紋谷のソコヂカラ 2011/7

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銀河からの電話

投稿日時:2011/07/25(月) 19:52

前回 前フリした“ぼくのとっておきの場所”に
ついて書こうとしていたら、銀河から電話が入った。
 
銀河とは 小三になる男の子のことで、
ぼくの大切な友人のひとりだ。
 
「もんやさん 来週の舞台
 ぼくがはじめて主役をやるから観に来てね」
 
というお誘いの電話。
 
鎌倉こどもミュージカル 
第4回公演 「あまんじゃくの桜貝」

1日3公演のうちの2回を 
銀河は主役で出演するらしい。
 
場所は大船にある 「鎌倉芸術館」 
鎌倉こどもミュージカルは 
児童劇団「大きな夢」を親団体に持っている。
 
鎌倉こどもミュージカルの
第1回公演から出演している銀河は、
この「大きな夢」の舞台にも参加している、
小三ながら すでに実力派のベテランなのである。
 
「あまんじゃくの桜貝」というのは、 
あまんじゃく(あまのじゃく)の言われを
モチーフにした子供劇で、
それをミュージカルに仕立てている。

とある漁村が舞台で、同じ年頃の子どもたちから、
あまんじゃくとして疎んじられる少年が、
この場所に母親と越して来た、サチという少女と出会い 
だんだんと生来の優しい心根を取り戻してゆく
というお話し。
 
銀河はこのあまんじゃくのゲンタ少年を演じる。
 
大切な友人ではありますが、
気持ちとしては保護者の気分 
銀河が登場してくるや否や、
ドキドキしてしまった。

声は出ているか。
台詞は忘れないか。
気持ちはノッテいるか。
…自分でも笑ってしまうくらい緊張した。
 
しかし、さすが 銀河であります。 
その名に恥じない堂々とした演技っぷり。
前半の“クセのあるあまんじゃくの風体”を
きっちり魅せてくれます。 

観客にも子供が多いせいか、
飽きさせないように1時間半の内容の
ちょうど半分で休憩を入れて、後半へ。
 
村の嫌われ者が 美しい少女サチと出会い、
戸惑い、変わってゆくシーン
 
このあたりは さすがに難しいのか 
前半の勢いが少しなくなってしまった感じ。
 
それもほんの少し、優しい心根えお取り戻して以降は、
もとの銀河に戻ってくれました。 

よかった。
 
30人以上いる 劇団員をすべて舞台に立たせ 
踊り 歌わせるミュージカル。
 
簡単に見えて演出の苦労は伺える。 
わらべ歌を少しPOPにアレンジして 
子供たちがさまざまに遊びながら
舞台を駆け回るシーンは好きでした。
 
蜷川幸雄だの 野田MAPだの 串田さんだの 
最近観ていたので、こういう、誰も悪くない 
優しいもので包まれた 
ほのぼのとしたテンポの舞台を観ると、
ほっとします。
 
銀河お疲れさまでした。


 

しかし、銀河という名は 
よくつけたものだと感心する。
 
そして、小三にしてその名前以上の
“大物ぶり”を発揮していることに 
なんとも感心する。
 
余談だが
 
昨日、とあるお役所の女性と、
最近の子供の名前の付け方についての話になった。
 
彼女は、仕事がら毎日 
さまざまな名前に遭遇するというが
 
「顔にも口にも もちろん出しませんが
 最近の名前の付け方はおかしい
 といつも感じるんです」
 
「ああ わかります
 音で読ませて 漢字を当てはめる
 結果 二十歳になったら
   ハズかしいだろ 的なやつでしょ」
 
「そうそうほんとうにそうです」
 
「蹴人で シュート   …
 サッカーもキックボクシングも
   やらかい人生を送ったらどうすんだ…って」
 
「美音羅で ヴィオラちゃん 
    … お母さんのご趣味なんでしょうが…」
 
「組み合わせた漢字に意味はなく
 音でゆくなら いっそ
   カタカナにしてあげればって思う」
 
「昔の暴走族の 夜露死苦
 ってのと同じ発想」
 
「ほんとうに多いですよ最近」
 
「名前は絶対に体を表す
 って思うのですよ
 でもこの手の名前は表しようがない」
 
「ネットで見たんですが
 “野風平蔵重親”って名前付けられた男の子とか…
    これは音じゃないですが」
 
「…はい!?
 歴女のお母さん?
    にもほどがあるでしょ」
 
「葉輪子…で ぱりんこ とか…」
 
「…マジですか?? パってどうなんだ パッって…」
 
「優留姫 …というのもありました」
 
「…? ゆるひめ?… 」
 
「いや これで ゆるめ って読ませるらしいです」
 
「うーん それは女の子には どうなんだろ?」
 
「それが…(笑) 男の子なんです」
 
「はあ?」
 
「将来の姫(奥さん)に優しくできるように
    …という意味なんですって」
 
「……… ただ悲しいですね」
 
 
と、この余談は盛り上がり続けたのですが 
大きなお世話だとクレームがきそうなので 
止めますが… 

少し突拍子もない名前かなあ~   と思ったら 
書類を提出する役所の窓口で
いったん深呼吸しましょう。

なんとなく不安なら ボクに連絡ください。 
帰って、彼女が見たというサイトを確認しましたら 

あるわあるわ…びっくりです。
でも、傍らに こんな名言ものっていました。
 
「…何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、
   浅才の人の必ずある事なりとぞ」

   ~徒然草
 
 
◆◆◆
 
クーラーを使わない替りに 
お勧めを受けて 
最近 水枕を愛用しています。

今時のヤツではなく 
あの昔ながらの

「茶色いゴム製で 氷水入れて
 端を金具で留める…あれです」

 
びっくりするほど涼しくて 
まことに快適です♪ 

ぜひぜひお試しあれ。

全部の都道府県に、行ったことがありますか?

投稿日時:2011/07/11(月) 23:12

通過しただけ というのは含めずにです。

僕は、昨年 やっと達成しました。
どの県もまだ行けていないエリアが
たくさん残っていますから、
制覇と呼ぶにはおこがましいですが、
それでも、最後の青森県に
足を運んだ時には小さな達成感がありました。
 
四十を過ぎても、温泉以外に 
わざわざ日本のどこかに行こうと思ったことなどなく、
時間があるなら海外だ…
とここまで生きてきた僕が、
全県踏破(適当な言葉がないですね)できたのは、
友人の旅の仕事に便乗出来たおかげでした。
 
あるテーマが軸になる企画でしたが
訪れるエリアは僕が決めてよい
という話となり、だったらと
ここぞとばかりに行けていない
未踏エリアを推したわけです。
 
その段階で僕の未踏の県は
島根 鳥取 三重 和歌山 青森 鹿児島
の6県 
 
どこかに行く途中で、思いついて下車して、
ぶらり散策ということができない。

「よし行こう!」と決意しないと
なかなか行く機会のないエリアです。
 
山陰の2県は 前からその存在は気になっていて
中国地方の北側に張り付き 
山陽地方からも山越えになり容易に入れず
こうなんというか陸の孤島として取り残され、
独自の風土が形成されているそんな匂いが漂う場所。
 
同じ意味で紀伊半島の2県 
こちらも 東から西への大動脈からは
外れている上に、半島の中央は険しい山ですから、
最短距離をすいすい行ける場所ではありません。
 
青森と鹿児島はともに本州の外れ 
こちらも 目的がなければ訪れない場所。
 
そういう意味では残るべくして残った6県なのでした。
 
僕の場合  

境界線(ボーダー)や吹き溜まり どん突き 

こういう場所になぜか妙に惹かれてしまう。。
 
海外で言えば ボーダーの極みはイスタンブール 
…アジアとアフリカとヨーロッパの文化が
行き交い混じり合い、長い年月の間に佇む…
もう、日がなボーっとしているだけでも
嬉しくなるそういう場所です。
 
吹き溜まりはチェコやボスニア・ヘルツェゴビナ
どん突きはポルトガルの感じ、

南米などは国と国との境界がしっかりしているのに、
全体的にあいまいで
コントラストをあまり感じないので、
境界線や吹き溜まり、
どん突きという観点では語れない気がします。

もちろん こちらは都市部のカオスな
感じがまた違う意味で良いのですが。
 
話を国内に戻します。
 
吹き溜まりを期待して島根、鳥取と三重、和歌山
どん突きの果てになにがあるのかを期待して
青森と鹿児島 分けるとこうなります。
 
ちなみにすべての県に友人がおります。 

はい わかってます 
吹き溜まりとか どん突きとか ひどいですよね 
ごめんなさい差別表現(笑)

…でも、もちろん“良い意味で”ですから 

えっ? 良い意味で吹き溜まりって、意味がわからん?
ですって。良い意味ですよ 

わが故郷 静岡なんてどう頑張っても 
吹きだまらないし どん突きらない …?

東から西から蹂躙され やれ、
「まだ静岡なのか?どんだけ長いんだ!」とか
「うなぎパイは夜のお菓子って…意味わかんね」とか
「毎日うなぎ食ってるだろ」とか 

さんざん言われるのです 
そのわりには 静岡の人って… 
いいひとっぽいと決めつけられ 
富士山と伊豆もそうだよね…
うん、もちろん知ってるし、
行ったことあるけど?
…全体的には知らないって県でして、
かなり悲しい立場なのです。
 
 
最後に残った4エリア6県 
ひと旅ひと旅 なかなか趣のある道行きでした。
 
なかでも、個人的にいちばんよかったのは 
青森です。
 
昨年の夏 ねぶた祭りにからめたことと、
らっせらー♪  だらけの居酒屋 
ひとりで下北半島をバスで巡ったこと 
夏の盛りの恐山 イカ釣り港のばあちゃん
やっと行けた寺山修司記念館 
酸ケ湯温泉 青荷温泉 
ぜんぶまとめて “どん突き”の濃さを感じました。 



五能線を逃したので 
次回はぜひ西回りでエントリーして、
津軽半島も回りたい。 
 
さて、まあとにもかくにも 
これで全県踏破をした もんや。
 
「それではもんやさん。
 あなたが行った日本で、いちばんよかったと思える場所
 いちばん好きな場所 何度でも行きたい場所
 むしろ住んでもいいなあって思えるくらいの場所は
 ありますか?」
 
と聞かれれば …
……あります。 

たったひとつ。出来てしまいました。 

日本でこんなに恋焦がれる場所ができるとは 
実は思ってもいませんでした。
 
ということで 次回はその場所について 
お話しします 

って 前フリでございます。

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