この日常に、なにが出来るのか？&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「制作部」はネットなどで受けた、花束の制作に明け暮れ、&#13;
&#13;
時に、納品した先へのメンテナンスに出かける…&#13;
&#13;
この日常に、何ができるのか？&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まずは、各位部署、各人の仕事の内容と会社への意識について、&#13;
&#13;
いろいろな方法でアプローチしてみた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
たとえば、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「先日、根津に越してきた、おっさん」と題し、&#13;
&#13;
道で彼と会って立ち話しとなった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
あなたはこの会社の社員として、&#13;
&#13;
そのおっさんには“どんな商売のニーズがあるのか&#13;
&#13;
”会話から引き出してみて欲しい”。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
その上で、改めて、会社の商品やサービスを提案すること。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そういうプログラム。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
おっさんには、個人の趣味にはじまり、自宅の環境、&#13;
&#13;
奥さんの仕事、自身の会社の業務内容や規模…など、&#13;
&#13;
引き出し方によっては、&#13;
&#13;
会社の商品やサービスとリンクするニーズが&#13;
&#13;
どんどん出てくるように、&#13;
&#13;
事前にプロフィールを用意してある。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
おっさんの役は僕が引き受け、&#13;
&#13;
僕は聞かれたことにしか答えない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
つまり、引き出しが甘ければ、出てくる情報は少なく、&#13;
&#13;
また、どこまでイメージできるか次第で、&#13;
&#13;
その中身は広がるという仕掛けだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ヒアリングは２人ひと組…&#13;
&#13;
部署の違う相手と組ませる。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ワークをさせ、提案はみんなの前で…共有し検証する。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ポイントは「答え探しにならないように」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「その日の新聞から、会社の事業に関係する事件をピックアップし…&#13;
&#13;
　当事者、マスコミ、自分の会社、そのへんお主婦…&#13;
&#13;
　などさまざまな視点で見たら、この記事はどう感じるか？」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
なんてこともやった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
固定のプログラムは、各人の２週間（月に２度なので）は、&#13;
&#13;
毎回、事細かにレポートさせ発表させる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
日々の仕事の中に、すべての答えはある…からそこは念入りに。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
１回の時間で、必ず宿題を課す。約束事もする。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
次回、出来ていないことには、特に注力を注ぎ、&#13;
&#13;
その原因を自覚させ、改善の手法を伝える。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
特に、部下への関わり、業務改善はもちろん　&#13;
&#13;
新たな「仕掛け」への意欲や着手につながることは&#13;
&#13;
拾っていこうという主旨で。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕自身、学生時代、造園会社でバイトしていたこともあり、&#13;
&#13;
配送の経験も少しあったり、母の影響で“花”は好きで…と&#13;
&#13;
まあ、その程度のことで、&#13;
&#13;
彼らの仕事の細かい部分(知識やスキル）…&#13;
&#13;
を直接教えることは出来ないし、&#13;
&#13;
餅やは餅や…でそのあたりは僕の範疇ではない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
１年が過ぎ、痛感していることはたくさんある。　&#13;
&#13;
もちろん反省ばかりなのですが、&#13;
&#13;
それでも彼ら彼女ら相手に真剣に関わることは、楽しい。&#13;
&#13;
僕が楽しくても、彼ら彼女らの成長になっていなければ、&#13;
&#13;
意味はないが、まあ少しは&#13;
&#13;
貢献しているのかなあ…と思う。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
へりくだっているようだが、正直な感想。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そうそう簡単に人は変わらない。&#13;
&#13;
変わることを信じなければ、&#13;
&#13;
出来ないということも真理ですが。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
今年度、はじめて新卒採用を行うことになり、&#13;
&#13;
最終の面接もいくつか担当させていただいた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
泣かせてしまうようなこともあった。　&#13;
&#13;
たとえ不採用になろうとも、&#13;
&#13;
何かお土産を持たせてあげたくて、&#13;
&#13;
真剣に対峙してしまう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
２年目を迎え、「塾生」も何人か入れ替わった。　&#13;
&#13;
あえて持ちあげることでもないが、&#13;
&#13;
社長の「進もうとする意志」が好きだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「三つ子の魂百まで」「スズメ百まで踊り忘れず」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
思えば、父や母の時代は、職業の選択は…出来なかった。&#13;
&#13;
転職なんて、ありえない考え方だった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
公務員にしては、言わずもがな。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そもそもは、教師という職業を「好きや嫌い」で&#13;
&#13;
選んでいなかったのかもしれない。&#13;
&#13;
（聞いたことがないのでわからないが）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それでも、「人に教える以上、自らが範となれ」&#13;
&#13;
という生き方であったであろうし、&#13;
&#13;
それを子供に課すのは当たり前のこと。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
僕や弟が、勝手に感じていたプレッシャーとは&#13;
&#13;
次元が違う話しだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
魂や踊りを明確に習った覚えはないが、&#13;
&#13;
日々の生活の中での在り方は、教わっていて、&#13;
&#13;
子供と言うのはいくつになっても、&#13;
&#13;
その教えから抜け出せぬものなのだと思う。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
歳を重ねれば「誰もが教師」&#13;
&#13;
のようなことを言ったが、&#13;
&#13;
僕の場合は、とくにそういうことが苦手ではないらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
結果は置いておいたとしても、&#13;
&#13;
好きこそ…であり、そういう性癖は、&#13;
&#13;
やはり受け継いだものとしか思えない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それでも、僕のような大人は、&#13;
&#13;
教師ではなく塾長なのでしょう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
教育委員会や指導要綱などは　&#13;
&#13;
くそくらェと嘯き、&#13;
&#13;
表面だけのパワハラな親御さんには説教をして、&#13;
&#13;
無能教師の烙印で放逐…&#13;
&#13;
そういうことになっていた気がしますから。&#13;
&#13;
&#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/105</id>
    <title>旅になにを求めるのか</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=105"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-02-19T18:41:00+09:00</updated>
    <published>2010-02-19T19:11:29+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>今までいろいろなところに旅をして、&#13;
 &#13;
振り返ると、１度で十分と思う場所もあれば、&#13;
 &#13;
もう一度来たいなあ…と思える場所もありました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
中には、住みたいなあ…とまで&#13;
 &#13;
惚れ込んでしまう場所もある。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ただ、まだまだ行きたい場所、行けてない場所は、&#13;
 &#13;
数多く残っていて、人生、限られているし、&#13;
 &#13;
旅ばかりしているわけにもゆかないことも考え合わせると、&#13;
 &#13;
“初めての場所”にチャレンジしたい思いが、&#13;
 &#13;
一番強いのが本音のところです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ちなみに、海外で恋焦がれている場所は、ギアナ高地。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
べネゼエラの首都、カラカスから飛行機を２度乗り継ぎ、&#13;
 &#13;
カナイマへ、そこからボートと徒歩で４時間、&#13;
 &#13;
さらにジャングルに分け入り１時間…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その先にある「世界一高い滝－エンジェル・フォール」。&#13;
 &#13;
現地の部族の言葉、ぺモン語で「アウヤン・テプイ」&#13;
 &#13;
(悪魔の山）と名付けられた霊峰から、&#13;
 &#13;
この滝は流れ落ちていて、植物さえ生えていない&#13;
 &#13;
赤黒い岩肌の頂上から降り注ぐ…&#13;
&#13;
その高さ２０００メートル。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
水源は、山頂に降った雨で、落差がありすぎて、&#13;
 &#13;
落下途中で水が拡散して滝つぼがない…と、&#13;
 &#13;
こんな滝にぜひとも出会いたいと思っている。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ちなみに僕は、いわゆる世界遺産的なものに&#13;
&#13;
あまり興味がない。&#13;
 &#13;
&#13;
&#13;
旅の途中に、寄ることはあっても&#13;
 &#13;
「そこを目指しての旅」というわけではなかった。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
世界規模で残すべき “遺産（この意味が今ひとつ分からないのだが）”&#13;
 &#13;
と認定されているということはすごいことだとは思うのですが、&#13;
 &#13;
そんなことより、インドの汚い木賃宿で、&#13;
 &#13;
街の雑踏の中に身を置き、そこに暮らす人々を日がな眺めていたり、&#13;
 &#13;
ガイドブックに載っていない、フランスの田舎町を自転車で&#13;
 &#13;
ふらふらしたりしている方が、性に合っていた。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
特に「ボーダーな場所」に強く惹かれていて、国境の町、&#13;
 &#13;
異文化が混じり合うなんとも言えない空気の感じが大好物でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
島国に生まれたせいもあるのかもしれません。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
振り返れば、日本(笑）…なんだ、まだまだ知らないではないか。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
いつ叶うのかもわからない、でっかい滝への旅は、&#13;
 &#13;
ひとまず目標に置き、その前に、身近な日本を少し探訪してみよう。&#13;
 &#13;
最近、そんな思いが強くなってきていました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
日本で未だ行ったことがなく、惹かれている場所と言えば、&#13;
 &#13;
島根、鳥取の山陰エリア、和歌山と三重、&#13;
 &#13;
そして青森と鹿児島であります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
はじめのふたつは、いわゆる大動脈から外れていることもあり、&#13;
 &#13;
なかなか訪れる機会がなく、本州の最両端エリアもさずがに&#13;
 &#13;
行こうと思う計画を立てないといけない場所。&#13;
 &#13;
海外ならばボーダー好き、島国日本では&#13;
 &#13;
替って「端っこ」「隅っこ」が好きということみたいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういえば昔から飲み会の席も隅が好き…性格なのでしょう(笑）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そんな折に、仕事で関西に行くことになった。&#13;
 &#13;
日程は僕任せということもあり、こういうチャンスは逃す手はない…&#13;
 &#13;
同行するライターの両名に話を持ちかけ、&#13;
 &#13;
山陰エリアへ足を延ばすことにした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
おっさん３人旅。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ひとりは、以前も紹介した&#13;
 &#13;
「旅のおもしろコラムニストの宮田氏」&#13;
 &#13;
もうひとりは&#13;
 &#13;
「うちにお掃除に来ていただいていることで有名？な篠塚氏」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ちなみに篠塚氏は、情報誌の取材などで日本全国を旅しているうえに、&#13;
 &#13;
軽い“鉄”でもあります。&#13;
 &#13;
日程と宿の手配は彼任せ。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
宮田氏は、仕事で四国お遍路の取材を終えたばかり、&#13;
 &#13;
篠塚氏は確定申告と引っ越しに忙殺されている最中、&#13;
 &#13;
忙しい合間を縫っての旅、&#13;
 &#13;
それでもせっかくの旅ですから&#13;
 &#13;
なにかおもしろい仕掛けを…となり、意気投合。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
宮田氏から&#13;
 &#13;
「次は、“迷路な温泉”のコラムを書くつもりなので、&#13;
 &#13;
　旅館はそういう場所を」との提案があり、&#13;
 &#13;
鳥取、島根の宿を選定。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
僕からは、まず姫路城の下で集合しましょう。&#13;
 &#13;
そこで別れて、お互い好きなところを巡り、&#13;
 &#13;
翌日、鳥取の温泉で集合、&#13;
 &#13;
翌朝また別れ、お互い別々に…で、&#13;
 &#13;
夜にまた島根の宿で集合…と提案。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
旅慣れた上に、わがままなおっさん連中、&#13;
 &#13;
「よかろう」となり、そんな珍妙さが持ち味の企画。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…ついでに変わった石を拾って見せ合う…&#13;
 &#13;
なんてことも追加される始末に…&#13;
 &#13;
ヘンでしょう(笑）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
こういうことを楽しめる面子と旅行できるなんてことは、&#13;
 &#13;
なかなかありません。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この旅の模様は、後日、宮田氏で紹介されることでしょうから、&#13;
 &#13;
詳細は…そちらをぜひご覧ください。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
“僕の”旅だけに限れば、かなり充実した旅となりました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
まずは、初の姫路城、世界遺産に興味は…と言いましたが、&#13;
 &#13;
いやあ、よい城でござった。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
スケールもさることながら、デザインがモダンなのです。&#13;
 &#13;
旅の途中、松江城にも訪れたのですが、&#13;
 &#13;
比較すると申し訳ないくらい…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
よきかな　よきかな　白鷺の城。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
今年、天守閣の改修工事に入るらしく、&#13;
 &#13;
その前に観ることができたのは誠にラッキーと思える城でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
姫路から山陰へのルートはさまざまあり、迷いました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
実は、山陰に行きたいと思っていた理由のひとつは&#13;
 &#13;
「餘部の鉄橋」これが観たかった。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…その意味では、兵庫県を北上し、城崎温泉を経て、&#13;
 &#13;
山陰本線を西に…&#13;
 &#13;
というルートなのですが、なにぶん遠い。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
せっかくの姫路でしたので、&#13;
 &#13;
少し、西にある「竜野」にも寄りたく…&#13;
 &#13;
迷った末（餘部鉄橋は今年、秋までは観られるという情報もあり）、&#13;
 &#13;
北上ルートは断念して、&#13;
 &#13;
倉吉まで一挙に行ってしまおうと決めました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
このあたりは、３人それぞれ、&#13;
 &#13;
自分が好きに出来るというところがよいのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
竜野は、寅さんのロケ地ということで知っていましたが、&#13;
 &#13;
祭りの武者行列、童謡「赤とんぼ」、&#13;
 &#13;
宮本武蔵の修行の地…とかいろいろ有名で、&#13;
 &#13;
ほっこりとした風情と歴史を感じる町、&#13;
 &#13;
カメラ片手にひとり散策にはもってこいでした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その意味では、翌日の倉吉は、&#13;
 &#13;
それ以上だったかもしれません。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
姫路から２時間で行けてしまうので、&#13;
 &#13;
早めに出かけて、第一集合場所「三朝温泉」に入るまで、&#13;
 &#13;
ずーっとぶらぶらしていました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
観光地化という意味では、竜野の素朴さはないものの、&#13;
 &#13;
それでも、町を隅々まで歩くと、そこかしこに&#13;
 &#13;
懐かしい景色が散らばっていて、&#13;
 &#13;
文字通り、時間の経つのを忘れてしまい、&#13;
 &#13;
ついでに足の痛みも忘れて…なんと４時間&#13;
 &#13;
もぶらぶら。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
天女の壁画を中心に広がるこの町、&#13;
 &#13;
お醤油蔵の赤レンガや江戸風情の白い土塀…&#13;
 &#13;
東西に流れる堀川脇には、突然　バテレン調のお寺…。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
背後の山の中にある長谷寺に思わず登ってしまって、&#13;
 &#13;
途中の長い石段で後悔…&#13;
 &#13;
それでも山深い中に響くお経には痺れました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
翌朝、三朝温泉から松江に、&#13;
 &#13;
宍道湖を回る「一畑電車」で出雲～出雲大社へ&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
スピリチュアルスポットとしても有名な出雲大社でしたが、&#13;
 &#13;
やはりこういう威容は、僕には興味がないと改めて感じ、&#13;
 &#13;
それでも一面の霧の風景の宍道湖を眺めながらの、&#13;
 &#13;
在来電車の乗り継ぎはなかなかに愉快でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
途中、地元のおばちゃんや高校生が、乗ったり降りたり…&#13;
 &#13;
そういう日常の風景が楽しい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
世界の遺産「石見銀山」には興味がなかったのですが、&#13;
 &#13;
泊った温泉地「湯の津」にある２件の公衆浴場は、&#13;
 &#13;
最高でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
こちらを世界遺産に…僕なら認定します。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「元湯」は朝の５時からやっていて、地元の人の交流場所。&#13;
 &#13;
鉄分が強く、湯船の脇は茶色のグラデーション…、&#13;
 &#13;
溶岩が溶けだしたような感じに…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
天井は高く、木枠で囲まれた湯殿は狭く、&#13;
 &#13;
中には地元のおっさんが５，６人…&#13;
 &#13;
ゆっくりくつろぐ感じではなかったし、&#13;
 &#13;
写真もはばかられましたが、&#13;
 &#13;
それでも「ああ～いい湯」とおもわずポロリ口に出る。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
朝は濁っているお湯が、閉める頃には人が入る空気のせいで、&#13;
 &#13;
透明になるそうです。&#13;
 &#13;
着いた夜に入ったのですが、番台から&#13;
 &#13;
「朝もう一度おいで、このお湯は朝がいいのよ」と声をかけられ&#13;
 &#13;
翌朝、もういちど入る…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
違いはわからなかったのですが、&#13;
 &#13;
毎日来るという近所のおじさんの話では、&#13;
 &#13;
この風呂は朝がいいんだよ…&#13;
 &#13;
と同じようなことを言っていました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
土が良いらしく、山の隙間にあるこの温泉町を少し登ると、&#13;
 &#13;
陶芸の里（窯元は３つ）があって、&#13;
 &#13;
１０段１５段と日本でも有数の大きさの登り窯も見られます。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
寒くなり、あられ混じりの雨の中、&#13;
 &#13;
この陶芸の里に顔を出し、出雲に戻り空路大阪へ、&#13;
 &#13;
山陰があまりに楽しく、お湯に当てられ…&#13;
 &#13;
翌日からの仕事は上の空でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
たかだか１回では語りつくせぬ深さを感じた山陰。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
次は兵庫北上ルートか　&#13;
 &#13;
広島から上がろうか…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
またぜひ来たいと…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういう旅の紹介にありがちな終わり方でございます。&#13;
 &#13;
 &#13;
</summary>
    <content type="text">今までいろいろなところに旅をして、&#13;
 &#13;
振り返ると、１度で十分と思う場所もあれば、&#13;
 &#13;
もう一度来たいなあ…と思える場所もありました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
中には、住みたいなあ…とまで&#13;
 &#13;
惚れ込んでしまう場所もある。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ただ、まだまだ行きたい場所、行けてない場所は、&#13;
 &#13;
数多く残っていて、人生、限られているし、&#13;
 &#13;
旅ばかりしているわけにもゆかないことも考え合わせると、&#13;
 &#13;
“初めての場所”にチャレンジしたい思いが、&#13;
 &#13;
一番強いのが本音のところです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ちなみに、海外で恋焦がれている場所は、ギアナ高地。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
べネゼエラの首都、カラカスから飛行機を２度乗り継ぎ、&#13;
 &#13;
カナイマへ、そこからボートと徒歩で４時間、&#13;
 &#13;
さらにジャングルに分け入り１時間…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その先にある「世界一高い滝－エンジェル・フォール」。&#13;
 &#13;
現地の部族の言葉、ぺモン語で「アウヤン・テプイ」&#13;
 &#13;
(悪魔の山）と名付けられた霊峰から、&#13;
 &#13;
この滝は流れ落ちていて、植物さえ生えていない&#13;
 &#13;
赤黒い岩肌の頂上から降り注ぐ…&#13;
&#13;
その高さ２０００メートル。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
水源は、山頂に降った雨で、落差がありすぎて、&#13;
 &#13;
落下途中で水が拡散して滝つぼがない…と、&#13;
 &#13;
こんな滝にぜひとも出会いたいと思っている。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ちなみに僕は、いわゆる世界遺産的なものに&#13;
&#13;
あまり興味がない。&#13;
 &#13;
&#13;
&#13;
旅の途中に、寄ることはあっても&#13;
 &#13;
「そこを目指しての旅」というわけではなかった。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
世界規模で残すべき “遺産（この意味が今ひとつ分からないのだが）”&#13;
 &#13;
と認定されているということはすごいことだとは思うのですが、&#13;
 &#13;
そんなことより、インドの汚い木賃宿で、&#13;
 &#13;
街の雑踏の中に身を置き、そこに暮らす人々を日がな眺めていたり、&#13;
 &#13;
ガイドブックに載っていない、フランスの田舎町を自転車で&#13;
 &#13;
ふらふらしたりしている方が、性に合っていた。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
特に「ボーダーな場所」に強く惹かれていて、国境の町、&#13;
 &#13;
異文化が混じり合うなんとも言えない空気の感じが大好物でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
島国に生まれたせいもあるのかもしれません。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
振り返れば、日本(笑）…なんだ、まだまだ知らないではないか。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
いつ叶うのかもわからない、でっかい滝への旅は、&#13;
 &#13;
ひとまず目標に置き、その前に、身近な日本を少し探訪してみよう。&#13;
 &#13;
最近、そんな思いが強くなってきていました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
日本で未だ行ったことがなく、惹かれている場所と言えば、&#13;
 &#13;
島根、鳥取の山陰エリア、和歌山と三重、&#13;
 &#13;
そして青森と鹿児島であります。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
はじめのふたつは、いわゆる大動脈から外れていることもあり、&#13;
 &#13;
なかなか訪れる機会がなく、本州の最両端エリアもさずがに&#13;
 &#13;
行こうと思う計画を立てないといけない場所。&#13;
 &#13;
海外ならばボーダー好き、島国日本では&#13;
 &#13;
替って「端っこ」「隅っこ」が好きということみたいです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういえば昔から飲み会の席も隅が好き…性格なのでしょう(笑）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そんな折に、仕事で関西に行くことになった。&#13;
 &#13;
日程は僕任せということもあり、こういうチャンスは逃す手はない…&#13;
 &#13;
同行するライターの両名に話を持ちかけ、&#13;
 &#13;
山陰エリアへ足を延ばすことにした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
おっさん３人旅。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ひとりは、以前も紹介した&#13;
 &#13;
「旅のおもしろコラムニストの宮田氏」&#13;
 &#13;
もうひとりは&#13;
 &#13;
「うちにお掃除に来ていただいていることで有名？な篠塚氏」&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
ちなみに篠塚氏は、情報誌の取材などで日本全国を旅しているうえに、&#13;
 &#13;
軽い“鉄”でもあります。&#13;
 &#13;
日程と宿の手配は彼任せ。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
宮田氏は、仕事で四国お遍路の取材を終えたばかり、&#13;
 &#13;
篠塚氏は確定申告と引っ越しに忙殺されている最中、&#13;
 &#13;
忙しい合間を縫っての旅、&#13;
 &#13;
それでもせっかくの旅ですから&#13;
 &#13;
なにかおもしろい仕掛けを…となり、意気投合。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
宮田氏から&#13;
 &#13;
「次は、“迷路な温泉”のコラムを書くつもりなので、&#13;
 &#13;
　旅館はそういう場所を」との提案があり、&#13;
 &#13;
鳥取、島根の宿を選定。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
僕からは、まず姫路城の下で集合しましょう。&#13;
 &#13;
そこで別れて、お互い好きなところを巡り、&#13;
 &#13;
翌日、鳥取の温泉で集合、&#13;
 &#13;
翌朝また別れ、お互い別々に…で、&#13;
 &#13;
夜にまた島根の宿で集合…と提案。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
旅慣れた上に、わがままなおっさん連中、&#13;
 &#13;
「よかろう」となり、そんな珍妙さが持ち味の企画。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…ついでに変わった石を拾って見せ合う…&#13;
 &#13;
なんてことも追加される始末に…&#13;
 &#13;
ヘンでしょう(笑）&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
こういうことを楽しめる面子と旅行できるなんてことは、&#13;
 &#13;
なかなかありません。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
この旅の模様は、後日、宮田氏で紹介されることでしょうから、&#13;
 &#13;
詳細は…そちらをぜひご覧ください。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
“僕の”旅だけに限れば、かなり充実した旅となりました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
まずは、初の姫路城、世界遺産に興味は…と言いましたが、&#13;
 &#13;
いやあ、よい城でござった。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
スケールもさることながら、デザインがモダンなのです。&#13;
 &#13;
旅の途中、松江城にも訪れたのですが、&#13;
 &#13;
比較すると申し訳ないくらい…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
よきかな　よきかな　白鷺の城。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
今年、天守閣の改修工事に入るらしく、&#13;
 &#13;
その前に観ることができたのは誠にラッキーと思える城でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
姫路から山陰へのルートはさまざまあり、迷いました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
実は、山陰に行きたいと思っていた理由のひとつは&#13;
 &#13;
「餘部の鉄橋」これが観たかった。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
…その意味では、兵庫県を北上し、城崎温泉を経て、&#13;
 &#13;
山陰本線を西に…&#13;
 &#13;
というルートなのですが、なにぶん遠い。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
せっかくの姫路でしたので、&#13;
 &#13;
少し、西にある「竜野」にも寄りたく…&#13;
 &#13;
迷った末（餘部鉄橋は今年、秋までは観られるという情報もあり）、&#13;
 &#13;
北上ルートは断念して、&#13;
 &#13;
倉吉まで一挙に行ってしまおうと決めました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
このあたりは、３人それぞれ、&#13;
 &#13;
自分が好きに出来るというところがよいのです。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
竜野は、寅さんのロケ地ということで知っていましたが、&#13;
 &#13;
祭りの武者行列、童謡「赤とんぼ」、&#13;
 &#13;
宮本武蔵の修行の地…とかいろいろ有名で、&#13;
 &#13;
ほっこりとした風情と歴史を感じる町、&#13;
 &#13;
カメラ片手にひとり散策にはもってこいでした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
その意味では、翌日の倉吉は、&#13;
 &#13;
それ以上だったかもしれません。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
姫路から２時間で行けてしまうので、&#13;
 &#13;
早めに出かけて、第一集合場所「三朝温泉」に入るまで、&#13;
 &#13;
ずーっとぶらぶらしていました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
観光地化という意味では、竜野の素朴さはないものの、&#13;
 &#13;
それでも、町を隅々まで歩くと、そこかしこに&#13;
 &#13;
懐かしい景色が散らばっていて、&#13;
 &#13;
文字通り、時間の経つのを忘れてしまい、&#13;
 &#13;
ついでに足の痛みも忘れて…なんと４時間&#13;
 &#13;
もぶらぶら。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
天女の壁画を中心に広がるこの町、&#13;
 &#13;
お醤油蔵の赤レンガや江戸風情の白い土塀…&#13;
 &#13;
東西に流れる堀川脇には、突然　バテレン調のお寺…。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
背後の山の中にある長谷寺に思わず登ってしまって、&#13;
 &#13;
途中の長い石段で後悔…&#13;
 &#13;
それでも山深い中に響くお経には痺れました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
翌朝、三朝温泉から松江に、&#13;
 &#13;
宍道湖を回る「一畑電車」で出雲～出雲大社へ&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
スピリチュアルスポットとしても有名な出雲大社でしたが、&#13;
 &#13;
やはりこういう威容は、僕には興味がないと改めて感じ、&#13;
 &#13;
それでも一面の霧の風景の宍道湖を眺めながらの、&#13;
 &#13;
在来電車の乗り継ぎはなかなかに愉快でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
途中、地元のおばちゃんや高校生が、乗ったり降りたり…&#13;
 &#13;
そういう日常の風景が楽しい。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
世界の遺産「石見銀山」には興味がなかったのですが、&#13;
 &#13;
泊った温泉地「湯の津」にある２件の公衆浴場は、&#13;
 &#13;
最高でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
こちらを世界遺産に…僕なら認定します。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
「元湯」は朝の５時からやっていて、地元の人の交流場所。&#13;
 &#13;
鉄分が強く、湯船の脇は茶色のグラデーション…、&#13;
 &#13;
溶岩が溶けだしたような感じに…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
天井は高く、木枠で囲まれた湯殿は狭く、&#13;
 &#13;
中には地元のおっさんが５，６人…&#13;
 &#13;
ゆっくりくつろぐ感じではなかったし、&#13;
 &#13;
写真もはばかられましたが、&#13;
 &#13;
それでも「ああ～いい湯」とおもわずポロリ口に出る。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
朝は濁っているお湯が、閉める頃には人が入る空気のせいで、&#13;
 &#13;
透明になるそうです。&#13;
 &#13;
着いた夜に入ったのですが、番台から&#13;
 &#13;
「朝もう一度おいで、このお湯は朝がいいのよ」と声をかけられ&#13;
 &#13;
翌朝、もういちど入る…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
違いはわからなかったのですが、&#13;
 &#13;
毎日来るという近所のおじさんの話では、&#13;
 &#13;
この風呂は朝がいいんだよ…&#13;
 &#13;
と同じようなことを言っていました。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
土が良いらしく、山の隙間にあるこの温泉町を少し登ると、&#13;
 &#13;
陶芸の里（窯元は３つ）があって、&#13;
 &#13;
１０段１５段と日本でも有数の大きさの登り窯も見られます。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
寒くなり、あられ混じりの雨の中、&#13;
 &#13;
この陶芸の里に顔を出し、出雲に戻り空路大阪へ、&#13;
 &#13;
山陰があまりに楽しく、お湯に当てられ…&#13;
 &#13;
翌日からの仕事は上の空でした。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
たかだか１回では語りつくせぬ深さを感じた山陰。&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
次は兵庫北上ルートか　&#13;
 &#13;
広島から上がろうか…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
またぜひ来たいと…&#13;
 &#13;
 &#13;
 &#13;
そういう旅の紹介にありがちな終わり方でございます。&#13;
 &#13;
 &#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/104</id>
    <title>ブランコな話し</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=104"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-02-08T21:33:00+09:00</updated>
    <published>2010-02-08T21:53:19+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
目の前の公園に朝晩顔を出す。&#13;
&#13;
ほんとうに目の前なので、“行く”という感じではない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
体力を戻すために、ここで体を動かしている。。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
先日来、公園はその敷地の半分が、&#13;
&#13;
立ち入り禁止になっていた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
どうも、遊具のリニューアルらしく、&#13;
&#13;
工事中は子供が入らないように&#13;
&#13;
立ち入り禁止の柵が張り巡らされている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そもそも、こじんまりとした公園が、&#13;
&#13;
余計、小さくなってしまい、&#13;
&#13;
真面目にリハビリしていて、&#13;
&#13;
公園内を愛犬と走るボクにとっては、&#13;
&#13;
いい迷惑でありました。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
毎日、毎日、進んでいるか、&#13;
&#13;
いないんだかの進行具合でしたが、&#13;
&#13;
今朝、行ってみると、工事は終わり、&#13;
&#13;
立ち入り禁止の柵は取り払われていた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
新たに登場した、ブランコと鉄棒&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…これだけかい？　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
と思わず突っ込んでみたが、&#13;
&#13;
まだ、出来たてのほやほや、早朝のことでもあり、&#13;
&#13;
たぶんこれを目にしたのは僕が第一号。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
せっかくだから、座って遊んでみた。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
特に感慨もない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
小さいころの思い出も…特に浮かんでは来ない(笑）…&#13;
&#13;
志村喬の胸中でもなく…ただ、行ったり来たり…　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
◇リハビリと言えば、昨年、帰省の折、&#13;
&#13;
母が通う地元の病院に　迎えに行った時のこと。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「ワタシのリハビリのセンセイは、お兄ちゃん&#13;
&#13;
（僕はこう呼ばれている）の高校の同級生よ」&#13;
&#13;
と言っていたことを思いだした。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
モノのついでと、病院のリハビリセンターに顔を出す。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
部屋の入口の扉の脇に、&#13;
&#13;
スタッフの名前のプレートが貼り出されている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…ふどれどれ…やつの名前はあるかな？　&#13;
&#13;
！室長？…室長かぁ～！！&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
せっかくだから、入ってみる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「○○さんいますか？」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「…室長は、隣のリハビリルームに…」というので、&#13;
&#13;
　センターからつながるリハビリルームに向かうと、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中では、大勢の患者さんがリハビリの最中。&#13;
&#13;
その中央に…いたいた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「おーい　○○！」&#13;
&#13;
　振り返る○○　…怪訝な表情？？　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それもそうだろう、３０年ぶりの再会。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「もんやだよ」というと&#13;
&#13;
「！！おおお～！」と笑顔に。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
この○○とは、高校時代、学校の廊下で取っ組みあった。&#13;
&#13;
彼についてほかのことは思い出さないが、&#13;
&#13;
この取っ組みあいだけはよく覚えている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「おいもんや　…おまえのスリッパ、&#13;
&#13;
　女子便所に投げてやったぞ！(笑)」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「なに！！ふざけるな！」という取っ組みあい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
どうも○○は、高校イチの美女と日曜日に映画を観にいったという、&#13;
&#13;
もんやの自慢話しが気に入らず、頭に血が登ったらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
（高校イチの美女？？…というところ…ここは気にせず、&#13;
&#13;
　先に進むところです）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
この○○…いわゆる直情型。　&#13;
&#13;
ガタイもデカイが態度もデカイ。　&#13;
&#13;
そんな彼が、母のリハビリ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
女子便所にヒトのスリッパ投げ込む奴が&#13;
&#13;
…母のリハビリ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…人は変わるのか…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「母がお世話になっています」&#13;
&#13;
初めこそ、丁寧にごあいさつ申し上げたが、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
リハビリルームにいる全員が注目しているので…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「この○○はねえ…昔、僕のスリッパを、&#13;
&#13;
　女子便所に投げ込んだ…そういう奴なんですよおお！！」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
と大きな声で、みんなに紹介してやった。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「！！おい…やめろ　勘弁してくれ！」　&#13;
&#13;
○○は顔を真っ赤にしている。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…君は変わろうとも　僕は変わらない…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
◇変わらない性格と言えば、どうもボクは、&#13;
&#13;
他人に迎合するのが苦手だ、面白くないのに笑えない、&#13;
&#13;
可愛げのない奴だとよく言われてきた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
大人になってもその性格はいっこうに改善しない。&#13;
&#13;
そもそも直す気もない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
銀座で商売をしている時も…そう。&#13;
&#13;
しかし、商売には不向きのようで、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「もんやさんのお店は…なに屋さんなんですか？」&#13;
&#13;
と聞かれても、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「もん屋　…です」と応えていた。　　&#13;
&#13;
別に、和食でもイタリアンでもなんでもいいではないか。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
要するに来ればわかる。&#13;
&#13;
そういう、キャッチーな感じは好きではない…&#13;
&#13;
とこういうスタンス。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ひねくれているわけではないのだが、&#13;
&#13;
どうも、表面上の会話が、出来なくて…。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
だから、初対面の方には「こわい」&#13;
&#13;
という印象を持たれることが多い。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
先日、手伝っている会社が創業以来はじめて、&#13;
&#13;
新卒を採用するということで、その最終面接を頼まれた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
堅実経営とはいえ、全国的に名の知られている&#13;
&#13;
会社でもないのに、エントリーシートは&#13;
&#13;
2000通を越える応募状況。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
採用枠は全職種併せて８名…&#13;
&#13;
その最終面接だから心して臨んだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
採用活動は、昨年からこの会社の一大業務として進んできた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
担当の社員たちが、なれない仕事ながら、&#13;
&#13;
１次から一生懸命に選んだ末に、どうしても判断がつかない…&#13;
&#13;
そういう応募者たちが中心の面接。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中には、最終面接に至る以前に、落とされたが、&#13;
&#13;
その後も、どうしてももう一度、僕の熱意を聞いて欲しいと、&#13;
&#13;
長文の手紙を社長に送りつけてきた学生もいる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
時間はひとり１時間…志望動機の先に、&#13;
&#13;
彼、彼女の本音を見極めようとすると、&#13;
&#13;
自然と言葉はきつくなる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「…高校の野球部では　後輩になどう思われていた？&#13;
&#13;
　…なるほど、面倒見がよいのは、なぜ？&#13;
&#13;
　…甲子園に出場しているんですね&#13;
&#13;
　…みんなでなにかを成し遂げるということは&#13;
&#13;
　…好き…ひとりで黙々と…というのは？&#13;
&#13;
　…営業となると、たとえば飛び込みなんて仕事は、自分ひとりで&#13;
&#13;
　…自分に負けてはいけないのですが？&#13;
&#13;
　…根性はある？…あるといわれて、はいそうですか…と思えない。&#13;
&#13;
　思わせて欲しい…」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
などと、答えに窮する質問を矢継ぎ早に投げかけて、&#13;
&#13;
その返答と態度をじっくり見てしまう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…後日、内定式で　この彼を含め　何人かと話した。　&#13;
&#13;
面接を終え、正直、手ごたえは感じたか？と聞くと…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「自分に足りないところが、なにか考えてしまいました」という返事。　&#13;
&#13;
いまどきの若者はどこまでも真面目だ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…しかし、そう応える彼の目は、おびえていた。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
社長宛にメールを送ってきた学生から、&#13;
&#13;
またメールが届いたらしく、文面を読ませてもらった、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
かなりの長文…その中に、&#13;
&#13;
僕がこわかった…と２度も書かれていた。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
幸運を祈る。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
◇面接といえば　コミュニケーション力…とよく言われる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
先日、ＮＨＫで“言語力の低下”についての番組を観た。&#13;
&#13;
要約すると、日本人の「奥ゆかしさ」は「察してくれ…」に通じ、&#13;
&#13;
物事を正確に、早く伝えられないことにつながるらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
番組では、世界一の言語力を持つと言われる、&#13;
&#13;
ドイツの学校教育について検証し紹介していた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ドイツでは小学校の頃から&#13;
&#13;
「自分の言いたいことを、相手に伝えるための」教育が盛んで、&#13;
&#13;
たとえば、教室に抽象画を持ちこみ…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「この絵はなにに見えるかスピーチしなさい」&#13;
&#13;
と先生が尋ねる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
答えは、簡潔さを求められ…またこの投げかけ問答には、&#13;
&#13;
「ほかの子と同じ答えはしてないけない」というルールがあり、&#13;
&#13;
児童たちは、指されたら、瞬時に判断して答えなければならない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
先生がある単語を言うその単語に連想した単語を　&#13;
&#13;
ノートに１分間、思いつく限り…書く、&#13;
&#13;
次に指されたら、その書き連ねた単語をすべて使って、&#13;
&#13;
これまた１分間でストーリィをつくり、発表する。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
こんなカリキュラムは高校生の授業。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…おもしろい試みだと思い。&#13;
&#13;
早速、先の会社の社員研修に取り入れてみたりした。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ただ、このやり方では、言語力は身につくかもしれないが、&#13;
&#13;
それが即、カンバセーション上手とはいかない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
会話のできる人間のもっとも優れた点は、&#13;
&#13;
単語やセンテンスの量はもちろんのこと、&#13;
&#13;
相手の気持ちを察する、&#13;
&#13;
そのための知識や経験にあると僕は信じているので、&#13;
&#13;
その意味では「察する」という感性はとても重要です。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そして、この察する…は、&#13;
&#13;
歳を重ねるとかんたんに出来るようで、&#13;
&#13;
なかなかそうはいかない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
別のチャンネルの看板番組のひとつ…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
村上龍が投げかけた…相手は&#13;
&#13;
王将フードサービスの社長　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「好業績の秘訣は？」　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そして、村上氏はその質問の後に、&#13;
&#13;
“察し”て、社長の返事を待たずに、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「…ああ、愚問でしたね…“安くてうまい”…それにつきますね」&#13;
&#13;
と言った。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
少し考え、社長は答える&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「いえいえ　“うまくて安い”んです」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
インタビューアーの手慣れた引き出し術はさまざまあれど、&#13;
&#13;
相手の本音にコミットするのは、簡単ではない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
◇餃子と言えば、&#13;
&#13;
「外はカリカリ、中はジューシー」&#13;
&#13;
…おいしい形容詞がこれだけというのは、どうしたものか？&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
と、このようなことを&#13;
&#13;
永遠の命題のひとつと考えているのは…&#13;
&#13;
僕だけか？&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
馬鹿のひとつ覚えとしか思えないが、&#13;
&#13;
ではかわって何かあるかと言えば、&#13;
&#13;
特にないのだが、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それでいて、いつの時代も大人気という&#13;
&#13;
商品であるから大したものだと思う。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
形容詞なら、チャーハンはもっとシンプル…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「お米がパラパラで…」しかないのではないか。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それはもう、鍋を振る行為の問題で、&#13;
&#13;
厳密にいえば、おいしい形容詞ではないではないか。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
しかも、世の中チャーハンだけをオーダーすることは少ない、&#13;
&#13;
チャーハンに…そう！…餃子をつける、&#13;
&#13;
チャーハンの立場からしてみれば&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「オレだけじゃ、不満ってことね」という気分だろう&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
しかも、「あっ…半チャーハンにして」と…こうなると、&#13;
&#13;
もはやチャーハン＋餃子定食ではなく、&#13;
&#13;
餃子＋チャーハン定食である。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…と　真新しいブランコで行ったり来たりして、&#13;
&#13;
ぼんやりと考えてしまった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ブランコは、何事か考える際には…もってこいだ。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
考えたくなくても考えてしまう&#13;
&#13;
乗り物かもしれない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そういうことか…志村喬。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そろそろお腹が空いてきたのと、&#13;
&#13;
いつの間にか、目の前に女の娘がいて、&#13;
&#13;
僕のことをなんだかじっと見ているので、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このへんで、さようなら。&#13;
&#13;
&#13;
</summary>
    <content type="text">&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
目の前の公園に朝晩顔を出す。&#13;
&#13;
ほんとうに目の前なので、“行く”という感じではない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
体力を戻すために、ここで体を動かしている。。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
先日来、公園はその敷地の半分が、&#13;
&#13;
立ち入り禁止になっていた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
どうも、遊具のリニューアルらしく、&#13;
&#13;
工事中は子供が入らないように&#13;
&#13;
立ち入り禁止の柵が張り巡らされている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そもそも、こじんまりとした公園が、&#13;
&#13;
余計、小さくなってしまい、&#13;
&#13;
真面目にリハビリしていて、&#13;
&#13;
公園内を愛犬と走るボクにとっては、&#13;
&#13;
いい迷惑でありました。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
毎日、毎日、進んでいるか、&#13;
&#13;
いないんだかの進行具合でしたが、&#13;
&#13;
今朝、行ってみると、工事は終わり、&#13;
&#13;
立ち入り禁止の柵は取り払われていた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
新たに登場した、ブランコと鉄棒&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…これだけかい？　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
と思わず突っ込んでみたが、&#13;
&#13;
まだ、出来たてのほやほや、早朝のことでもあり、&#13;
&#13;
たぶんこれを目にしたのは僕が第一号。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
せっかくだから、座って遊んでみた。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
特に感慨もない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
小さいころの思い出も…特に浮かんでは来ない(笑）…&#13;
&#13;
志村喬の胸中でもなく…ただ、行ったり来たり…　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
◇リハビリと言えば、昨年、帰省の折、&#13;
&#13;
母が通う地元の病院に　迎えに行った時のこと。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「ワタシのリハビリのセンセイは、お兄ちゃん&#13;
&#13;
（僕はこう呼ばれている）の高校の同級生よ」&#13;
&#13;
と言っていたことを思いだした。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
モノのついでと、病院のリハビリセンターに顔を出す。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
部屋の入口の扉の脇に、&#13;
&#13;
スタッフの名前のプレートが貼り出されている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…ふどれどれ…やつの名前はあるかな？　&#13;
&#13;
！室長？…室長かぁ～！！&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
せっかくだから、入ってみる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「○○さんいますか？」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「…室長は、隣のリハビリルームに…」というので、&#13;
&#13;
　センターからつながるリハビリルームに向かうと、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中では、大勢の患者さんがリハビリの最中。&#13;
&#13;
その中央に…いたいた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「おーい　○○！」&#13;
&#13;
　振り返る○○　…怪訝な表情？？　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それもそうだろう、３０年ぶりの再会。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「もんやだよ」というと&#13;
&#13;
「！！おおお～！」と笑顔に。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
この○○とは、高校時代、学校の廊下で取っ組みあった。&#13;
&#13;
彼についてほかのことは思い出さないが、&#13;
&#13;
この取っ組みあいだけはよく覚えている。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「おいもんや　…おまえのスリッパ、&#13;
&#13;
　女子便所に投げてやったぞ！(笑)」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「なに！！ふざけるな！」という取っ組みあい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
どうも○○は、高校イチの美女と日曜日に映画を観にいったという、&#13;
&#13;
もんやの自慢話しが気に入らず、頭に血が登ったらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
（高校イチの美女？？…というところ…ここは気にせず、&#13;
&#13;
　先に進むところです）&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
この○○…いわゆる直情型。　&#13;
&#13;
ガタイもデカイが態度もデカイ。　&#13;
&#13;
そんな彼が、母のリハビリ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
女子便所にヒトのスリッパ投げ込む奴が&#13;
&#13;
…母のリハビリ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…人は変わるのか…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「母がお世話になっています」&#13;
&#13;
初めこそ、丁寧にごあいさつ申し上げたが、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
リハビリルームにいる全員が注目しているので…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「この○○はねえ…昔、僕のスリッパを、&#13;
&#13;
　女子便所に投げ込んだ…そういう奴なんですよおお！！」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
と大きな声で、みんなに紹介してやった。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「！！おい…やめろ　勘弁してくれ！」　&#13;
&#13;
○○は顔を真っ赤にしている。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…君は変わろうとも　僕は変わらない…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
◇変わらない性格と言えば、どうもボクは、&#13;
&#13;
他人に迎合するのが苦手だ、面白くないのに笑えない、&#13;
&#13;
可愛げのない奴だとよく言われてきた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
大人になってもその性格はいっこうに改善しない。&#13;
&#13;
そもそも直す気もない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
銀座で商売をしている時も…そう。&#13;
&#13;
しかし、商売には不向きのようで、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「もんやさんのお店は…なに屋さんなんですか？」&#13;
&#13;
と聞かれても、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「もん屋　…です」と応えていた。　　&#13;
&#13;
別に、和食でもイタリアンでもなんでもいいではないか。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
要するに来ればわかる。&#13;
&#13;
そういう、キャッチーな感じは好きではない…&#13;
&#13;
とこういうスタンス。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ひねくれているわけではないのだが、&#13;
&#13;
どうも、表面上の会話が、出来なくて…。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
だから、初対面の方には「こわい」&#13;
&#13;
という印象を持たれることが多い。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
先日、手伝っている会社が創業以来はじめて、&#13;
&#13;
新卒を採用するということで、その最終面接を頼まれた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
堅実経営とはいえ、全国的に名の知られている&#13;
&#13;
会社でもないのに、エントリーシートは&#13;
&#13;
2000通を越える応募状況。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
採用枠は全職種併せて８名…&#13;
&#13;
その最終面接だから心して臨んだ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
採用活動は、昨年からこの会社の一大業務として進んできた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
担当の社員たちが、なれない仕事ながら、&#13;
&#13;
１次から一生懸命に選んだ末に、どうしても判断がつかない…&#13;
&#13;
そういう応募者たちが中心の面接。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
中には、最終面接に至る以前に、落とされたが、&#13;
&#13;
その後も、どうしてももう一度、僕の熱意を聞いて欲しいと、&#13;
&#13;
長文の手紙を社長に送りつけてきた学生もいる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
時間はひとり１時間…志望動機の先に、&#13;
&#13;
彼、彼女の本音を見極めようとすると、&#13;
&#13;
自然と言葉はきつくなる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「…高校の野球部では　後輩になどう思われていた？&#13;
&#13;
　…なるほど、面倒見がよいのは、なぜ？&#13;
&#13;
　…甲子園に出場しているんですね&#13;
&#13;
　…みんなでなにかを成し遂げるということは&#13;
&#13;
　…好き…ひとりで黙々と…というのは？&#13;
&#13;
　…営業となると、たとえば飛び込みなんて仕事は、自分ひとりで&#13;
&#13;
　…自分に負けてはいけないのですが？&#13;
&#13;
　…根性はある？…あるといわれて、はいそうですか…と思えない。&#13;
&#13;
　思わせて欲しい…」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
などと、答えに窮する質問を矢継ぎ早に投げかけて、&#13;
&#13;
その返答と態度をじっくり見てしまう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…後日、内定式で　この彼を含め　何人かと話した。　&#13;
&#13;
面接を終え、正直、手ごたえは感じたか？と聞くと…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「自分に足りないところが、なにか考えてしまいました」という返事。　&#13;
&#13;
いまどきの若者はどこまでも真面目だ。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…しかし、そう応える彼の目は、おびえていた。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
社長宛にメールを送ってきた学生から、&#13;
&#13;
またメールが届いたらしく、文面を読ませてもらった、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
かなりの長文…その中に、&#13;
&#13;
僕がこわかった…と２度も書かれていた。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
幸運を祈る。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
◇面接といえば　コミュニケーション力…とよく言われる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
先日、ＮＨＫで“言語力の低下”についての番組を観た。&#13;
&#13;
要約すると、日本人の「奥ゆかしさ」は「察してくれ…」に通じ、&#13;
&#13;
物事を正確に、早く伝えられないことにつながるらしい。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
番組では、世界一の言語力を持つと言われる、&#13;
&#13;
ドイツの学校教育について検証し紹介していた。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ドイツでは小学校の頃から&#13;
&#13;
「自分の言いたいことを、相手に伝えるための」教育が盛んで、&#13;
&#13;
たとえば、教室に抽象画を持ちこみ…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「この絵はなにに見えるかスピーチしなさい」&#13;
&#13;
と先生が尋ねる。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
答えは、簡潔さを求められ…またこの投げかけ問答には、&#13;
&#13;
「ほかの子と同じ答えはしてないけない」というルールがあり、&#13;
&#13;
児童たちは、指されたら、瞬時に判断して答えなければならない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
先生がある単語を言うその単語に連想した単語を　&#13;
&#13;
ノートに１分間、思いつく限り…書く、&#13;
&#13;
次に指されたら、その書き連ねた単語をすべて使って、&#13;
&#13;
これまた１分間でストーリィをつくり、発表する。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
こんなカリキュラムは高校生の授業。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…おもしろい試みだと思い。&#13;
&#13;
早速、先の会社の社員研修に取り入れてみたりした。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ただ、このやり方では、言語力は身につくかもしれないが、&#13;
&#13;
それが即、カンバセーション上手とはいかない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
会話のできる人間のもっとも優れた点は、&#13;
&#13;
単語やセンテンスの量はもちろんのこと、&#13;
&#13;
相手の気持ちを察する、&#13;
&#13;
そのための知識や経験にあると僕は信じているので、&#13;
&#13;
その意味では「察する」という感性はとても重要です。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そして、この察する…は、&#13;
&#13;
歳を重ねるとかんたんに出来るようで、&#13;
&#13;
なかなかそうはいかない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
別のチャンネルの看板番組のひとつ…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
村上龍が投げかけた…相手は&#13;
&#13;
王将フードサービスの社長　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「好業績の秘訣は？」　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そして、村上氏はその質問の後に、&#13;
&#13;
“察し”て、社長の返事を待たずに、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「…ああ、愚問でしたね…“安くてうまい”…それにつきますね」&#13;
&#13;
と言った。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
少し考え、社長は答える&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「いえいえ　“うまくて安い”んです」&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
インタビューアーの手慣れた引き出し術はさまざまあれど、&#13;
&#13;
相手の本音にコミットするのは、簡単ではない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
◇餃子と言えば、&#13;
&#13;
「外はカリカリ、中はジューシー」&#13;
&#13;
…おいしい形容詞がこれだけというのは、どうしたものか？&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
と、このようなことを&#13;
&#13;
永遠の命題のひとつと考えているのは…&#13;
&#13;
僕だけか？&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
馬鹿のひとつ覚えとしか思えないが、&#13;
&#13;
ではかわって何かあるかと言えば、&#13;
&#13;
特にないのだが、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それでいて、いつの時代も大人気という&#13;
&#13;
商品であるから大したものだと思う。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
形容詞なら、チャーハンはもっとシンプル…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「お米がパラパラで…」しかないのではないか。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
それはもう、鍋を振る行為の問題で、&#13;
&#13;
厳密にいえば、おいしい形容詞ではないではないか。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
しかも、世の中チャーハンだけをオーダーすることは少ない、&#13;
&#13;
チャーハンに…そう！…餃子をつける、&#13;
&#13;
チャーハンの立場からしてみれば&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「オレだけじゃ、不満ってことね」という気分だろう&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
しかも、「あっ…半チャーハンにして」と…こうなると、&#13;
&#13;
もはやチャーハン＋餃子定食ではなく、&#13;
&#13;
餃子＋チャーハン定食である。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…と　真新しいブランコで行ったり来たりして、&#13;
&#13;
ぼんやりと考えてしまった。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ブランコは、何事か考える際には…もってこいだ。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
考えたくなくても考えてしまう&#13;
&#13;
乗り物かもしれない。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そういうことか…志村喬。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そろそろお腹が空いてきたのと、&#13;
&#13;
いつの間にか、目の前に女の娘がいて、&#13;
&#13;
僕のことをなんだかじっと見ているので、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
このへんで、さようなら。&#13;
&#13;
&#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/103</id>
    <title>甘くない</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=103"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-01-27T20:05:00+09:00</updated>
    <published>2010-01-27T20:24:09+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
本日の検査結果&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
マーカー数値は、約６０００…　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
肺の腫瘍は　表面積で２割減少でした。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
主治医の顔を見た瞬間…&#13;
&#13;
「あっ！これは思わしくないな」と感じましたが&#13;
&#13;
（センセイ、この辺りは分かりやすいのです）、&#13;
&#13;
やはりです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
正直言って、もう少し下がっているかと　&#13;
&#13;
…期待していましたが…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
正月の４日から３週間経過しての数値は、&#13;
&#13;
ほぼ同じでした。&#13;
&#13;
下げ止まりとみるしかありません。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
腫瘍は「容積では半分くらいかなあ…」と&#13;
&#13;
主治医が言うので、&#13;
&#13;
ちょうどマーカー値も半分、腫瘍も半分　&#13;
&#13;
それが今回の成果です。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
「さがって、そのままならよいのでは？」　&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
黙っていれば、確実に上がるしかないので、&#13;
&#13;
そういうわけにもいきません。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
去年は二桁から始まった１年でしたが、　&#13;
&#13;
今回は四桁スターとか！…と思うと&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
やはり心は、ザワザワとささくれだちます。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
副作用で辛い思いをした割には…&#13;
&#13;
とかそういう感情はなく、あれはあれで、&#13;
&#13;
これはこれでと分けて考え、&#13;
&#13;
単純に、薬を入れても、&#13;
&#13;
もうこれしか落とせないのか？&#13;
&#13;
という思いです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
しかし、こういう時こそ　&#13;
&#13;
自分に向き合えです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
逆に、今回、もしマーカー値が&#13;
&#13;
ズドーンと下がっていたとしたら、&#13;
&#13;
僕の性格からして、調子こいてしまうでしょう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「ほらね　俺はしぶといんだ　&#13;
&#13;
  …だいじょうぶ　だいじょうぶ」とかなんとか　&#13;
&#13;
今年１年、へらへらとしていたでしょう。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
ここで、「うーむ…」と唸り　&#13;
&#13;
さて　どう持ちなおすか、　&#13;
&#13;
これが試されているのです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
…とかなんとか、こういうことを書きながら　&#13;
&#13;
今、考えているのですぜ　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…病院からの帰りなんて、落ち込んでましたし、&#13;
&#13;
親に検査結果の報告をするのも、&#13;
&#13;
一呼吸、悩んでしまいましたし、&#13;
&#13;
…こういう風に考えられるのは、&#13;
&#13;
今、このブログを書きながらなのです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
その意味では、このブログは、まことにありがたいです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
皆さんには、３回連続の病気ネタで、申し訳なく思います　&#13;
&#13;
シリーズ企画で、うまいこと“オチ”ればよかったのですが…&#13;
&#13;
最終回で、このラストでは、なんだかなあ…ですね。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
でも、シリーズは続きます。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
１より２の方が面白い…というのは…&#13;
&#13;
なかなかにありませんが、ごくマレにはありますし、&#13;
&#13;
もう僕の場合…シリーズ５くらい&#13;
&#13;
続いているような気がしますから、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
こうなれば、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「いいねえ…若いって」    ｂｙリリー　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
まで続ける意気込みが大切かと&#13;
&#13;
（わからない人にはさっぱりわからない）&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
今年１年は　正念場と考えています。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
意味のないこと　&#13;
&#13;
つまらないこと　&#13;
&#13;
くだらないこと　&#13;
&#13;
気持ちよくないこと　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
は断固拒否の精神で参りたいと(笑)&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
反面、自分が関わることで　&#13;
&#13;
よくなることは　どんどん関わりたい　&#13;
&#13;
また　場所や人にこだわってゆきたいとも思います。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
男女問わず　年齢問わず　&#13;
&#13;
いっしょに居て笑える人と過ごす時間が大切…&#13;
&#13;
などとわがままに考えています。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そのためには、&#13;
&#13;
「自分ってどうなの？」&#13;
&#13;
「その相手、この場所的に…ボクは価値があるの？」&#13;
&#13;
ってことにいつも目を向けていたいと…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
漫然とせず、出来る限り厳しく、&#13;
&#13;
自分で自分をジャッジしてゆくつもりでもあります。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
胃もシモも白血球も　&#13;
&#13;
完全に復活していますので　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほら　あなた！　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
よろしくお付き合いください。&#13;
&#13;
&#13;
</summary>
    <content type="text">&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
本日の検査結果&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
マーカー数値は、約６０００…　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
肺の腫瘍は　表面積で２割減少でした。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
主治医の顔を見た瞬間…&#13;
&#13;
「あっ！これは思わしくないな」と感じましたが&#13;
&#13;
（センセイ、この辺りは分かりやすいのです）、&#13;
&#13;
やはりです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
正直言って、もう少し下がっているかと　&#13;
&#13;
…期待していましたが…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
正月の４日から３週間経過しての数値は、&#13;
&#13;
ほぼ同じでした。&#13;
&#13;
下げ止まりとみるしかありません。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
腫瘍は「容積では半分くらいかなあ…」と&#13;
&#13;
主治医が言うので、&#13;
&#13;
ちょうどマーカー値も半分、腫瘍も半分　&#13;
&#13;
それが今回の成果です。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
「さがって、そのままならよいのでは？」　&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
黙っていれば、確実に上がるしかないので、&#13;
&#13;
そういうわけにもいきません。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
去年は二桁から始まった１年でしたが、　&#13;
&#13;
今回は四桁スターとか！…と思うと&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
やはり心は、ザワザワとささくれだちます。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
副作用で辛い思いをした割には…&#13;
&#13;
とかそういう感情はなく、あれはあれで、&#13;
&#13;
これはこれでと分けて考え、&#13;
&#13;
単純に、薬を入れても、&#13;
&#13;
もうこれしか落とせないのか？&#13;
&#13;
という思いです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
しかし、こういう時こそ　&#13;
&#13;
自分に向き合えです。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
逆に、今回、もしマーカー値が&#13;
&#13;
ズドーンと下がっていたとしたら、&#13;
&#13;
僕の性格からして、調子こいてしまうでしょう。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「ほらね　俺はしぶといんだ　&#13;
&#13;
  …だいじょうぶ　だいじょうぶ」とかなんとか　&#13;
&#13;
今年１年、へらへらとしていたでしょう。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
ここで、「うーむ…」と唸り　&#13;
&#13;
さて　どう持ちなおすか、　&#13;
&#13;
これが試されているのです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
…とかなんとか、こういうことを書きながら　&#13;
&#13;
今、考えているのですぜ　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
…病院からの帰りなんて、落ち込んでましたし、&#13;
&#13;
親に検査結果の報告をするのも、&#13;
&#13;
一呼吸、悩んでしまいましたし、&#13;
&#13;
…こういう風に考えられるのは、&#13;
&#13;
今、このブログを書きながらなのです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
その意味では、このブログは、まことにありがたいです。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
皆さんには、３回連続の病気ネタで、申し訳なく思います　&#13;
&#13;
シリーズ企画で、うまいこと“オチ”ればよかったのですが…&#13;
&#13;
最終回で、このラストでは、なんだかなあ…ですね。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
でも、シリーズは続きます。　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
１より２の方が面白い…というのは…&#13;
&#13;
なかなかにありませんが、ごくマレにはありますし、&#13;
&#13;
もう僕の場合…シリーズ５くらい&#13;
&#13;
続いているような気がしますから、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
こうなれば、&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
「いいねえ…若いって」    ｂｙリリー　&#13;
&#13;
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&#13;
まで続ける意気込みが大切かと&#13;
&#13;
（わからない人にはさっぱりわからない）&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
今年１年は　正念場と考えています。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
意味のないこと　&#13;
&#13;
つまらないこと　&#13;
&#13;
くだらないこと　&#13;
&#13;
気持ちよくないこと　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
は断固拒否の精神で参りたいと(笑)&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
反面、自分が関わることで　&#13;
&#13;
よくなることは　どんどん関わりたい　&#13;
&#13;
また　場所や人にこだわってゆきたいとも思います。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
男女問わず　年齢問わず　&#13;
&#13;
いっしょに居て笑える人と過ごす時間が大切…&#13;
&#13;
などとわがままに考えています。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
そのためには、&#13;
&#13;
「自分ってどうなの？」&#13;
&#13;
「その相手、この場所的に…ボクは価値があるの？」&#13;
&#13;
ってことにいつも目を向けていたいと…&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
漫然とせず、出来る限り厳しく、&#13;
&#13;
自分で自分をジャッジしてゆくつもりでもあります。&#13;
&#13;
 &#13;
&#13;
胃もシモも白血球も　&#13;
&#13;
完全に復活していますので　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
ほら　あなた！　&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
よろしくお付き合いください。&#13;
&#13;
&#13;
</content>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/102</id>
    <title>わたしの正月を返していただきたい！</title>
    <link href="http://www.monya-united.org/blog_detail/id=102"/>
    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2010-01-19T22:15:00+09:00</updated>
    <published>2010-01-19T22:48:18+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>幸いにして言われたことはまだないが、「あなたって、ケツの穴の小さい男だわねえ」これは、かなり凹む言葉だと思う。そう言われると、返す言葉がないではないか。「まてまて、俺のケツの穴は相当にデカイぞ」というのもおかしい。というか、すでに嬉しくもない。むしろ、失礼だ。これが、“肝っ玉”なんかであるなら、成立するはずの反対の意味の言葉が、見当たらない。鼻の下なんかもそうだ、長いという侮蔑表現はあっても、その逆のほめ言葉が存在しない。頭が固いは…ある。　金のタマについては、どうか？「ついとるんかい！？」確認しているようにみせかけての侮蔑表現だ。でも。これは「ついとるわい」「みせたろか」などで、対抗すればよろしであり、なんてことはない。やはり「ケツの穴攻撃」には敵わない。◆◆◆…痔になった。産まれてはじめて痔になった。少し大きな声で言ってみよう…“ち”に点々の“ぢ”になった。前回に引き続き、しかも新年早々、なんてことか、なるほうもなるほうだが、聞かされるほうも聞かされるほうである。わかる。…忍びない。新年早々、申し訳ないと思う。しかし、これも抗がん剤の副作用の先に来たもので、わたしには、報告する義務がある。７日に退院した、もうその頃から、兆候は見られた。消化器系に大きな副作用が出るという、いまの抗がん剤…僕の場合は、それほどでもなかった。多少の下痢症状はあっても、過去、あれほどの胃痛にはならなかった。症状が治まり、ほっとして帰宅したのもつかの間、どうもおかしい。絶食が続いていたせいで、食べ物を口にしていないから、モヨオサナイと思っていたが、１日、２日、人並みの食生活に戻しても、…気配すらない。もともと、快便快食のわたしには…ありえない。そのうち、辛くなってきた。腸のあたりが重い…というより、もっと肛門近辺に、頑強な奴らが陣取っている…そういう感覚である。こういう時のために、医者からは「頑強な兵士の抵抗を和らげる」…奴らを柔らかくする錠剤をもらっていた。朝晩と飲むも、兵士は頑強である。翌日も、そのまた翌日も同様。維持でも、この橋頭保は死守するぞ！という意気込みが、下のほうからムズムズと伝わってくる。これは、こちらも作戦を変えねば…と　近くに出来たドラッグストアに駆け込む。症状を話すと…「兵士の気持ちを和ませる、更に強力なクスリ」を勧められた。加えて、腸の働きを活性化するクスリ、そう、つまり更に後方から、「前進せよ！」と追い立てる作戦だ。飲む…飲む　…効かない。　自宅の前の公園を少し走り　ストレッチをし  セロリを食う…が効果はない。また、２日経過…これはまずい…と再度、ドラッグストアに行く。こうなれば　あの　有名な　天下の大将軍　泣く子も黙る「いちじく浣腸」に登場いただくしかない。ドラッグストアに向かう。買うのも初めて　自分で入れるのもはじめて…　怖い　…しかし、そんなことは言っていられない。…ここからは少しの間は、リアル表現は控える…さすが大将軍であります。結果は、「オオオ～！！」と雄たけびを上げた、兵士の群れが、一段となって飛び出してきた。なんという爽快感…。しかし、どうも本調子ではないので、引き続き２、３日、大将軍のお世話になることになった。問題は、ここからである。やはり、大将軍の有無を言わせぬ進撃命令は、組織に遺恨を残したようだ。上の者の、無謀な業務命令…いつの世もそうだ、そんなものは一時的な解決でしかなく、どこかに禍根を残す…。その禍根は…肛門回りに炎症を起こすという事態を引き起こした。その炎症は、（見ていないので正確には分からないが）…時間が経つごとにどんどんとひどくなった。寝転んでも痛い　起き上がれない　歩くと死ぬ　…とにかく、からだの向きを変える度に激痛が走るのである。また大げさな…と思われる方もいるでしょうが、本当なのです。寝ていても、まだ本調子でない腸の影響で肛門が伸縮する…そのたびに、気絶するほどの激痛が走るのです。おちおち寝てもいられない。１日経ち　２日経ち…収まるどころかひどくなる。このままではいけない、意を決して、三度、ドラッグストアに向かう。歩いてはいけないので、ゲンチャリに座布団を引き、お尻をあげた状態で、そろりそろりと始動する。ずっと、立ったままでは危ないので、腰を下ろす。普段なら気にならない、わずかな段差の衝撃が　ダイレクトに響く…「いてえええ！！」なんとかたどり着いたドラッグストアで、「ボラギノール」を買う。　自分には無縁と眺めていたコマーシャルの映像が蘇る。帰り、風呂に入り、…患部に塗る。併せて購入した綿棒を恐る恐る当てて塗る…相当に腫れあがっているような感じだ。もう。どこが肛門で、どこが足の付け根なのかもわからない。　この時点での問題は、すっかり、従順になり、順番通りに、送り出されようと待っている兵士の気配が、ムズムズしているということだ。「待て！！」「そこで待て！！」「なにもするな！」と全身全霊で頼み込む。　いま、ここで出てこられては、僕は死んでしまう。とにかく　とにかく静かに静かにしていてくれ。…２日が過ぎた…　激痛は収まらない　僕は悟った…尻の穴は、なにか体を動かそうとする…その運動行動のメカニズムの原点にあるということを。椅子から立ち上がる、前かがみになって何かを拾う、寝返りを打つ、…くしゃみや咳をするその刹那も、肛門は運動機能の源になっている。つまり、肛門なくしては、人間の動作は始まらず、力も入らないのである。なんと偉大なる尻の穴！！　そういうこととは、関係なく、月曜日に病院に行こうと決めた。週末の土曜日いつにもまして、痛い。もう塗り薬を塗ることも耐えられない感じ、それでも塗る、泣きながら塗る。この日も朝まで寝られない、外が明るくなるまで唸っていたが…いったん風呂に入り…少し痛みが引いた後、眠りに落ちた。時間にして５時間ほどか、日曜日の昼ごろに目覚める。…ん？……んん？　痛みがない　…？？体が、痛さに怖がっている…が、恐る恐るパンツの上から触ってみるが…？…痛くない。？？…パンツの後ろがぐっしょりと濡れている…？？…うん！？…まさか…漏らしたのか？…臭いを嗅いでみるも、無臭…　患部を直接触ってみる…腫れが…ない？！そういうことか。　腫れあがっていた患部の疱瘡が、ヤブけたのだ。それによって、炎症も収まり、痛みも引いたのである。それでも、万全を期して　ボラギノールを塗っている。こうして、わたしの年末からの戦いの続編…第２幕は終了した。今は、快方に向かっている。ここまで、お付き合いいただき誠にありがとうございます。どうしてもというなら、ひとりづつ、質問に応えますが、…ええ…関連する質問は、まとめてお応えしますので、どうぞ。あっ…くれぐれも指されてから…質問に…ええ、マナーですから。「それはほんとうに“ぢ”だったのですか？」…うーん今となっては謎であります。「われわれは、あなたの命に関わる心配しているのであって、　そんなシモの話はどうでもいい！」…ごもっともでございます。「そんなことならワタシは２０年来の便秘持ちよ」…はあ、それはお気の毒さまです。「新年、早々、こんな話を…失礼ではないか、国民にあやまれ」…わたくしも被害者なんです。説明責任を果たしたまでで。「幹事長を辞任すべきなのでは？」…国民の生活を豊かにする、その責務が先と認識し、苦渋の決断ながら続投を総理に…こんな僕ですが…幸いなことに、「ケツの穴の小さい男」と言われたことは…いまだかつてまだ…ない。</summary>
    <content type="text">幸いにして言われたことはまだないが、「あなたって、ケツの穴の小さい男だわねえ」これは、かなり凹む言葉だと思う。そう言われると、返す言葉がないではないか。「まてまて、俺のケツの穴は相当にデカイぞ」というのもおかしい。というか、すでに嬉しくもない。むしろ、失礼だ。これが、“肝っ玉”なんかであるなら、成立するはずの反対の意味の言葉が、見当たらない。鼻の下なんかもそうだ、長いという侮蔑表現はあっても、その逆のほめ言葉が存在しない。頭が固いは…ある。　金のタマについては、どうか？「ついとるんかい！？」確認しているようにみせかけての侮蔑表現だ。でも。これは「ついとるわい」「みせたろか」などで、対抗すればよろしであり、なんてことはない。やはり「ケツの穴攻撃」には敵わない。◆◆◆…痔になった。産まれてはじめて痔になった。少し大きな声で言ってみよう…“ち”に点々の“ぢ”になった。前回に引き続き、しかも新年早々、なんてことか、なるほうもなるほうだが、聞かされるほうも聞かされるほうである。わかる。…忍びない。新年早々、申し訳ないと思う。しかし、これも抗がん剤の副作用の先に来たもので、わたしには、報告する義務がある。７日に退院した、もうその頃から、兆候は見られた。消化器系に大きな副作用が出るという、いまの抗がん剤…僕の場合は、それほどでもなかった。多少の下痢症状はあっても、過去、あれほどの胃痛にはならなかった。症状が治まり、ほっとして帰宅したのもつかの間、どうもおかしい。絶食が続いていたせいで、食べ物を口にしていないから、モヨオサナイと思っていたが、１日、２日、人並みの食生活に戻しても、…気配すらない。もともと、快便快食のわたしには…ありえない。そのうち、辛くなってきた。腸のあたりが重い…というより、もっと肛門近辺に、頑強な奴らが陣取っている…そういう感覚である。こういう時のために、医者からは「頑強な兵士の抵抗を和らげる」…奴らを柔らかくする錠剤をもらっていた。朝晩と飲むも、兵士は頑強である。翌日も、そのまた翌日も同様。維持でも、この橋頭保は死守するぞ！という意気込みが、下のほうからムズムズと伝わってくる。これは、こちらも作戦を変えねば…と　近くに出来たドラッグストアに駆け込む。症状を話すと…「兵士の気持ちを和ませる、更に強力なクスリ」を勧められた。加えて、腸の働きを活性化するクスリ、そう、つまり更に後方から、「前進せよ！」と追い立てる作戦だ。飲む…飲む　…効かない。　自宅の前の公園を少し走り　ストレッチをし  セロリを食う…が効果はない。また、２日経過…これはまずい…と再度、ドラッグストアに行く。こうなれば　あの　有名な　天下の大将軍　泣く子も黙る「いちじく浣腸」に登場いただくしかない。ドラッグストアに向かう。買うのも初めて　自分で入れるのもはじめて…　怖い　…しかし、そんなことは言っていられない。…ここからは少しの間は、リアル表現は控える…さすが大将軍であります。結果は、「オオオ～！！」と雄たけびを上げた、兵士の群れが、一段となって飛び出してきた。なんという爽快感…。しかし、どうも本調子ではないので、引き続き２、３日、大将軍のお世話になることになった。問題は、ここからである。やはり、大将軍の有無を言わせぬ進撃命令は、組織に遺恨を残したようだ。上の者の、無謀な業務命令…いつの世もそうだ、そんなものは一時的な解決でしかなく、どこかに禍根を残す…。その禍根は…肛門回りに炎症を起こすという事態を引き起こした。その炎症は、（見ていないので正確には分からないが）…時間が経つごとにどんどんとひどくなった。寝転んでも痛い　起き上がれない　歩くと死ぬ　…とにかく、からだの向きを変える度に激痛が走るのである。また大げさな…と思われる方もいるでしょうが、本当なのです。寝ていても、まだ本調子でない腸の影響で肛門が伸縮する…そのたびに、気絶するほどの激痛が走るのです。おちおち寝てもいられない。１日経ち　２日経ち…収まるどころかひどくなる。このままではいけない、意を決して、三度、ドラッグストアに向かう。歩いてはいけないので、ゲンチャリに座布団を引き、お尻をあげた状態で、そろりそろりと始動する。ずっと、立ったままでは危ないので、腰を下ろす。普段なら気にならない、わずかな段差の衝撃が　ダイレクトに響く…「いてえええ！！」なんとかたどり着いたドラッグストアで、「ボラギノール」を買う。　自分には無縁と眺めていたコマーシャルの映像が蘇る。帰り、風呂に入り、…患部に塗る。併せて購入した綿棒を恐る恐る当てて塗る…相当に腫れあがっているような感じだ。もう。どこが肛門で、どこが足の付け根なのかもわからない。　この時点での問題は、すっかり、従順になり、順番通りに、送り出されようと待っている兵士の気配が、ムズムズしているということだ。「待て！！」「そこで待て！！」「なにもするな！」と全身全霊で頼み込む。　いま、ここで出てこられては、僕は死んでしまう。とにかく　とにかく静かに静かにしていてくれ。…２日が過ぎた…　激痛は収まらない　僕は悟った…尻の穴は、なにか体を動かそうとする…その運動行動のメカニズムの原点にあるということを。椅子から立ち上がる、前かがみになって何かを拾う、寝返りを打つ、…くしゃみや咳をするその刹那も、肛門は運動機能の源になっている。つまり、肛門なくしては、人間の動作は始まらず、力も入らないのである。なんと偉大なる尻の穴！！　そういうこととは、関係なく、月曜日に病院に行こうと決めた。週末の土曜日いつにもまして、痛い。もう塗り薬を塗ることも耐えられない感じ、それでも塗る、泣きながら塗る。この日も朝まで寝られない、外が明るくなるまで唸っていたが…いったん風呂に入り…少し痛みが引いた後、眠りに落ちた。時間にして５時間ほどか、日曜日の昼ごろに目覚める。…ん？……んん？　痛みがない　…？？体が、痛さに怖がっている…が、恐る恐るパンツの上から触ってみるが…？…痛くない。？？…パンツの後ろがぐっしょりと濡れている…？？…うん！？…まさか…漏らしたのか？…臭いを嗅いでみるも、無臭…　患部を直接触ってみる…腫れが…ない？！そういうことか。　腫れあがっていた患部の疱瘡が、ヤブけたのだ。それによって、炎症も収まり、痛みも引いたのである。それでも、万全を期して　ボラギノールを塗っている。こうして、わたしの年末からの戦いの続編…第２幕は終了した。今は、快方に向かっている。ここまで、お付き合いいただき誠にありがとうございます。どうしてもというなら、ひとりづつ、質問に応えますが、…ええ…関連する質問は、まとめてお応えしますので、どうぞ。あっ…くれぐれも指されてから…質問に…ええ、マナーですから。「それはほんとうに“ぢ”だったのですか？」…うーん今となっては謎であります。「われわれは、あなたの命に関わる心配しているのであって、　そんなシモの話はどうでもいい！」…ごもっともでございます。「そんなことならワタシは２０年来の便秘持ちよ」…はあ、それはお気の毒さまです。「新年、早々、こんな話を…失礼ではないか、国民にあやまれ」…わたくしも被害者なんです。説明責任を果たしたまでで。「幹事長を辞任すべきなのでは？」…国民の生活を豊かにする、その責務が先と認識し、苦渋の決断ながら続投を総理に…こんな僕ですが…幸いなことに、「ケツの穴の小さい男」と言われたことは…いまだかつてまだ…ない。</content>
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/101</id>
    <title>寝正月</title>
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      <name>Monya-United</name>
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    <updated>2010-01-09T00:50:00+09:00</updated>
    <published>2010-01-09T01:00:53+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>抗がん剤の投薬を終えて１週間後、暮も押し迫った２８日、血液のダメージをチェックしに、再度病院へ向かった。白血球、赤血球、血小板ともに、危険水域には達しておらず、念のため白血球をあげる皮下注射を打ち、年明けの診断まで安静にとなった。　この時点での体の感じとしては、慢性のだるさと突発的な帯状疱疹はいつものこととして、胃がどうもシクシクと痛んでいた。このシクシクが、その日の夜から激変してゆく。遡るが、今回の投薬中、一番悩まされたのはこの痛みでした。　点滴が抗がん剤に変わって少しすると、胃が痙攣を起したように痛み、５時間ほど続いた。急遽、痛み止めを合せて投与され、なんとか収まったものの、いつにない症状のため戸惑った。それでも、退院して１週間は、何事もなく、消化器官へのダメージは、入れている薬の主な副作用（２種類の薬、併せて３０くらいある）ではあるため、たまたまのことだろうと僕も主治医も考えていた。しかし、この痛みそんなことでは収まらなかったのです。２８日の夜、シクシクは、ジクジクとなり、グワッグワッとなり、ギョワー！ギョワー！！…へとなる。うまいたとえがないが、…口からペンチを突っ込まれ、胃をつかまれねじあげる　そんな痛みが１０分に１度　１分くらい続く、まあそんな感じ。明けて２９日も朝からこの痛みは治まらない。　ほとんど寝て過ごす。　それでも頭では、抗がん剤の副作用なんだから、我慢していればそのうちに収まるだろうと、２８日に念のため処方してもらった胃の薬を飲んで我慢していた。しかし、３０日、３１日となっても　ペンチの威力はいっこうに衰えない。これは、まずいと癌センターに電話を入れる。　病院はすでにお休み、それでも当直の医者がいるらしく電話口での問診となる。「…そうですか、症状はわかりました。  僕も専門ではないのでなんとも言えませんが、  いま処方されている胃の薬は、相当に強い薬です。  それで、効かないとなるとこちらに来て、  点滴したとしてもそれほどの違いはないかもしれませんよ、  また、外来での治療は無理なので  入院してもらうことになりますが…」とまあ、藁にも…の連絡した気持ちを萎えさせる返答。いったん切る。このまま家でのたうちまわっていてもなあ…、しかし年越しを病院というのは、なんとも忍びない、しかしこのままでは…とそこに、岩田さんから電話をいただく、僕がのたうちまわっているのを違う人間に伝えてあったのだが、その話を聞き、心配で電話をかけてきてくれたのだ。「…だいじょうぶですか？…病院行くなら送りますよ」開口いちばん、そう言ってくれる。…それで、腹は決まった。小さめのバッグにパンツを３枚放り込み、戸締りと愛犬の手配を済ませて、岩田さんの運転で大みそかの病院に向かった。電話で対応してくれた医者の簡単な診察ののちに、いつもの病棟へ入院した。大みそかの病院は静かです。長期の入院患者も年越しは家族と過ごしたい。体調が許された患者は、外泊届を出して自宅に帰るため、重症の患者以外はいない。静まり返る病院で、まったく静まらないおなかを抱えて、ひとり　グワァグワァ！と唸ってると、ほどなく、痛み止めの点滴が始まる。１本、２本と続けて投与するも、まったく、さっぱり収まらない。眠ることもできず、新年を迎えた。元旦から２日のことは、じつはほとんど覚えていない。胃の激痛に加えて、熱があがり、意識が混濁していたようだ。朝一で採血も行われ、白血球が７００しかないことが判明、…急遽、一人部屋へと隔離された。この部屋には、巨大な医療用の空気清浄機が備わっていて、完全な無菌室ではないものの、抵抗力がなくなった患者の院内感染を防ぐための部屋だ。病院側としての優先度は、この時点で、胃痛の処置ではなく、白血球をあげることにスイッチされた。通常、この時期、白血球をあげる注射は、１日１本　２，３日空けて、また注射…という程度なのだが（実際、入院していなければ、次の注射は２日の予定でした）この時点から朝晩２回、毎日、打つこととなった。２日になっても、胃の痛みは変わらない。熱も下がるどころか、３９．５まで上がる。後で聞いたが、白血球もぜんぜん上がらないらしい。口の中もひどいことになっていた。　歯茎がぜんぶ腫れてパンパンになり、口内炎ができまくり、挙句に歯がそこかしこでギシギシと痛む。手足のしびれもひどいもので、じんじん痛んで、岩のように硬くなった感じだ。　節々もそこかしこで痛むので、起き上がることもままならない。ちなみに、朝からの点滴は　生食　痛みどめ　抗生剤　…と繰り返す感じ。熱を下げるために座薬と口内洗浄のための薬が新たに加わる。加えて皮下注射と下痢を抑える漢方薬…　薬のおせち料理といったバラェティ。２日、正月休みを明けた主治医が顔を出してくれた。「…ここまで、ダメージが出るとは予測できませんでした…   久しぶりの投薬だし、…甘かった…」「いえ、いえ、こんなんですいません」すべての症状が鎮静化をたどるのは、３日の夕方くらいからでした。熱も３６度に落ち着き　抗生剤のおかげか口の中も収まってゆく感じ、それ以外の症状も、よくなっているのがわかる。白血球も上がり、通常の病室に戻された。念のため皮下注射の２本体制は変わらないものの、点滴の数も減る。胃痛、そのものはなくなってはいないものの、ギョワー！ギョワー！！から、シクシクへと戻った。４日になり、「胃は内視鏡で診てみましょう　予約入れておきました」  …？…内視鏡？…それは、噂に聞く…胃カメラってやつか？「せんせい。この症状はどう考えても副作用ですから…   そこまでしなくても」「いやいや　この症状は、僕も副作用では診たことがない。   なにかあるかもしれないから…」５日は、もう完全に復調した感じ…これくらいになると、外泊していた患者さんが戻りはじめ、新たに手術を予定する患者さんも入院してきて…病院は騒がしくなってきた。１階の売店も営業をはじめ、僕もトコトコと出かけては、週刊誌を読みあさったり、サンドウィッチを買ってきて、スープに浸して食べたりしていた。試しに体重計に乗ってみると　年末から６kg体重が落ちていた。ちなみにこの期間、お風呂はもちろんシャワーも浴びていない。煮沸したタオルで体をふくだけの毎日。冬でよかった。　それでも、替えの寝巻のない僕は、手術着を着て生活していた。だらんとして　ペラペラで、前や後ろを紐でしばるだけのやつを　毎日着ていたので、同室の患者さんの付き添いの方には、「手術ですか？大変ですね」と声をかけられていた。それでも替えのパンツがないのは困るので、近所に住む篠塚さんに連絡して、買い物を頼んだ。正月早々、まことにどうもすいませんでした。６日、胃カメラの日。この経験は、貴重だと言わざる負えない…というかそれ以外に感想はない。後で聞くと、周りの友人はけっこう飲んでいて、なんてことはない　という感想でしたが、僕は駄目でした。途中、何度も引き抜いてしまいたい欲求に襲われました。　苦しいというより、体が遺物に占拠される感じ、エイリアンが入り込んできた感じ。こういう攻撃は、苦手なんだと改めて実感した。　釣りバカ日誌のハマちゃん…笑えません　ぜんぜん。まあ、それでもカメラを引き抜かれてすぐ、「どうでした？」と医者に尋ねる余裕くらいはあった。「…問題ないですね。食道と十二指腸に、  少し炎症がある程度、悪い腫瘍や目に見える潰瘍もありませんね」との応え。そうだろうそうだろう。だから言ったんだ。この報告をもとに、後で主治医と話したのだが…「うーん。じゃあなんだったんでしょうね？」…と首をかしげていた。どうしても副作用のせいだとは納得していないらしい。まあ、なんもなかったのであるからよしとしましょう。次回への備えです。翌日、最後の血液検査…なんと白血球は、１９４００！！もあった。打ちすぎでしょ注射(笑）　一時、さがった血小板も回復していた。ということで　退院してきました。　気がつけば７日。　寝正月でした。ちなみに、入院中、一度、腫瘍マーカーをとっていたらしく、「…あっそうそう　もんやさんマーカー下がってますよ」と レイの折れ線グラフを見せられた。唐突でびっくりしたのだが　AFP値：１２０００がAFP値：５２００まで落ちていた。今回の副作用が大きいかどうかは別にして、本来はこいつを下げるための投薬ですから、なんにしろ下がったのはうれしい。ちょっと涙が出た。１月の末にレントゲンと併せてもう一度、チェック　２月の頭にCT という流れで、マーカー値がどこまで落ちてくれるのかが当面の焦点です。そんなこんなで、お世話になっている皆さんに　ごあいさつもできずほんとうにすいません。心からお詫びします。昨日、帰宅して、年始のごあいさつを拝見しているところです。今年も、一日一日　大切に参ります。　皆さんに幸多かれと願っています。</summary>
    <content type="text">抗がん剤の投薬を終えて１週間後、暮も押し迫った２８日、血液のダメージをチェックしに、再度病院へ向かった。白血球、赤血球、血小板ともに、危険水域には達しておらず、念のため白血球をあげる皮下注射を打ち、年明けの診断まで安静にとなった。　この時点での体の感じとしては、慢性のだるさと突発的な帯状疱疹はいつものこととして、胃がどうもシクシクと痛んでいた。このシクシクが、その日の夜から激変してゆく。遡るが、今回の投薬中、一番悩まされたのはこの痛みでした。　点滴が抗がん剤に変わって少しすると、胃が痙攣を起したように痛み、５時間ほど続いた。急遽、痛み止めを合せて投与され、なんとか収まったものの、いつにない症状のため戸惑った。それでも、退院して１週間は、何事もなく、消化器官へのダメージは、入れている薬の主な副作用（２種類の薬、併せて３０くらいある）ではあるため、たまたまのことだろうと僕も主治医も考えていた。しかし、この痛みそんなことでは収まらなかったのです。２８日の夜、シクシクは、ジクジクとなり、グワッグワッとなり、ギョワー！ギョワー！！…へとなる。うまいたとえがないが、…口からペンチを突っ込まれ、胃をつかまれねじあげる　そんな痛みが１０分に１度　１分くらい続く、まあそんな感じ。明けて２９日も朝からこの痛みは治まらない。　ほとんど寝て過ごす。　それでも頭では、抗がん剤の副作用なんだから、我慢していればそのうちに収まるだろうと、２８日に念のため処方してもらった胃の薬を飲んで我慢していた。しかし、３０日、３１日となっても　ペンチの威力はいっこうに衰えない。これは、まずいと癌センターに電話を入れる。　病院はすでにお休み、それでも当直の医者がいるらしく電話口での問診となる。「…そうですか、症状はわかりました。  僕も専門ではないのでなんとも言えませんが、  いま処方されている胃の薬は、相当に強い薬です。  それで、効かないとなるとこちらに来て、  点滴したとしてもそれほどの違いはないかもしれませんよ、  また、外来での治療は無理なので  入院してもらうことになりますが…」とまあ、藁にも…の連絡した気持ちを萎えさせる返答。いったん切る。このまま家でのたうちまわっていてもなあ…、しかし年越しを病院というのは、なんとも忍びない、しかしこのままでは…とそこに、岩田さんから電話をいただく、僕がのたうちまわっているのを違う人間に伝えてあったのだが、その話を聞き、心配で電話をかけてきてくれたのだ。「…だいじょうぶですか？…病院行くなら送りますよ」開口いちばん、そう言ってくれる。…それで、腹は決まった。小さめのバッグにパンツを３枚放り込み、戸締りと愛犬の手配を済ませて、岩田さんの運転で大みそかの病院に向かった。電話で対応してくれた医者の簡単な診察ののちに、いつもの病棟へ入院した。大みそかの病院は静かです。長期の入院患者も年越しは家族と過ごしたい。体調が許された患者は、外泊届を出して自宅に帰るため、重症の患者以外はいない。静まり返る病院で、まったく静まらないおなかを抱えて、ひとり　グワァグワァ！と唸ってると、ほどなく、痛み止めの点滴が始まる。１本、２本と続けて投与するも、まったく、さっぱり収まらない。眠ることもできず、新年を迎えた。元旦から２日のことは、じつはほとんど覚えていない。胃の激痛に加えて、熱があがり、意識が混濁していたようだ。朝一で採血も行われ、白血球が７００しかないことが判明、…急遽、一人部屋へと隔離された。この部屋には、巨大な医療用の空気清浄機が備わっていて、完全な無菌室ではないものの、抵抗力がなくなった患者の院内感染を防ぐための部屋だ。病院側としての優先度は、この時点で、胃痛の処置ではなく、白血球をあげることにスイッチされた。通常、この時期、白血球をあげる注射は、１日１本　２，３日空けて、また注射…という程度なのだが（実際、入院していなければ、次の注射は２日の予定でした）この時点から朝晩２回、毎日、打つこととなった。２日になっても、胃の痛みは変わらない。熱も下がるどころか、３９．５まで上がる。後で聞いたが、白血球もぜんぜん上がらないらしい。口の中もひどいことになっていた。　歯茎がぜんぶ腫れてパンパンになり、口内炎ができまくり、挙句に歯がそこかしこでギシギシと痛む。手足のしびれもひどいもので、じんじん痛んで、岩のように硬くなった感じだ。　節々もそこかしこで痛むので、起き上がることもままならない。ちなみに、朝からの点滴は　生食　痛みどめ　抗生剤　…と繰り返す感じ。熱を下げるために座薬と口内洗浄のための薬が新たに加わる。加えて皮下注射と下痢を抑える漢方薬…　薬のおせち料理といったバラェティ。２日、正月休みを明けた主治医が顔を出してくれた。「…ここまで、ダメージが出るとは予測できませんでした…   久しぶりの投薬だし、…甘かった…」「いえ、いえ、こんなんですいません」すべての症状が鎮静化をたどるのは、３日の夕方くらいからでした。熱も３６度に落ち着き　抗生剤のおかげか口の中も収まってゆく感じ、それ以外の症状も、よくなっているのがわかる。白血球も上がり、通常の病室に戻された。念のため皮下注射の２本体制は変わらないものの、点滴の数も減る。胃痛、そのものはなくなってはいないものの、ギョワー！ギョワー！！から、シクシクへと戻った。４日になり、「胃は内視鏡で診てみましょう　予約入れておきました」  …？…内視鏡？…それは、噂に聞く…胃カメラってやつか？「せんせい。この症状はどう考えても副作用ですから…   そこまでしなくても」「いやいや　この症状は、僕も副作用では診たことがない。   なにかあるかもしれないから…」５日は、もう完全に復調した感じ…これくらいになると、外泊していた患者さんが戻りはじめ、新たに手術を予定する患者さんも入院してきて…病院は騒がしくなってきた。１階の売店も営業をはじめ、僕もトコトコと出かけては、週刊誌を読みあさったり、サンドウィッチを買ってきて、スープに浸して食べたりしていた。試しに体重計に乗ってみると　年末から６kg体重が落ちていた。ちなみにこの期間、お風呂はもちろんシャワーも浴びていない。煮沸したタオルで体をふくだけの毎日。冬でよかった。　それでも、替えの寝巻のない僕は、手術着を着て生活していた。だらんとして　ペラペラで、前や後ろを紐でしばるだけのやつを　毎日着ていたので、同室の患者さんの付き添いの方には、「手術ですか？大変ですね」と声をかけられていた。それでも替えのパンツがないのは困るので、近所に住む篠塚さんに連絡して、買い物を頼んだ。正月早々、まことにどうもすいませんでした。６日、胃カメラの日。この経験は、貴重だと言わざる負えない…というかそれ以外に感想はない。後で聞くと、周りの友人はけっこう飲んでいて、なんてことはない　という感想でしたが、僕は駄目でした。途中、何度も引き抜いてしまいたい欲求に襲われました。　苦しいというより、体が遺物に占拠される感じ、エイリアンが入り込んできた感じ。こういう攻撃は、苦手なんだと改めて実感した。　釣りバカ日誌のハマちゃん…笑えません　ぜんぜん。まあ、それでもカメラを引き抜かれてすぐ、「どうでした？」と医者に尋ねる余裕くらいはあった。「…問題ないですね。食道と十二指腸に、  少し炎症がある程度、悪い腫瘍や目に見える潰瘍もありませんね」との応え。そうだろうそうだろう。だから言ったんだ。この報告をもとに、後で主治医と話したのだが…「うーん。じゃあなんだったんでしょうね？」…と首をかしげていた。どうしても副作用のせいだとは納得していないらしい。まあ、なんもなかったのであるからよしとしましょう。次回への備えです。翌日、最後の血液検査…なんと白血球は、１９４００！！もあった。打ちすぎでしょ注射(笑）　一時、さがった血小板も回復していた。ということで　退院してきました。　気がつけば７日。　寝正月でした。ちなみに、入院中、一度、腫瘍マーカーをとっていたらしく、「…あっそうそう　もんやさんマーカー下がってますよ」と レイの折れ線グラフを見せられた。唐突でびっくりしたのだが　AFP値：１２０００がAFP値：５２００まで落ちていた。今回の副作用が大きいかどうかは別にして、本来はこいつを下げるための投薬ですから、なんにしろ下がったのはうれしい。ちょっと涙が出た。１月の末にレントゲンと併せてもう一度、チェック　２月の頭にCT という流れで、マーカー値がどこまで落ちてくれるのかが当面の焦点です。そんなこんなで、お世話になっている皆さんに　ごあいさつもできずほんとうにすいません。心からお詫びします。昨日、帰宅して、年始のごあいさつを拝見しているところです。今年も、一日一日　大切に参ります。　皆さんに幸多かれと願っています。</content>
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/100</id>
    <title>わたしの体に　何をする.</title>
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    <author>
      <name>Monya-United</name>
    </author>
    <updated>2009-12-19T19:01:00+09:00</updated>
    <published>2009-12-19T19:02:29+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>日々、自分の周辺で起こる、さまざまな出来事のせいで、困ったなあ…とか、嫌だなあ…とか、しんどいなあ…とか、面倒くさいなあ…とか、悲しいなあ…とか、なかったことにしたいなあ…とか、そういう感情が湧きあがったときに、「まあ、なんとかなるさ」と大きく構えていられる、そんな人間でありたいと思って生きた。今のボクとって、「病院に行き、検査を受け、病気の進行度合いを確認して、医師と治療方針を相談する」この行為は、もっか最大の関心事であり、癌野郎が（あえて野郎とする）ある日、ぴゅー…と煙とともに壺の中に消えてくれないことは、あらかじめわかっている以上、イージー！イージー！とも　ケセラセラとも、なんくるないさぁ～とも、マイペンライとも、なかなかに思えず、検査を受けに行く１週間前から、心の中にでっかくて黒い石があるような　そんな気分となってしまう。そしてこの黒い石は、毎日、どんどん、でっかくなる。男としての器が小さいなあ　小さい、小さい…と自覚はするものの、どうしようもない。１４日は件の病院へ行く日。…前の晩から眠れず、気が付いたら、この黒い石が最高にでっかくなっていた。このままではつぶされてしまうと思い、なにか手立てはないかと思案した。…そこで、思いついたことは、「今日は僕自身の体の具合を確認しにゆくのではなく…　誰か他人の、自分とは関係のない人の病状について　取材をしにゆく…　そういう風に考えられないか」と考えた。考えるだけでは、頑固な自分はだまされてくれないので、なにか具体的な手段は…と更に思案した。ひとつは、取材なんだから“カメラ”を持参して、いろいろ撮ってみるのは、どうだろう…そうそうこの手は昔も使ったが、撮影するという行為は客観的に物事を捉えるには最適な行為だった、よしよし…と決めた。そうなると、取材なんだから今日の出来事を文章にまとめる必要がある。はじめから、まとめるつもりで臨めば、ことらも客観的に見聞きする…よしよし。　こう考えると気持ちが楽になってくる。どうせなら、チャカしてしまおう。　…そうだ、わが友人、宮田クンの「おもしろエッセイ風」におもいっきりチャカしてしまおう。…となった。宮田君については後述する。「すまん…とりあえず宮田パクル！」　■■　ということで　以下、宮田風でまとめてみた　■■※注…あくまで“風”である。　あのフィレンツェ風チキンのローストの“風”であり、「うーんアールデコ風の素敵なお宅ですネ」の“風”であり、様子するに、「オマエ、今日の３ゲン…出る？…的な…」の“的な”と同意であり、「おっちゃん！これ…ヴィトンちゃうやん…　ロゴんとこ…BITON…てなってるやん！」の“B”に相当する…様子するに「偽物」であります。でありますから、わたしのまがい物の文章を読んで、宮田クンのエッセイがこの程度の代物とは思わないでもらいたい。彼のエッセイはとてもおもしろい。●●●今日は、検査だ。血液検査とCTのふたつを午前中にこなし、午後にもう一度出直し、主治医のもとに外来で伺うという段取りとなる。病院までは車で２０分…環状道路から幹線道を経由すれば、嵐のCDに併せてフン♪フン♪…と３、４曲鼻唄を歌っていれば着いてしまう。別に嵐でなくてもよいのでは…と思うのは素人の浅はかさ、やはりこういう時は嵐である。この桜井君のなんともノリにくいラップがいいのである。…と、僕のフン♪フン♪…が４曲目を越えたあたりで、なにやら今日は道が混んでいることに気付いた。さっきからぜんぜん前に進んでいないではないか。何をしているのだ、このままでは検査の時間に遅刻してしまう。前を見ると、環状道路から幹線道の曲がり角までに、車の長蛇の列ができている。もっと前に気付けよ…しかし、こういう時に冷静なのが大人というもの、決して桜井君のせいではない。おっ！目の前に信号が…よし！ここを曲がってしまえ！　行ったことはないが、なんとなく行けるのでは、と思ったらハンドルを切っていた。自慢ではないがわたしは、東大いや当代、稀にみる方向音痴である。駅からの帰宅途中、途中のコンビニに寄り、買い物を済ませ外に出て…また駅に向かう道を歩いてしまうことが“たびたび”　ある男である。不安がよぎらないわけではないが、こういう時は決断と実行である。…この決断は見事に当たった。なんとなく右曲がったり、左曲がったりしていたら…病院までつながる道に出たではないか。そういうことだ。たいていのことは成せばなるのである。「いまどき…ナビはないのか？」と不思議に思う方もいるだろう。もちろんない。文明の利器に頼るなど笑止千万。男子たるもの最後は自らの感に頼れ！である。なんとなく曲がっていれば、最後は目的地に着くようになっている。無事に病院に着いた。しかし駐車場に入れない。駐車場が、晴れた日曜日の原宿のH＆Mのセール前くらいに混んでいる(行ったことはない）。なんとか停めることができて、受付を済ませ、まずは「採血」に向かう。…ここがまた混んでいる。お隣のFOREVER 21も負けじとセールを始めてしまい歩道歩けないじゃないか！ってほど混んでいる。(行ったことはこちらもない）今日はとりわけ、神奈川県中の癌患者が勢ぞろいしているのでは…と思うほど混んでいる。見渡せば採血ルームには５０人くらいのじいさんばあさんが。部屋に入りきれず廊下にもじいさんばあさん…もうあたりかまわずじいさんばあさんである。そこに颯爽と凛々しく活力に溢れたわたしが登場する。受付のカードを渡すと、「…CTの検査入ってますね？…このままじゃ間に合わないので、　今、採血の受付だけされて、　先にCT行かれたほうがよいですよ」と看護師が言う。CTの予約時間には、まだ４０分もあるではないか。なんのために知らない道にチャレンジしたのだ。あえて危険を冒してまでたどり着いた苦労が水の泡ではないか。こんな凛々しい若者になにをする！しかしアナウンスされる受付番号は、まだわたしの１００番も前のようだ…くやしいが、ここは言うなりになるしかないようだ。少し、困った顔をしていると、じゃあ…CTに行っている間に、順番が来たら　適当に順送りにしてくれるという。　そいつはラッキイ。やはり凛々しく活力あるわたしにはそうでなくてはいけない。エレベーターに乗り、レントゲンの受付に行く。少し待って、僕の番となる…？　「もんやさん　すいません。　…造影剤の同意書書かれています？」「はあ？…ええ…先日　書きましたが」「そうですか。おかしいですね。　カルテの中に見当たらないのです」「はい？」「少しお待ちください」CT撮影を鮮明にするために入れる造影剤は、アレルギー症状がでることもあり、同意書が義務付けられている。前回来た折に、確かに記入しているはずなのだが、どうもそれが見当たらないらしい。　廊下のベンチで待たされてると、また看護師が…「どうも、ないようなんです。　同意したということでいいでしょうかね？」とやってきた。いいのかそれで、そっちがいいならこっちはいいが、そういう細かいところいい加減だと、倫理規定も紙くずになるぞ。「はい。もちろんかまいませんが。　わたしは、まじめに斜めに生きてきた人ですから、　終わりよければすべてよし。　なんてことが座右の銘だったりしていますし、　ただなんだか、そういう時に限って、　事故とか起こるような気がするというか…　ええ、もちろんたかが造影剤ですから…　事故って言ってもねえ。そりゃあもちろん。　ええ　心配なんかしていま…」「ありました　ありました！」と違う看護師が向こうから大きな声で言っている。「もんやさんのカルテ膨大でして…どうも同意書が、　紛れ込んでいたようですいません」　膨大で悪うござんした。ではこちらとCTルームに。受けたことのある方は、ご存知でしょうが、CTの撮影はあっという間に終わる。　MRIやPETに比べるとほんとうに短くて助かる。…とここで切りだしてみる。「　あの？このマシン…撮ってもいいですか？」と聞くと。「…ええ（笑）…どうぞ」と言うので、パチリ。　しかし、どうもマシンだけというのは味気ないこれでは、臨場感というものがでない。「看護師さん　…横に立ってもらえますか？」「ええ！？わたしなんか…でも…　お化粧もしてないし…困ったわ…どうしよう…」うーん長くなりそうなので、「じゃあ　僕を入れて撮ってもらっていいですか？」「ああ…はい（少し残念そうだ）」パチリ　「わたし　長くここにいますけど　写真撮られた方は初めてですよ」　いつの間にかレントゲン技師の医者も来ていて、笑いながらうなずいている。「はあ。癌だからって、　気持ち暗くしているだけじゃ、もったいないじゃないですか。　なんでも楽しくですよ」採血ルームに戻る。　相変わらずじいさんばんさんで溢れている。また来たな！この無駄に凛々しい若者め！と何人かが睨んでいる。どうも。僕の番号は呼ばれたばかりのようであったが、少し待つと約束通り呼んでくれた。無事に採血も済み…いったん自宅に戻るとする。～～～　　～～～夕方４時　出直してやってきた。　泌尿器外来は１階の一番奥…ここも日中は、じいさんばあさん…特にじいさんで溢れている。しかし、この時間ともなると受付にはほとんど人がいない。　わたしのほかには、ご夫婦らしきひと組だ。看護師が話しかけている。どうも、手術のために入院が決まり、その説明を受けている。放心状態の夫、看護師の説明を聞きもらさまいとする妻…失礼ながらわたしには見なれた光景であります。以前、にも同じようなご夫婦を見かけたことがある。「俺が死んだら…すまんな…俺が死んだら…すまんな」「ばか言ってないで…」「すまんな…すまん…」「……」　その後、その旦那さんと同じ病室になった。　旦那さんは一日中、元気がなく…同僚が訪ねてきても　娘がお見舞いに来てもあまり話さず　日がな静かに過ごしていた。　奥さんがやってきたときだけ、少ししゃべる。それも「ああ」とか「うん」とか…手術の説明に担当医が来た時も…質問するのはぜんぶ奥さん　本人はただ、黙って聞いている。それが手術が終わり、術後の経過も良かったようで　無事退院の日が決まると一変した。「ははは　心配することないんだよ。もうだいじょうぶ。　なあ…こいつが心配性だから…まったく大げさなんだよ」と見舞客に応え、「飯がうまけりゃ、もう少しいたいんだけどなあ…　おい明日　煮物でも持ってきてくれよ」と奥さんに言いつける。奥さんは、何も言わず　にこにこと黙って聞いている。まったく男とはなんと弱い生き物か…とも思うが…なんだかんだひっくるめてうらやましい。「CTの画像では、肺の腫瘍が大きくなってる以外は、　他への転移はみられませんね」パソコンには僕の輪切りの画像が映っている。首先から足の付け根まで、マウスの操作でパッパと切り替わる。どうもこの画像は見るに堪えない。なんだか、背中がむず痒くなる。直視できない。しかし、それでは困るので、これはそう。イカ飯だと思うことにした。「９月の検査では、GOTの値も高かったから…　肝臓転移も考えたのですが、　やはり画像には何もないですね」「もともとの首のリンパ節は？」「ええ。こちらも、変化ないですね」主治医はイカ飯の…一番太い部分　肺の画像を映し…「やはり　この肺の腫瘍が　AFP値を引き上げているんでしょうね」「でも、先生。１２０００にもなっているんですよ。　その原因がこの肺の腫瘍だけ？」「ええ。結局、数じゃないんです。　その腫瘍がひとつでも…　大きな作用があればAFP値はあがるんですよ」「まったく、こいつは…　わたしの体に何をする！！　って感じですね」実際、この腫瘍は悪の親玉というわけではないのだろう。あくまでひとつのアラート。こいつが消滅しても、体の中の微に入り細に入る癌細胞が、完全になくなることとイコールではない。それでも、目下の敵はこいつと断定すれば、目標が生まれる。見えざる敵と対する恐怖よりかは、ぜんぜんマシというものさ。「先生　この画像写真撮ってもいいですか？」「…？ああ…ははは…こんなの撮るのもんやさんだけですよ」「ついでに、先生も」　パチリ最近というか、ここ１年。会う人ごとに「もんやさんは元気そうだ」とか、「太った」とか「やせないんですか？」とか　「ぜんぜん病気に見えない」とか「まだ、死なないのですか？」とか、そんなことばっか言われて、まことにどうもくやしい思いをしていた。精一杯　元気そうに見せている　このわたしの気遣いがまったく伝わっていない。これではいかんと思っていたので、これ見よがしに、いやこれ幸いにと…　イカ飯画像を撮ってやった。「で…どうしましょうか？」きた。どうしましょうか？…ここでひいては男がすたる　抗がん剤は入れたくはない入れたくはないが、ここはひとついれておくべきだ。そして、目下の敵を駆逐するのだ。「はい。予定通りにお願いします」…といっても　この病院は混んでいる…すぐの治療は難しいのではと思っていたら「ああ。泌尿器の○○ですが…ええ。　入院の手配をお願いしたいのです。　お忙しい方で…ええ。　もんやさんと言って…ええ　　もう慣れていらっしゃる方なんで、ええ　一番早く日曜日の午後に入っていただき…ええ　月曜から治療を…どうでしょうか？」と病棟のナースセンターで婦長さんと話している。　…別に忙しくはないが　ナイスなフォローです先生。「ああ…だいじょうぶ。ではそれでお願します」ということで、２１日月曜日からの投薬が決まりました。入れてしまうと　体調がグダグダになるので　このブログが書けるよう回復するまでしばしお待ちください。また、投薬後の効果に感しましては、１カ月近くはかかると思われます。結果がでましたら、またここでご報告させていただきます。以上で報告は終わりです。　はじめに今回は宮田風　おもしろエッセイ風にすると言ったのですが、途中で、こりゃ無理がある…と。インドやミャンマーやラオスやカンボジアでのバックパッカーの見聞きする新鮮な体験や　珍妙なるベトナムの盆栽や南米のジェットコースターの話しでこそ、この文体は活きるのであって、病気や病院の話は　そもそもが暗すぎて　なんか妙にブラックな自虐的なユーモアが先立ってします。　したがってなんとも中途半端な形となりまして、まことにあいすいません。　文体を拝借しました宮田クンにはお礼として　最後に泌尿器外来の美人看護師さんの写真をお礼として、差し上げます。もちろん癌でもないし神奈川県民でもないあなたが、彼女と知り合うことはないとは思いますが。■宮田　珠己■　旅行記を中心に活躍している、おもしろエッセイスト。追いつき追い越せ“椎名誠”をテーマに著書多数。「ときどき意味もなくずんずん歩く」「わたしの旅に何をする。」「晴れた日は巨大仏を見に」：幻冬舎「ウはウミウシのウ」「旅の理不尽」：小学館　「東南アジア四次元日記」：旅行人　ほか読むと旅行に行きたく本ばかりなので、そこのところはご注意　また、あまりに面白すぎて　どうも本屋さんが仕入れ制限をしているらしく探しても書店にないものも多いので、ちゃんと注文してください。</summary>
    <content type="text">日々、自分の周辺で起こる、さまざまな出来事のせいで、困ったなあ…とか、嫌だなあ…とか、しんどいなあ…とか、面倒くさいなあ…とか、悲しいなあ…とか、なかったことにしたいなあ…とか、そういう感情が湧きあがったときに、「まあ、なんとかなるさ」と大きく構えていられる、そんな人間でありたいと思って生きた。今のボクとって、「病院に行き、検査を受け、病気の進行度合いを確認して、医師と治療方針を相談する」この行為は、もっか最大の関心事であり、癌野郎が（あえて野郎とする）ある日、ぴゅー…と煙とともに壺の中に消えてくれないことは、あらかじめわかっている以上、イージー！イージー！とも　ケセラセラとも、なんくるないさぁ～とも、マイペンライとも、なかなかに思えず、検査を受けに行く１週間前から、心の中にでっかくて黒い石があるような　そんな気分となってしまう。そしてこの黒い石は、毎日、どんどん、でっかくなる。男としての器が小さいなあ　小さい、小さい…と自覚はするものの、どうしようもない。１４日は件の病院へ行く日。…前の晩から眠れず、気が付いたら、この黒い石が最高にでっかくなっていた。このままではつぶされてしまうと思い、なにか手立てはないかと思案した。…そこで、思いついたことは、「今日は僕自身の体の具合を確認しにゆくのではなく…　誰か他人の、自分とは関係のない人の病状について　取材をしにゆく…　そういう風に考えられないか」と考えた。考えるだけでは、頑固な自分はだまされてくれないので、なにか具体的な手段は…と更に思案した。ひとつは、取材なんだから“カメラ”を持参して、いろいろ撮ってみるのは、どうだろう…そうそうこの手は昔も使ったが、撮影するという行為は客観的に物事を捉えるには最適な行為だった、よしよし…と決めた。そうなると、取材なんだから今日の出来事を文章にまとめる必要がある。はじめから、まとめるつもりで臨めば、ことらも客観的に見聞きする…よしよし。　こう考えると気持ちが楽になってくる。どうせなら、チャカしてしまおう。　…そうだ、わが友人、宮田クンの「おもしろエッセイ風」におもいっきりチャカしてしまおう。…となった。宮田君については後述する。「すまん…とりあえず宮田パクル！」　■■　ということで　以下、宮田風でまとめてみた　■■※注…あくまで“風”である。　あのフィレンツェ風チキンのローストの“風”であり、「うーんアールデコ風の素敵なお宅ですネ」の“風”であり、様子するに、「オマエ、今日の３ゲン…出る？…的な…」の“的な”と同意であり、「おっちゃん！これ…ヴィトンちゃうやん…　ロゴんとこ…BITON…てなってるやん！」の“B”に相当する…様子するに「偽物」であります。でありますから、わたしのまがい物の文章を読んで、宮田クンのエッセイがこの程度の代物とは思わないでもらいたい。彼のエッセイはとてもおもしろい。●●●今日は、検査だ。血液検査とCTのふたつを午前中にこなし、午後にもう一度出直し、主治医のもとに外来で伺うという段取りとなる。病院までは車で２０分…環状道路から幹線道を経由すれば、嵐のCDに併せてフン♪フン♪…と３、４曲鼻唄を歌っていれば着いてしまう。別に嵐でなくてもよいのでは…と思うのは素人の浅はかさ、やはりこういう時は嵐である。この桜井君のなんともノリにくいラップがいいのである。…と、僕のフン♪フン♪…が４曲目を越えたあたりで、なにやら今日は道が混んでいることに気付いた。さっきからぜんぜん前に進んでいないではないか。何をしているのだ、このままでは検査の時間に遅刻してしまう。前を見ると、環状道路から幹線道の曲がり角までに、車の長蛇の列ができている。もっと前に気付けよ…しかし、こういう時に冷静なのが大人というもの、決して桜井君のせいではない。おっ！目の前に信号が…よし！ここを曲がってしまえ！　行ったことはないが、なんとなく行けるのでは、と思ったらハンドルを切っていた。自慢ではないがわたしは、東大いや当代、稀にみる方向音痴である。駅からの帰宅途中、途中のコンビニに寄り、買い物を済ませ外に出て…また駅に向かう道を歩いてしまうことが“たびたび”　ある男である。不安がよぎらないわけではないが、こういう時は決断と実行である。…この決断は見事に当たった。なんとなく右曲がったり、左曲がったりしていたら…病院までつながる道に出たではないか。そういうことだ。たいていのことは成せばなるのである。「いまどき…ナビはないのか？」と不思議に思う方もいるだろう。もちろんない。文明の利器に頼るなど笑止千万。男子たるもの最後は自らの感に頼れ！である。なんとなく曲がっていれば、最後は目的地に着くようになっている。無事に病院に着いた。しかし駐車場に入れない。駐車場が、晴れた日曜日の原宿のH＆Mのセール前くらいに混んでいる(行ったことはない）。なんとか停めることができて、受付を済ませ、まずは「採血」に向かう。…ここがまた混んでいる。お隣のFOREVER 21も負けじとセールを始めてしまい歩道歩けないじゃないか！ってほど混んでいる。(行ったことはこちらもない）今日はとりわけ、神奈川県中の癌患者が勢ぞろいしているのでは…と思うほど混んでいる。見渡せば採血ルームには５０人くらいのじいさんばあさんが。部屋に入りきれず廊下にもじいさんばあさん…もうあたりかまわずじいさんばあさんである。そこに颯爽と凛々しく活力に溢れたわたしが登場する。受付のカードを渡すと、「…CTの検査入ってますね？…このままじゃ間に合わないので、　今、採血の受付だけされて、　先にCT行かれたほうがよいですよ」と看護師が言う。CTの予約時間には、まだ４０分もあるではないか。なんのために知らない道にチャレンジしたのだ。あえて危険を冒してまでたどり着いた苦労が水の泡ではないか。こんな凛々しい若者になにをする！しかしアナウンスされる受付番号は、まだわたしの１００番も前のようだ…くやしいが、ここは言うなりになるしかないようだ。少し、困った顔をしていると、じゃあ…CTに行っている間に、順番が来たら　適当に順送りにしてくれるという。　そいつはラッキイ。やはり凛々しく活力あるわたしにはそうでなくてはいけない。エレベーターに乗り、レントゲンの受付に行く。少し待って、僕の番となる…？　「もんやさん　すいません。　…造影剤の同意書書かれています？」「はあ？…ええ…先日　書きましたが」「そうですか。おかしいですね。　カルテの中に見当たらないのです」「はい？」「少しお待ちください」CT撮影を鮮明にするために入れる造影剤は、アレルギー症状がでることもあり、同意書が義務付けられている。前回来た折に、確かに記入しているはずなのだが、どうもそれが見当たらないらしい。　廊下のベンチで待たされてると、また看護師が…「どうも、ないようなんです。　同意したということでいいでしょうかね？」とやってきた。いいのかそれで、そっちがいいならこっちはいいが、そういう細かいところいい加減だと、倫理規定も紙くずになるぞ。「はい。もちろんかまいませんが。　わたしは、まじめに斜めに生きてきた人ですから、　終わりよければすべてよし。　なんてことが座右の銘だったりしていますし、　ただなんだか、そういう時に限って、　事故とか起こるような気がするというか…　ええ、もちろんたかが造影剤ですから…　事故って言ってもねえ。そりゃあもちろん。　ええ　心配なんかしていま…」「ありました　ありました！」と違う看護師が向こうから大きな声で言っている。「もんやさんのカルテ膨大でして…どうも同意書が、　紛れ込んでいたようですいません」　膨大で悪うござんした。ではこちらとCTルームに。受けたことのある方は、ご存知でしょうが、CTの撮影はあっという間に終わる。　MRIやPETに比べるとほんとうに短くて助かる。…とここで切りだしてみる。「　あの？このマシン…撮ってもいいですか？」と聞くと。「…ええ（笑）…どうぞ」と言うので、パチリ。　しかし、どうもマシンだけというのは味気ないこれでは、臨場感というものがでない。「看護師さん　…横に立ってもらえますか？」「ええ！？わたしなんか…でも…　お化粧もしてないし…困ったわ…どうしよう…」うーん長くなりそうなので、「じゃあ　僕を入れて撮ってもらっていいですか？」「ああ…はい（少し残念そうだ）」パチリ　「わたし　長くここにいますけど　写真撮られた方は初めてですよ」　いつの間にかレントゲン技師の医者も来ていて、笑いながらうなずいている。「はあ。癌だからって、　気持ち暗くしているだけじゃ、もったいないじゃないですか。　なんでも楽しくですよ」採血ルームに戻る。　相変わらずじいさんばんさんで溢れている。また来たな！この無駄に凛々しい若者め！と何人かが睨んでいる。どうも。僕の番号は呼ばれたばかりのようであったが、少し待つと約束通り呼んでくれた。無事に採血も済み…いったん自宅に戻るとする。～～～　　～～～夕方４時　出直してやってきた。　泌尿器外来は１階の一番奥…ここも日中は、じいさんばあさん…特にじいさんで溢れている。しかし、この時間ともなると受付にはほとんど人がいない。　わたしのほかには、ご夫婦らしきひと組だ。看護師が話しかけている。どうも、手術のために入院が決まり、その説明を受けている。放心状態の夫、看護師の説明を聞きもらさまいとする妻…失礼ながらわたしには見なれた光景であります。以前、にも同じようなご夫婦を見かけたことがある。「俺が死んだら…すまんな…俺が死んだら…すまんな」「ばか言ってないで…」「すまんな…すまん…」「……」　その後、その旦那さんと同じ病室になった。　旦那さんは一日中、元気がなく…同僚が訪ねてきても　娘がお見舞いに来てもあまり話さず　日がな静かに過ごしていた。　奥さんがやってきたときだけ、少ししゃべる。それも「ああ」とか「うん」とか…手術の説明に担当医が来た時も…質問するのはぜんぶ奥さん　本人はただ、黙って聞いている。それが手術が終わり、術後の経過も良かったようで　無事退院の日が決まると一変した。「ははは　心配することないんだよ。もうだいじょうぶ。　なあ…こいつが心配性だから…まったく大げさなんだよ」と見舞客に応え、「飯がうまけりゃ、もう少しいたいんだけどなあ…　おい明日　煮物でも持ってきてくれよ」と奥さんに言いつける。奥さんは、何も言わず　にこにこと黙って聞いている。まったく男とはなんと弱い生き物か…とも思うが…なんだかんだひっくるめてうらやましい。「CTの画像では、肺の腫瘍が大きくなってる以外は、　他への転移はみられませんね」パソコンには僕の輪切りの画像が映っている。首先から足の付け根まで、マウスの操作でパッパと切り替わる。どうもこの画像は見るに堪えない。なんだか、背中がむず痒くなる。直視できない。しかし、それでは困るので、これはそう。イカ飯だと思うことにした。「９月の検査では、GOTの値も高かったから…　肝臓転移も考えたのですが、　やはり画像には何もないですね」「もともとの首のリンパ節は？」「ええ。こちらも、変化ないですね」主治医はイカ飯の…一番太い部分　肺の画像を映し…「やはり　この肺の腫瘍が　AFP値を引き上げているんでしょうね」「でも、先生。１２０００にもなっているんですよ。　その原因がこの肺の腫瘍だけ？」「ええ。結局、数じゃないんです。　その腫瘍がひとつでも…　大きな作用があればAFP値はあがるんですよ」「まったく、こいつは…　わたしの体に何をする！！　って感じですね」実際、この腫瘍は悪の親玉というわけではないのだろう。あくまでひとつのアラート。こいつが消滅しても、体の中の微に入り細に入る癌細胞が、完全になくなることとイコールではない。それでも、目下の敵はこいつと断定すれば、目標が生まれる。見えざる敵と対する恐怖よりかは、ぜんぜんマシというものさ。「先生　この画像写真撮ってもいいですか？」「…？ああ…ははは…こんなの撮るのもんやさんだけですよ」「ついでに、先生も」　パチリ最近というか、ここ１年。会う人ごとに「もんやさんは元気そうだ」とか、「太った」とか「やせないんですか？」とか　「ぜんぜん病気に見えない」とか「まだ、死なないのですか？」とか、そんなことばっか言われて、まことにどうもくやしい思いをしていた。精一杯　元気そうに見せている　このわたしの気遣いがまったく伝わっていない。これではいかんと思っていたので、これ見よがしに、いやこれ幸いにと…　イカ飯画像を撮ってやった。「で…どうしましょうか？」きた。どうしましょうか？…ここでひいては男がすたる　抗がん剤は入れたくはない入れたくはないが、ここはひとついれておくべきだ。そして、目下の敵を駆逐するのだ。「はい。予定通りにお願いします」…といっても　この病院は混んでいる…すぐの治療は難しいのではと思っていたら「ああ。泌尿器の○○ですが…ええ。　入院の手配をお願いしたいのです。　お忙しい方で…ええ。　もんやさんと言って…ええ　　もう慣れていらっしゃる方なんで、ええ　一番早く日曜日の午後に入っていただき…ええ　月曜から治療を…どうでしょうか？」と病棟のナースセンターで婦長さんと話している。　…別に忙しくはないが　ナイスなフォローです先生。「ああ…だいじょうぶ。ではそれでお願します」ということで、２１日月曜日からの投薬が決まりました。入れてしまうと　体調がグダグダになるので　このブログが書けるよう回復するまでしばしお待ちください。また、投薬後の効果に感しましては、１カ月近くはかかると思われます。結果がでましたら、またここでご報告させていただきます。以上で報告は終わりです。　はじめに今回は宮田風　おもしろエッセイ風にすると言ったのですが、途中で、こりゃ無理がある…と。インドやミャンマーやラオスやカンボジアでのバックパッカーの見聞きする新鮮な体験や　珍妙なるベトナムの盆栽や南米のジェットコースターの話しでこそ、この文体は活きるのであって、病気や病院の話は　そもそもが暗すぎて　なんか妙にブラックな自虐的なユーモアが先立ってします。　したがってなんとも中途半端な形となりまして、まことにあいすいません。　文体を拝借しました宮田クンにはお礼として　最後に泌尿器外来の美人看護師さんの写真をお礼として、差し上げます。もちろん癌でもないし神奈川県民でもないあなたが、彼女と知り合うことはないとは思いますが。■宮田　珠己■　旅行記を中心に活躍している、おもしろエッセイスト。追いつき追い越せ“椎名誠”をテーマに著書多数。「ときどき意味もなくずんずん歩く」「わたしの旅に何をする。」「晴れた日は巨大仏を見に」：幻冬舎「ウはウミウシのウ」「旅の理不尽」：小学館　「東南アジア四次元日記」：旅行人　ほか読むと旅行に行きたく本ばかりなので、そこのところはご注意　また、あまりに面白すぎて　どうも本屋さんが仕入れ制限をしているらしく探しても書店にないものも多いので、ちゃんと注文してください。</content>
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/99</id>
    <title>観なきゃね　2009　</title>
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      <name>Monya-United</name>
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    <updated>2009-12-13T20:08:00+09:00</updated>
    <published>2009-12-13T20:34:09+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>■  年末特別対談　■ “アロハ坊主さんと、今年の映画を語る”今日は、わざわざ戸塚までお越しいただきありがとうございます。 さて、早速ですが、今年公開された映画、全般についてどんな感想をお持ちですか？ アロハ「全般的に、今年は面白い作品が少ない年でしたね。　あとは、これは、面白い作品と思える作品と、  そうでない“駄作”（笑）との差が激しかったような…  もんやさんはいかがですか？」 もん 「同感ですね。特に、大作ハリウッドものが…ひどい。    でも、そんな中、やはり　これは観てほしいという    作品を紹介したいと思います」 ……　まずは、お互いの今年のベスト５の発表から もん　 &#13;
１位：「サマーウォーズ」２位：「母なる証明」３位：「グッド・バッド・ウィアード」４位：「フィッシュストーリィー」　　５位：「スタートレック」６位：「カールじいさんの空飛ぶ家」７位：「レスラー」８位：「ディア・ドクター」９位：「愛のむきだし」10位：「ハルフウエイ」 &#13;
 アロハ　 &#13;
１位：「サマーウォーズ」２位：「ディアー・ドクター」３位：「南極料理人」４位：「母なる証明」５位：「精神（ドキュメンタリー）」６位：「あの日、欲望の大地で」７位：「愛のむきだし」８位：「グラントリノ」９位：「ラースと、その彼女」10位：「３時１０分　決断の時」 &#13;
 もん「…なるほど、事前に打ち合わせなしの割には、何作品か。　　　かぶってますね。実は正直、この企画の前に、　　　まったくかぶらないんじゃないかと、思ってたんです…」アロハ「それは、なぜですか？…僕は、先に言ったように…　　　　今年は落差が激しいってところ、おんなじ感想だから、　　　　選ぶとなるとかぶらざる負えないかな…と」もん「そうですね。その面白い感覚って、人それぞれで、　　　それを言ったら同じなんだけど　まあそれでいいわけで。　　　…でも、それでも、やっぱり観ておくべき、　　　面白いものというものは絶対にあって、　　　その面白いものを見分ける力もあると思うのです。　　　その意味では、お互い、その力はあるということで（笑）」アロハ「…でなけりゃ、年末にこんな　　　　愚にもつかない対談しませんよね。　　　　自画自賛ぽいですけど」もん「ただ、お互い、今年の全部を観ていない。　　　だから漏れてるかもしれませんし、厳密に順位というのは、　　　つけられないもんだから、　　　そこんところは、大目に見ていただくということで…　　　でも、せっかくですからこの場、２人のお勧めということで、　　　決められたらベスト３くらいきめましょ。」アロハ「確かに…　それでお願いします」 もんや「まず１位…ははは　お互い相当観ているのに…　　　　　見事に…おんなじですね」アロハ「おなじですねえ…　この作品は気持ちエグラレましたね。　　　　これがオリジナル脚本というのはもうすごいですね。」もんや「時をかける少女…で資金が集まったそうですからね」アロハ「田舎のお盆休みとバーチャルな世界　　　　　この対比の着想がすごいし、老若男女が楽しめる　　　　物語に仕上げているところがすごい」もんや「僕、この映画の感想を人に話す時に…　　　　泣いちゃってんですよね。ぼろぼろ。」アロハ「どのあたりで」もんや「…隠し子、侘助が、ばあちゃん訃報聞いて、　　　　戻るところ…あそこ！…あそこはやばい！」アロハ「僕は、なんと言っても、少し内気な理科系男子の、　　　　小磯健二クン。よそ者の彼が、最後まで奮闘する、　　　　そこに共感した。侘助クンもそうですが、　　　　いまの若者のキーワードは“疎外感”だと思うんですよ。　　　　そういうと、ネガティブな形容詞ですけど、　　　　その疎外感も時と場合によっては、　　　　生きるエネルギーに変えられるってことが伝わってくる」もんや「ばあちゃんの愛？」アロハ「そうそう」 もんや「じゃあもうこれは、もうお互い大絶賛ですから。　　　　文句なく今年の１位でよろしいいですかね？」アロハ「そうですね」 ■■　１位　「サマーウォーズ」　■■ もんや「２位は　かぶってますけど、　　　　　順位が違う…　点数化してみると…次が、母なる証明」もんや「ポン・ジュノ監督大好き。　　　　待望の新作で、楽しみにしていました。　　　　やっぱり、ただものじゃない」アロハ「世の中の倫理観とか、無視して、自分の信じる道、　　　　進む主人公…好きなんですよね」もんや「…母の愛…ですね」アロハ「今回は、そうですね」もんや「ラスト前の草原のダンス…どう見ますか？」アロハ「…あれは、監督の観客への挑戦ですね。　　　　だから、冒頭にも印象的に使ったんでしょうね。」もんや「…演出ですよね。バスの中で最後…乗客に合せて踊りだす　　　　あのシーンとは、ニュアンスが、違いますよね。　　　　原題はMATHERだけ。　　　　そこの邦題は“証明”をつけた。センスあるなあ」アロハ「キム・ヘジャとウォンビン…役者としては両方すごい。　　　　ちょっと意地悪な質問ですが、　　　　あえてどちらの演技がよかったですか」もんや「それは　もう　ウォンビンです」アロハ「なぜですか？」もんや「母の演技は極論言えば、ほかにできる　　　　韓国女優がいると思います。　　　　でも、あの精神薄弱さの演技は、　　　　できそうで誰にもできないところを感じました」アロハ「少年の無邪気さの怖さ」もんや「日本の俳優も見習ってほしい（笑）」 アロハ「では、第２位で」 ■■　２位　「母なる証明」　■■ もんや「次は、ディア・ドクター。アロハさんが進める根拠は？」アロハ「もんやさんにとって、ポン・ジュノが　　　　タダものじゃないように、　　　　僕にとっては西川美和監督がタダものじゃない」もんや「蛇イチゴ　ゆれる　…　西川監督、進化してますか？」アロハ「してますね。全体的に、人間って不可解…　　　　てところの描き方がより深かったです」 もんや「問題はラスト。ここは触れずにおけないですね」アロハ「その前に…いいですか。　　　　僕どうしてもいいたいんですが、　　　　“人間って不可解”ってことが、　　　　登場人物すべての設定に表れていました」もんや「みんなひと癖ある。特に後半の事情聴取…　　　　あの辺りの描き方はタダものじゃない」アロハ「普通なら、ああいう演出はしないですよね」もんや「…っていうかできない。　　　　余貴美子さんの看護師役なんて、　　　　相当に微妙で難しい役柄に設定している」アロハ「監督自身この作品は、ゆれるで大成功を収めて、　　　　周りから過度な期待を受けていたことに　　　　対しての答えって言ってます」もんや「期待に応えるってことは、演じるってこと。　　　　そこを突き詰めると、ほんとうの　　　　自分じゃないところも見せてしまう。　　　　その思いを登場人物に投影させたと…」アロハ「そうです…あと今回は“灯り”…この演出方法が秀逸です。　　　　鶴瓶演じる伊野医師が持っていたオヤジのペンライト…　　　　夜になると電灯ひとつない真っ暗な村の風景の中で、　　　　微かに輝くスーパーカブのライト…　　　　ここに彼女の繊細なこだわりが…」もんや「さすが、お勧め。気合いはいってますね。　　　　…で、その灯りは、なにを表現したかったのかな？」アロハ「人のよりどころ…を表現していた　　　　ペンライトは息子のよりどころであり、　　　　カブのライトは、村人のよりどころ。」もんや「なるほど。よりどころ…といえば　　　　一番は八千草薫演じる、かづ子さんが伊野医師のよりどころ…　　　　なんでしたかね？…だからあのラスト？」アロハ「その通り」もんや「僕は、あのラストは違和感あったんですけど」アロハ「人間の不可解さがテーマですからね。あれでよかったんですよ」 もんや「いいんですか　３位で（笑）？」アロハ「はい」 ■■　３位　「ディア・ドクター」　■■　  もんや「では　この会の順位つけは　ここまでで。　　　　ほかに挙げた作品でのお勧めコメント…まあ、　　　　全部観て欲しいけど、あえてひとこと言いたい放題で」 アロハ「“南極料理人”…男子寮のようなふじドーム基地で　　　　くりひろげられる汗臭い南極生活。　　　　見所はラーメンから伊勢エビまで、　　　　バリエーション豊富な料理の数々　　　　あと、パンチラ盗撮、破廉恥、お下品満載ながらも、　　　　溢れんばかりの愛を感じさせてくれた、“愛のむきだし”…　　　　家族の崩壊と再生の物語、“あの日、欲望の大地で”　　　　これは、なにせ衝撃のラスト！！　　　　シャーリーズセロンが、冒頭から裸！　　　　…彼女の過去がラップしての展開。　　　　ありきたりな不倫話しをここまで引きこませるのは　　　　大したもんです。」 もんや「全部観ろ！ですが…　　　　伊坂幸太郎原作の“フィッシュストーリィー”。　　　　映画化としては、“アヒルと鴨のコインロッカー”に並ぶ、　　　　お気に入り作品です。　　　　今年は、重力ピエロとラッシュライフは、観なくて良いので、　　　　こっち観て欲しい。　　　　来年のゴールデンスランバーが楽しみです。　　　　　　　　ハリウッド系では、“スタートレック”。　　　　…バットマンや００７シリーズと同様に、　　　　やっとリメイク重ねてよくなった。面白かったです。　　　　そして“ハルフウェイ”…北乃きい…おそるべし演技です」  もんや「ありがとうございました。　　　　このお互いのランキングは、厳選のお勧め作品ですから…　　　　このまま続けると夜が明けてしまう（笑）　　　　…来年もやりましょうね」アロハ「ぜひ。呼んでください」  </summary>
    <content type="text">■  年末特別対談　■ “アロハ坊主さんと、今年の映画を語る”今日は、わざわざ戸塚までお越しいただきありがとうございます。 さて、早速ですが、今年公開された映画、全般についてどんな感想をお持ちですか？ アロハ「全般的に、今年は面白い作品が少ない年でしたね。　あとは、これは、面白い作品と思える作品と、  そうでない“駄作”（笑）との差が激しかったような…  もんやさんはいかがですか？」 もん 「同感ですね。特に、大作ハリウッドものが…ひどい。    でも、そんな中、やはり　これは観てほしいという    作品を紹介したいと思います」 ……　まずは、お互いの今年のベスト５の発表から もん　 &#13;
１位：「サマーウォーズ」２位：「母なる証明」３位：「グッド・バッド・ウィアード」４位：「フィッシュストーリィー」　　５位：「スタートレック」６位：「カールじいさんの空飛ぶ家」７位：「レスラー」８位：「ディア・ドクター」９位：「愛のむきだし」10位：「ハルフウエイ」 &#13;
 アロハ　 &#13;
１位：「サマーウォーズ」２位：「ディアー・ドクター」３位：「南極料理人」４位：「母なる証明」５位：「精神（ドキュメンタリー）」６位：「あの日、欲望の大地で」７位：「愛のむきだし」８位：「グラントリノ」９位：「ラースと、その彼女」10位：「３時１０分　決断の時」 &#13;
 もん「…なるほど、事前に打ち合わせなしの割には、何作品か。　　　かぶってますね。実は正直、この企画の前に、　　　まったくかぶらないんじゃないかと、思ってたんです…」アロハ「それは、なぜですか？…僕は、先に言ったように…　　　　今年は落差が激しいってところ、おんなじ感想だから、　　　　選ぶとなるとかぶらざる負えないかな…と」もん「そうですね。その面白い感覚って、人それぞれで、　　　それを言ったら同じなんだけど　まあそれでいいわけで。　　　…でも、それでも、やっぱり観ておくべき、　　　面白いものというものは絶対にあって、　　　その面白いものを見分ける力もあると思うのです。　　　その意味では、お互い、その力はあるということで（笑）」アロハ「…でなけりゃ、年末にこんな　　　　愚にもつかない対談しませんよね。　　　　自画自賛ぽいですけど」もん「ただ、お互い、今年の全部を観ていない。　　　だから漏れてるかもしれませんし、厳密に順位というのは、　　　つけられないもんだから、　　　そこんところは、大目に見ていただくということで…　　　でも、せっかくですからこの場、２人のお勧めということで、　　　決められたらベスト３くらいきめましょ。」アロハ「確かに…　それでお願いします」 もんや「まず１位…ははは　お互い相当観ているのに…　　　　　見事に…おんなじですね」アロハ「おなじですねえ…　この作品は気持ちエグラレましたね。　　　　これがオリジナル脚本というのはもうすごいですね。」もんや「時をかける少女…で資金が集まったそうですからね」アロハ「田舎のお盆休みとバーチャルな世界　　　　　この対比の着想がすごいし、老若男女が楽しめる　　　　物語に仕上げているところがすごい」もんや「僕、この映画の感想を人に話す時に…　　　　泣いちゃってんですよね。ぼろぼろ。」アロハ「どのあたりで」もんや「…隠し子、侘助が、ばあちゃん訃報聞いて、　　　　戻るところ…あそこ！…あそこはやばい！」アロハ「僕は、なんと言っても、少し内気な理科系男子の、　　　　小磯健二クン。よそ者の彼が、最後まで奮闘する、　　　　そこに共感した。侘助クンもそうですが、　　　　いまの若者のキーワードは“疎外感”だと思うんですよ。　　　　そういうと、ネガティブな形容詞ですけど、　　　　その疎外感も時と場合によっては、　　　　生きるエネルギーに変えられるってことが伝わってくる」もんや「ばあちゃんの愛？」アロハ「そうそう」 もんや「じゃあもうこれは、もうお互い大絶賛ですから。　　　　文句なく今年の１位でよろしいいですかね？」アロハ「そうですね」 ■■　１位　「サマーウォーズ」　■■ もんや「２位は　かぶってますけど、　　　　　順位が違う…　点数化してみると…次が、母なる証明」もんや「ポン・ジュノ監督大好き。　　　　待望の新作で、楽しみにしていました。　　　　やっぱり、ただものじゃない」アロハ「世の中の倫理観とか、無視して、自分の信じる道、　　　　進む主人公…好きなんですよね」もんや「…母の愛…ですね」アロハ「今回は、そうですね」もんや「ラスト前の草原のダンス…どう見ますか？」アロハ「…あれは、監督の観客への挑戦ですね。　　　　だから、冒頭にも印象的に使ったんでしょうね。」もんや「…演出ですよね。バスの中で最後…乗客に合せて踊りだす　　　　あのシーンとは、ニュアンスが、違いますよね。　　　　原題はMATHERだけ。　　　　そこの邦題は“証明”をつけた。センスあるなあ」アロハ「キム・ヘジャとウォンビン…役者としては両方すごい。　　　　ちょっと意地悪な質問ですが、　　　　あえてどちらの演技がよかったですか」もんや「それは　もう　ウォンビンです」アロハ「なぜですか？」もんや「母の演技は極論言えば、ほかにできる　　　　韓国女優がいると思います。　　　　でも、あの精神薄弱さの演技は、　　　　できそうで誰にもできないところを感じました」アロハ「少年の無邪気さの怖さ」もんや「日本の俳優も見習ってほしい（笑）」 アロハ「では、第２位で」 ■■　２位　「母なる証明」　■■ もんや「次は、ディア・ドクター。アロハさんが進める根拠は？」アロハ「もんやさんにとって、ポン・ジュノが　　　　タダものじゃないように、　　　　僕にとっては西川美和監督がタダものじゃない」もんや「蛇イチゴ　ゆれる　…　西川監督、進化してますか？」アロハ「してますね。全体的に、人間って不可解…　　　　てところの描き方がより深かったです」 もんや「問題はラスト。ここは触れずにおけないですね」アロハ「その前に…いいですか。　　　　僕どうしてもいいたいんですが、　　　　“人間って不可解”ってことが、　　　　登場人物すべての設定に表れていました」もんや「みんなひと癖ある。特に後半の事情聴取…　　　　あの辺りの描き方はタダものじゃない」アロハ「普通なら、ああいう演出はしないですよね」もんや「…っていうかできない。　　　　余貴美子さんの看護師役なんて、　　　　相当に微妙で難しい役柄に設定している」アロハ「監督自身この作品は、ゆれるで大成功を収めて、　　　　周りから過度な期待を受けていたことに　　　　対しての答えって言ってます」もんや「期待に応えるってことは、演じるってこと。　　　　そこを突き詰めると、ほんとうの　　　　自分じゃないところも見せてしまう。　　　　その思いを登場人物に投影させたと…」アロハ「そうです…あと今回は“灯り”…この演出方法が秀逸です。　　　　鶴瓶演じる伊野医師が持っていたオヤジのペンライト…　　　　夜になると電灯ひとつない真っ暗な村の風景の中で、　　　　微かに輝くスーパーカブのライト…　　　　ここに彼女の繊細なこだわりが…」もんや「さすが、お勧め。気合いはいってますね。　　　　…で、その灯りは、なにを表現したかったのかな？」アロハ「人のよりどころ…を表現していた　　　　ペンライトは息子のよりどころであり、　　　　カブのライトは、村人のよりどころ。」もんや「なるほど。よりどころ…といえば　　　　一番は八千草薫演じる、かづ子さんが伊野医師のよりどころ…　　　　なんでしたかね？…だからあのラスト？」アロハ「その通り」もんや「僕は、あのラストは違和感あったんですけど」アロハ「人間の不可解さがテーマですからね。あれでよかったんですよ」 もんや「いいんですか　３位で（笑）？」アロハ「はい」 ■■　３位　「ディア・ドクター」　■■　  もんや「では　この会の順位つけは　ここまでで。　　　　ほかに挙げた作品でのお勧めコメント…まあ、　　　　全部観て欲しいけど、あえてひとこと言いたい放題で」 アロハ「“南極料理人”…男子寮のようなふじドーム基地で　　　　くりひろげられる汗臭い南極生活。　　　　見所はラーメンから伊勢エビまで、　　　　バリエーション豊富な料理の数々　　　　あと、パンチラ盗撮、破廉恥、お下品満載ながらも、　　　　溢れんばかりの愛を感じさせてくれた、“愛のむきだし”…　　　　家族の崩壊と再生の物語、“あの日、欲望の大地で”　　　　これは、なにせ衝撃のラスト！！　　　　シャーリーズセロンが、冒頭から裸！　　　　…彼女の過去がラップしての展開。　　　　ありきたりな不倫話しをここまで引きこませるのは　　　　大したもんです。」 もんや「全部観ろ！ですが…　　　　伊坂幸太郎原作の“フィッシュストーリィー”。　　　　映画化としては、“アヒルと鴨のコインロッカー”に並ぶ、　　　　お気に入り作品です。　　　　今年は、重力ピエロとラッシュライフは、観なくて良いので、　　　　こっち観て欲しい。　　　　来年のゴールデンスランバーが楽しみです。　　　　　　　　ハリウッド系では、“スタートレック”。　　　　…バットマンや００７シリーズと同様に、　　　　やっとリメイク重ねてよくなった。面白かったです。　　　　そして“ハルフウェイ”…北乃きい…おそるべし演技です」  もんや「ありがとうございました。　　　　このお互いのランキングは、厳選のお勧め作品ですから…　　　　このまま続けると夜が明けてしまう（笑）　　　　…来年もやりましょうね」アロハ「ぜひ。呼んでください」  </content>
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    <id>http://www.monya-united.org,blog/3/98</id>
    <title>復活！ブログ</title>
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      <name>Monya-United</name>
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    <updated>2009-12-02T01:05:00+09:00</updated>
    <published>2009-12-02T01:13:28+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>後輩のT君に言われた。僕は「ほぼ日刊イトイ新聞と高城剛ともんやさんのブログに影響を受けてます」すっかり生姜好きな伝説のコピーライターと、ハイパーなエリカとリミックスしている謎のおっさんから受ける大いなる影響と、僕からのそれとは著しく違うのだろうけれど…それでもこう言われると、たまには、後輩の為になることでも書かなければと思う。先週、インドの首相夫妻が訪米し、オバマ夫妻が盛大な歓迎の宴を催した。CNNでは、そのパーティーに招かれた招待客は誰それだの、宴の食事には何がでた…だの　そんなことをずっと放送していた。日本の首相の訪米とは、えらい違いだ。ちょうど、サンクスギビング前で、気が抜けていたのかもしれない。サンクスギビング＝感謝祭は日本ではあまり知られていないが、毎年１１月の第４週の木曜日…この日から週末まで、アメリカは、ある意味、お休みとなる。日本のお正月に近い感じです。由来は、遥か昔、イギリスから北米に移住した人たちが、冬の寒さで飢え死にしそうになった時に、アメリカの先住民達に助けられたことを感謝する日として始まったそうで、今年の実りに感謝というニュアンスもあり、日本の勤労感謝の日みたいな感じでもあります。もうひとつ、この期間は、アメリカの景気の動向を知る上でも重要な意味を持っています。米国のGDPの７０％は個人消費であります。小売りに限れば、１月～１０月は赤字でも　１１月、１２月で黒字にして帳尻を合せるのが常で、実に全体の４割をこの２カ月で売り上げるそうです。その皮切りが、サンクスギビングの金曜日…ブラックフライデーと言います。ブラックと言えば…？？　と思うかもしれませんが、ここでの意味は“黒字”という意味。金曜日の深夜〇時から、小売り業界は一斉に派手なディスカウントセールをはじめるそうで、以前はそこに人々が殺到して、死人が出る騒ぎまであったようです。また最近は、サンクスギビングが明けた月曜日を、サイバーマンデー　と呼び、ネットでの売り買いが一斉に始まる現象も起きているとのことです。つまり、この時期の売上が、今、そして来年のアメリカの景気動向を知る試金石でもあるわけです。日本のように、なんだか不安だから「買い物を控えましょう」「そうそう箪笥に貯金しましょう」という発想がないわけではないでしょうが、やはり、アメリカ人は使ってなんぼだから使う体力があるか否かが、景気というわけです。今のアメリカ国民の関心事は、“アフガニスタン”と“ヘルスケアー”の問題です。特に今まで医療保険の適用のなかった国民に、国が援助しましょうというオバマの公約は、「事業仕分け」しても微々たるもので、そもそもマニフェスト守る財源が、「ほら、やっぱりないじゃん」という鳩山さんが立たされている現状に似ている。共和党はここぞとばかりに批判する。自民党はここぞとばかりに採決を欠席するのです。…とここまで、きて、T君こんなことは、どうでもいいのかも…と不安になってきたので、話を変えます。でも、せっかくアメリカの話をしたので、その延長で…わが友人、MR:SHIN は北カリフォルニアに移り住んで12年。もとは果樹園だった盆地が、スタンフォード大学の卒業生が起業して成功する現象を受けて、シリコンバレーと呼ばれ、黄金を求めて、世界から人々が集まり、活況を呈してのち、現在までの時間を投資を生業として、ここで過ごしている。日本からも銀行をはじめ商社、VCなどなど数多くのビジネスマンが在留したが、一人消え、ふたり消え、ほんとうに力を持つものしか残っていない。このシリコンバレー現象、もともと、HPがパルアウトのガレージで始めたのが発祥とされ、北のパルアウトから南のサンノゼまでの地域一帯をこの名称で呼ぶようになった。いまではシリコン＝半導体からNETビジネスへと転換していて、グーグルやアップル、インテルやヤフー、シアトルのマイクロソフト以外の関連企業はみなここに拠点を構えている。彼は、この１２年を振り返り、「結局、ディールの成否は人が勝負。ことさら技術に詳しい理系人間である必要もなく、要するにビジネスの先を見るイマジネーションがあるか否かだと思います」「日本人でありながら、  このラテンの性格が功を奏したんですかね（笑）　あっちの人間に、おまえはネイティブでもないのに、   説得力がありすぎるって（笑）   …なんだかつらの皮は厚くなりましたよ」いやいや性格だけではないでしょう。相当に苦労したのでしょうが、彼のよいところは、そういうしみったれた泣き言を言わないこと、加えて、仕事を楽しめる才能を持っていることだと思います。過去、４年間で○○○億の利益を会社にもたらし、そのすべての経過が彼の経験となっている、あちらに在留している日本人で、本当の意味でこういう経験ができた人はほとんどいないのだろうと思う。重ねて聞くとこんなことも…「アメリカに行って、はじめて自然体でいられる。  自分の弱虫な部分を、みんなそれでいいじゃんと認めてくれる。  日本にいるときは、秀才の“ふり”をしていたけれど、  あっちではそういうことがくだらないと思えるようになった」“ふり”というのは、嘘をついているということだからね、…なかなかに耳が痛い。コンピュータサイエンスはプログラミングありき、その意味ではアメリカ人は向かず、だから、中国人をはじめ、移民であるアジア人が活躍している。インドの首相が三顧の礼でもてはやされるのは、その自国のマーケットはもちろん、エンジニアリングの人手であるということも関係があると思う。「トヨタ　ソニーは　ソフトウエアーの世界では生き残れない」とSHIN。「だって、プログラムの不具合は必要悪…バグでてもいいじゃん！　つぶしてゆきましょ！」　そういう発想は真面目な日本人にはできないでしょ、ということ。IBMまでは違ったのですが、バージョンという概念を取り入れたマイクロスフトから、ビジネスのあり方が大きく変わったらしい。僕も、どちらかというと いいじゃん！の性格なので、すぐにでも暮らせそうと思うが、プログラミングのプの字もわからないので残念であります。最後にSHINをご存じの方に　彼のプライベートを少しご紹介。ロスガトスという閑静でこじんまりとした上品な街並みが気に入り、近くのサンノゼに奥さんと３人の子供に囲まれての生活。もともと奥さんとの出会いは「メアリィー・J・ブリッジ」のコンサートのチケットをネットで売りに出した奥さんに、彼がコンタクトを取ったことが始まりらしいです。奥さん曰く　「山本小鉄の“それでもプロレスの味方…”を知っていたり、We AreThe Worldの全員の名前が言えたり…、なまこ好きな私のために、こっちでなまこが食べられるレストラン探してくれたり…」「とにかくいろいろ物知りなうえに、   私にもわかるように解説してくれる」「カリフォルニアに来て１カ月くらいで知り合ったのですが、  ああ　ここにほっとする日本人がいた…って感じでした」長女のハナは地元の小学校に通い（土曜日には日本語の補習校にも通う）、２歳になる妹のサラは、ママ大好きで、手のかかる盛り、加えて、生後７か月のルーク…と夫婦の日常は、なかなかに騒がしいようですが、この先、子供たちが成長するに従い、向こうでの生活も変わってきて、それもまた楽しい…そう思えるご夫婦でしょうから安心です。月に１度くらいは日本に来られるので　またお会いできる日を楽しみに僕はしています。</summary>
    <content type="text">後輩のT君に言われた。僕は「ほぼ日刊イトイ新聞と高城剛ともんやさんのブログに影響を受けてます」すっかり生姜好きな伝説のコピーライターと、ハイパーなエリカとリミックスしている謎のおっさんから受ける大いなる影響と、僕からのそれとは著しく違うのだろうけれど…それでもこう言われると、たまには、後輩の為になることでも書かなければと思う。先週、インドの首相夫妻が訪米し、オバマ夫妻が盛大な歓迎の宴を催した。CNNでは、そのパーティーに招かれた招待客は誰それだの、宴の食事には何がでた…だの　そんなことをずっと放送していた。日本の首相の訪米とは、えらい違いだ。ちょうど、サンクスギビング前で、気が抜けていたのかもしれない。サンクスギビング＝感謝祭は日本ではあまり知られていないが、毎年１１月の第４週の木曜日…この日から週末まで、アメリカは、ある意味、お休みとなる。日本のお正月に近い感じです。由来は、遥か昔、イギリスから北米に移住した人たちが、冬の寒さで飢え死にしそうになった時に、アメリカの先住民達に助けられたことを感謝する日として始まったそうで、今年の実りに感謝というニュアンスもあり、日本の勤労感謝の日みたいな感じでもあります。もうひとつ、この期間は、アメリカの景気の動向を知る上でも重要な意味を持っています。米国のGDPの７０％は個人消費であります。小売りに限れば、１月～１０月は赤字でも　１１月、１２月で黒字にして帳尻を合せるのが常で、実に全体の４割をこの２カ月で売り上げるそうです。その皮切りが、サンクスギビングの金曜日…ブラックフライデーと言います。ブラックと言えば…？？　と思うかもしれませんが、ここでの意味は“黒字”という意味。金曜日の深夜〇時から、小売り業界は一斉に派手なディスカウントセールをはじめるそうで、以前はそこに人々が殺到して、死人が出る騒ぎまであったようです。また最近は、サンクスギビングが明けた月曜日を、サイバーマンデー　と呼び、ネットでの売り買いが一斉に始まる現象も起きているとのことです。つまり、この時期の売上が、今、そして来年のアメリカの景気動向を知る試金石でもあるわけです。日本のように、なんだか不安だから「買い物を控えましょう」「そうそう箪笥に貯金しましょう」という発想がないわけではないでしょうが、やはり、アメリカ人は使ってなんぼだから使う体力があるか否かが、景気というわけです。今のアメリカ国民の関心事は、“アフガニスタン”と“ヘルスケアー”の問題です。特に今まで医療保険の適用のなかった国民に、国が援助しましょうというオバマの公約は、「事業仕分け」しても微々たるもので、そもそもマニフェスト守る財源が、「ほら、やっぱりないじゃん」という鳩山さんが立たされている現状に似ている。共和党はここぞとばかりに批判する。自民党はここぞとばかりに採決を欠席するのです。…とここまで、きて、T君こんなことは、どうでもいいのかも…と不安になってきたので、話を変えます。でも、せっかくアメリカの話をしたので、その延長で…わが友人、MR:SHIN は北カリフォルニアに移り住んで12年。もとは果樹園だった盆地が、スタンフォード大学の卒業生が起業して成功する現象を受けて、シリコンバレーと呼ばれ、黄金を求めて、世界から人々が集まり、活況を呈してのち、現在までの時間を投資を生業として、ここで過ごしている。日本からも銀行をはじめ商社、VCなどなど数多くのビジネスマンが在留したが、一人消え、ふたり消え、ほんとうに力を持つものしか残っていない。このシリコンバレー現象、もともと、HPがパルアウトのガレージで始めたのが発祥とされ、北のパルアウトから南のサンノゼまでの地域一帯をこの名称で呼ぶようになった。いまではシリコン＝半導体からNETビジネスへと転換していて、グーグルやアップル、インテルやヤフー、シアトルのマイクロソフト以外の関連企業はみなここに拠点を構えている。彼は、この１２年を振り返り、「結局、ディールの成否は人が勝負。ことさら技術に詳しい理系人間である必要もなく、要するにビジネスの先を見るイマジネーションがあるか否かだと思います」「日本人でありながら、  このラテンの性格が功を奏したんですかね（笑）　あっちの人間に、おまえはネイティブでもないのに、   説得力がありすぎるって（笑）   …なんだかつらの皮は厚くなりましたよ」いやいや性格だけではないでしょう。相当に苦労したのでしょうが、彼のよいところは、そういうしみったれた泣き言を言わないこと、加えて、仕事を楽しめる才能を持っていることだと思います。過去、４年間で○○○億の利益を会社にもたらし、そのすべての経過が彼の経験となっている、あちらに在留している日本人で、本当の意味でこういう経験ができた人はほとんどいないのだろうと思う。重ねて聞くとこんなことも…「アメリカに行って、はじめて自然体でいられる。  自分の弱虫な部分を、みんなそれでいいじゃんと認めてくれる。  日本にいるときは、秀才の“ふり”をしていたけれど、  あっちではそういうことがくだらないと思えるようになった」“ふり”というのは、嘘をついているということだからね、…なかなかに耳が痛い。コンピュータサイエンスはプログラミングありき、その意味ではアメリカ人は向かず、だから、中国人をはじめ、移民であるアジア人が活躍している。インドの首相が三顧の礼でもてはやされるのは、その自国のマーケットはもちろん、エンジニアリングの人手であるということも関係があると思う。「トヨタ　ソニーは　ソフトウエアーの世界では生き残れない」とSHIN。「だって、プログラムの不具合は必要悪…バグでてもいいじゃん！　つぶしてゆきましょ！」　そういう発想は真面目な日本人にはできないでしょ、ということ。IBMまでは違ったのですが、バージョンという概念を取り入れたマイクロスフトから、ビジネスのあり方が大きく変わったらしい。僕も、どちらかというと いいじゃん！の性格なので、すぐにでも暮らせそうと思うが、プログラミングのプの字もわからないので残念であります。最後にSHINをご存じの方に　彼のプライベートを少しご紹介。ロスガトスという閑静でこじんまりとした上品な街並みが気に入り、近くのサンノゼに奥さんと３人の子供に囲まれての生活。もともと奥さんとの出会いは「メアリィー・J・ブリッジ」のコンサートのチケットをネットで売りに出した奥さんに、彼がコンタクトを取ったことが始まりらしいです。奥さん曰く　「山本小鉄の“それでもプロレスの味方…”を知っていたり、We AreThe Worldの全員の名前が言えたり…、なまこ好きな私のために、こっちでなまこが食べられるレストラン探してくれたり…」「とにかくいろいろ物知りなうえに、   私にもわかるように解説してくれる」「カリフォルニアに来て１カ月くらいで知り合ったのですが、  ああ　ここにほっとする日本人がいた…って感じでした」長女のハナは地元の小学校に通い（土曜日には日本語の補習校にも通う）、２歳になる妹のサラは、ママ大好きで、手のかかる盛り、加えて、生後７か月のルーク…と夫婦の日常は、なかなかに騒がしいようですが、この先、子供たちが成長するに従い、向こうでの生活も変わってきて、それもまた楽しい…そう思えるご夫婦でしょうから安心です。月に１度くらいは日本に来られるので　またお会いできる日を楽しみに僕はしています。</content>
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    <title>インフル</title>
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      <name>Monya-United</name>
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    <updated>2009-11-17T23:13:00+09:00</updated>
    <published>2009-11-17T23:15:20+09:00</published>
    <modified>2008-06-27T21:40:23+09:00</modified>
    <summary>坂を転げ落ちるように寒くなってきた。深まる秋という情緒さを感じる間もない。年の瀬を迎える前に…今年1年のことを思い出し…整理して反省して来年を準備する…そういうことをゆっくり考えるために、この季節はある。せわしない師走の前にこそ意味があるのだが…この寒さでは一挙に今年の終わりが来てしまう。都市(正解には近郊)特有の薄寒い感じが、なんだか忘れ物をしている気にもなり落ち着かない。ボクは風邪をあまり引かない。思い返しても…ここ2、3年は引いていないと思う。まぁそれどころではなかったから…ウィルスも遠慮してくれたのだろう。周りには、風邪を引いた…と言う友人が増えている。新型なのか季節性なのか、はたまたただの風邪(笑)なのかわからないので、簡単にお見舞いの言葉も言えない。「なんか食べて、あったかくして、じゃんじゃん寝なさいね」なんて訳ではないこともある。後輩のTは、よく風邪を引く…それも春先や盛夏だったりするものだから…聞かされても、あまり緊張感はない。ただ、T君の風邪は、家族の誰かがいったん風邪にかかると…必ず家族全員に伝染するらしく…大事となる。たいていは、まず子供たちが順番にかかり、ついで奥さん…最後に本人という順になることが多いという。小学生の持ち込んだウィルスにやられるって、どこまで免疫ないんだキミは…なんて軽口を この時期は言えない。新型インフルエンザと言えば、文春で小林信彦さんが怒っていた…しかも2回に渡り。いつも思慮深く 博学明晰な彼が、ある人物を名指しで実名で怒っていたのでびっくりした。発端は同誌の阿川さんのコラムに、厚労省医系技官の木村盛世さんがゲストに来られ「健康局長のU氏は、新型インフルエンザのワクチン輸入を阻止し、　ワクチンを国内の弱小4社にしか製造を許可していない…　この理由がU氏個人の利権と天下り先のため」と暴露したことによる。厚労省には医師免許をもった医系技官が250人いて…まるで役に立たないことは…なんだか聞いていたが、ご自分が“実際に見聞き”したことをお書きになる小林氏が、「たまったものではない」と他人のコラムを読んでここまで怒ることも珍しく…そちらの方が気になった。風邪を引かない馬鹿ものは鈍感なのだろうか。しかしこの件のU氏…事実ならばもっと糾弾すべきなのだが…あまり報道されている記憶がない。自らの不勉強を顧みず「官僚主導がおかしい」と言う輩が可笑しい…と思っていたが、おかしい官僚を白日に晒すことが出来ないモラルが蔓延していることがもっとおかしいと思う。…と ここまで書いたらパソコンが 落ちた。…半年前から…液晶画面を持ち上げると真っ白くなってしまうので…キーボードから10cmしか持ち上がらず…覗き込んで使っていたが…ついに先ほど…旅立たれたようだ。最期に「キュウン…」と一声哭いて。良純さんのアドバイスに従ってタウンページを探すことにします …携帯で打つのは疲れるので…復旧まで お休みです。寒くなります 風邪などに負けませんよう…ご自愛を</summary>
    <content type="text">坂を転げ落ちるように寒くなってきた。深まる秋という情緒さを感じる間もない。年の瀬を迎える前に…今年1年のことを思い出し…整理して反省して来年を準備する…そういうことをゆっくり考えるために、この季節はある。せわしない師走の前にこそ意味があるのだが…この寒さでは一挙に今年の終わりが来てしまう。都市(正解には近郊)特有の薄寒い感じが、なんだか忘れ物をしている気にもなり落ち着かない。ボクは風邪をあまり引かない。思い返しても…ここ2、3年は引いていないと思う。まぁそれどころではなかったから…ウィルスも遠慮してくれたのだろう。周りには、風邪を引いた…と言う友人が増えている。新型なのか季節性なのか、はたまたただの風邪(笑)なのかわからないので、簡単にお見舞いの言葉も言えない。「なんか食べて、あったかくして、じゃんじゃん寝なさいね」なんて訳ではないこともある。後輩のTは、よく風邪を引く…それも春先や盛夏だったりするものだから…聞かされても、あまり緊張感はない。ただ、T君の風邪は、家族の誰かがいったん風邪にかかると…必ず家族全員に伝染するらしく…大事となる。たいていは、まず子供たちが順番にかかり、ついで奥さん…最後に本人という順になることが多いという。小学生の持ち込んだウィルスにやられるって、どこまで免疫ないんだキミは…なんて軽口を この時期は言えない。新型インフルエンザと言えば、文春で小林信彦さんが怒っていた…しかも2回に渡り。いつも思慮深く 博学明晰な彼が、ある人物を名指しで実名で怒っていたのでびっくりした。発端は同誌の阿川さんのコラムに、厚労省医系技官の木村盛世さんがゲストに来られ「健康局長のU氏は、新型インフルエンザのワクチン輸入を阻止し、　ワクチンを国内の弱小4社にしか製造を許可していない…　この理由がU氏個人の利権と天下り先のため」と暴露したことによる。厚労省には医師免許をもった医系技官が250人いて…まるで役に立たないことは…なんだか聞いていたが、ご自分が“実際に見聞き”したことをお書きになる小林氏が、「たまったものではない」と他人のコラムを読んでここまで怒ることも珍しく…そちらの方が気になった。風邪を引かない馬鹿ものは鈍感なのだろうか。しかしこの件のU氏…事実ならばもっと糾弾すべきなのだが…あまり報道されている記憶がない。自らの不勉強を顧みず「官僚主導がおかしい」と言う輩が可笑しい…と思っていたが、おかしい官僚を白日に晒すことが出来ないモラルが蔓延していることがもっとおかしいと思う。…と ここまで書いたらパソコンが 落ちた。…半年前から…液晶画面を持ち上げると真っ白くなってしまうので…キーボードから10cmしか持ち上がらず…覗き込んで使っていたが…ついに先ほど…旅立たれたようだ。最期に「キュウン…」と一声哭いて。良純さんのアドバイスに従ってタウンページを探すことにします …携帯で打つのは疲れるので…復旧まで お休みです。寒くなります 風邪などに負けませんよう…ご自愛を</content>
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