紋谷のソコヂカラ

欲情の作法 [映画]

投稿日時:2009/02/24(火) 22:00

突然、宅配便で送られてきた。
…この本を読んで、感想をブログに書いて欲しい。
というメッセージがついて。
 
「欲情の作法」 著;渡辺淳一 幻冬舎


 
渡辺淳一さんは、別段 嫌いな方でもないし、
どちらかといえば目指すべき男像を体現されているなあ
…と常々感じていたし、
送り主も知った相手なので、
まあ、別段、どうということもないのですが。
 
人に、感想を書けという、
その心中を思い図ると…笑ってしまった。
 
おそらくは、こうである。
「興味があるんだけれど、読むのが…
 読んでいるところを人に見られるのが恥ずかしい。 
 だから、会社では 読めないし、電車の中もはばかられる。
 家で読むのはもっての他だ。
 
これが、文庫本ならなんとかなるが、
ハードカバーの新書となると、
なんか気合入れて、読んでいるみたいで…余計に恥ずかしい。
…でも、中味は気になる…」
 
僕は、人に頼まれると、
わりと断れないタイプの人間あるということまで
察しての行動であるところが、少し、癪にさわりますが…
せっかくのオーダーなので少々思うところを。
 
ひと晩…正確には 布団に入りながら…
1時間くらいで読んでしまいました。
 
そのペースで読んでよい本です。
といっても、意味がないということはなく、
それなりに楽しく読める内容でありました。
 
いちおう、「恋愛のできない男女に向けて」という内容ですが、
これは、完全に 男子の人生の先輩が
若いおまえら!がんばんなさい! 
…という男から男への応援歌です。
 
そもそも男は振られてなんぼ…
なぜか?…
たどりつける精子は1個じゃないか。
 
心を入れず褒めなさい、
そうして、四兎も五兎も追いなさい。
…だって本質は、やりたいだけではないか。
 
女性は、精神的~肉体的に変化してゆく…
その欲望の二律背反、だから難しい。
 
受け入れる性の立場を考えろ!
…そこへの思いやりなくして成就はならない。
 
もちろん、女性への指南もあります。

男は派手な下着は大嫌い。 
ネールアート?
…あんなものに、美しさは感じない。
かさばった髪…
論外。
 
共通して惹かれるのは“清楚”
時に、ご本人の経験談や、
医学的な考察(お医者さんでしたから)を交えて、
まあ、こんな応援歌が流れてくる本です。
 
「いわずもがな」というより、
こういう話しは、男同士ひそやかに 
飲み屋の隅で、行うべきところが本来の“作法”ながら、
堂々と出版してしまう。
そこのところが…この本…
渡辺さんのいちばんのすごいところでしょう。
 
僕個人が、この本の内容…そのものを…どう感じたか? 
これを語るのは、いろんな意味で「危険」ですが(笑)、
あえて、いうなら 

目新しい発見はなく…ああそうそう。
という感じでした。
 
自分には不用な本といえばそうですね。
 
いまの世にこういう本が必要なことはわかりますが、
その意味では、わかっているやつはわかっているので、
わからない…もしくは、
まだ知らない男子には、読んで欲しい。
 
Yさん。あなたがどちらかであるかといえば、
わかっていても、出来ない人なのでしょうから、
読んで、なにかが変わるかといえば…
もう、その歳では…あきらかに無駄です。
 

 
第81回アカデミー賞が決まりました。

今回は、どうしても観たくて、WOWOWを録画しました。
作品 そのものは観ることができていないので、
何かを、誰かを応援するのではなく、
 ハリウッド不況の中、このエンタメ最高の祭典をどう開くのか…
そこに興味がありました。
 
まずはオープニング…
さすがトニ賞受賞のヒュージャックマンでした。
 
ブロードウエイでは新作も含め4割が、興行を打ち切る中…
やはりこれこそが、ざっつ えんたーていめんと!
とばかりに主要作品 ミュージカルし立てで紹介。 

いつもより会場が小さいこともあり、
目の前の並み居るスターを次々にいじりながら、
自分の世界に引き込んでいく姿は…
髭生やして つめ伸ばして 敵と戦うあの映画からは
想像もつかない存在感でした。 
ピープル紙が選らんだ「いま一番イケテル俳優」という肩書き通り。
 
主要な俳優賞の発表では、往年の同賞受賞者を 
プレゼンテーターに呼ぶのは、以前も見られた試みですが、
候補者の数だけ、そのスターを壇上に立たせ、
ひとりひとりの紹介を
それぞれにしてみせてくれた趣向もよかったです。
 
デニーロとホプキンスや 
ソフィヤローレンとシャーリーマクレーンの並ぶ姿に、
客席 スタンディング…
 
さて受賞自体をひと言でいえば、こういうことになります。
 
作品としては「スラムドッグ ミリオネア」 が一番でしたが、
低予算映画、スターもいないので、
その分、俳優部門の賞はいろんな方に
チャンスがまわってきちゃいました。
 
受賞のコメントは主演男優賞のショーンペンと 
同女優賞のケイトウィスレットに感動です。


 
ケイトは
「自分はこの賞を獲ることを夢見ていた、
 小さい頃、お風呂でシャンプー片手に受賞コメントの練習していた」
「パパ!どこにいるの?口笛で教えて!」

~ピュー♪~応える父 

「私が メリルストリープと同じ場所にいるのよ、信じられる。
 メリル、私にとってのあなたはそういう人なの 目標なの」と
受賞を逃した先輩へのコメント 
そういうすべてが、本音で語られている姿は美しかった。
 
ショーンはなにかしでかすか? 


と期待しましたが。
その陳腐な予感を吹き飛ばす、内容で、
 
「アカデミー会員には ホモとアカばかりじゃないの」
とはじめは毒舌ながら、
最後は受賞際対象作の「MILK」のテーマでもある、性差別の撤廃を

「人はみんな平等だと理解しないと、いつまでもダメのままだよみんな」
と言い切り、中でも僕が、感動したのは

「映画俳優がみんなすばらしいわけではない。
 社会的にすばらしい人が ほんとうにすばらしいんだ」

というメッセージと、これまた同賞の候補者、
復活したミッキーロークを気遣い

「われわれの中にもいろんな苦労がある、
 それを乗り越え戻ってきた彼を尊敬する」
という配慮。
 
やはり、すぐれた俳優は、
すぐれたメッセンジャーになりうるのだなあ 
と改めて痛感した 授賞式でした。
 

「おくりびと」よかったですね。
 
もっくんは ファンシーダンスからのファンでして、
少し思い巡らせましたが、わりと役はどの作品も似ていて、
いうなれば

「それなりに プライドもあるんだけど 
 小市民の代表のような男の子が色んな苦難で、
 その醜態をさらけ出しながら成長して、結局、強くなっちゃう」 
そんな役回りの多い俳優。
 
というか、そういう作品での設定を忠実にこなすことが 
似合う俳優といったほうがよいのでしょうか。
 
中期となる「遊びの時間は終わらない」「ラストソング」
「RANPO」このあたりのもっくんは 
自分の演技と言うものが決まっていなかった感じがしました。 
彼の本当のナイーブなところは殺されてしまっていた感じ。
 
でも、1998年 三池監督の「中国の鳥人」 
 
この映画は 僕の人生邦画ベスト10に入るほど好きな作品ですが、
ここから、またもっくんは復活しました。
(あくまでぼくはそう感じたという話し)
 
「双生児」や「スパイゾルゲ」は 
作品どうこうより、もっくんがよかったし、
 
中でも2007年の 「夜の上海」



これはお勧め。
これを機会に ぜひ見直してあげてください。 

よろしくお願いします。
 
最後に まあ いろいろありますが 
アンハサウェイ 僕はあなたが大好きです。  
 

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